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VTES

2010年05月27日 | オイルリーク

Vtes

前回はターボチャージャーの特殊な例を紹介したが、ヨーロッパでは厳しい燃費規制が敷かれるのでVW TSIエンジンをはじめとする小排気量エンジンを過給する方法が主流になりつつある。

これはイギリスのCPTという企業がちょっと前に発表した過給器。独特のかたつむりの形からターボチャージャーを思わせるが、下半分は電気モーターだ。

要するに電気式スーパーチャージャーだが、最高回転は70.000rpmだという。

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Vtesavl ttp://paultan.org/2009/09/23/vtes-electric-supercharger-shows-impressive-results/

VTECではなくVTESなのだが、1.2Lのエンジンに取り付けてテストしている。

The VTES system can provide a viable low cost micro-hybrid solution, significantly increasing an engine’s air charge density over the critical first 10 combustion cycles of a low speed transient. The supercharger’s speed can increase from zero up to 70,000rpm in less than 1/3 of a second. Adding 25kW at the crank at low engine speeds via VTES costs significantly less than a 25kW assist electric motor. It uses standard 12V power.

ターボチャージャーは排気で回すのだから、当然回転数がある程度高くならないと効率が上がらないが、電気で回せば低回転から効き、3000rpm以下でもトルクは5割り増しだという。しかし加速時は350アンペアも必要だ。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
先日は私のコメにご返答いただき、またブロクも見... (くりぞう)
2010-05-27 18:23:04
先日は私のコメにご返答いただき、またブロクも見ていただいたようで、
ありがとうございました。

私の自転車バイク(モペット)は改良も進み、安定した性能を発揮しております。
まぁ何時、どこが壊れても不思議じゃない乗り物ですが。

さて、こちらの電動スーパーチャージャー。今年の「人とくるまのテクノロジー展」には
排気側の発電機と、従来の交流発電機にスターター機能をもたせた3デバイス
を出品していたそうですよ。

アイデアとしては面白いですが、複雑になるほどハイブリッド車との差別化(メリット)が
難しくなるような気がします。25kwのモーターより消費電力は少ないですが、
トルクを出すのはあくまでエンジンなので、その分燃料消費も増えますし…。

下の2スト+ターボも面白いですが、ロータスエンジニアリングの2スト直噴
と組み合わせればさらに飛躍的にパワーが高まりそうですね。
返信する
横レスで失礼してしまいますが ()
2010-05-27 20:19:38
横レスで失礼してしまいますが

くりぞうさんの話は面白いですね
市場や差別化……っと言う話は何だか難しいし(自分としては)それでそれでおそろい技術の開発が阻害されてしまうのは非常に複雑な気分ですが……

排気ガスを使った発電は自分も同じ事を思っていたのですが、例えばコレをターボでなくハイブリットの発電にあてればいい気もしてしまいますし、
 
前の記事で形状記憶合金を使った回転の確保や何かのコメントでも排気熱を使ったペルチェ素子での発電?などもあったと思います
どちらもターボ・電動ターボ・ハイブリットと全てに有用な気がしてならないです
返信する
くりぞうさん、 (ピストン)
2010-05-28 00:10:08
くりぞうさん、
まあ実は「人とくるまのテクノロジー展」のヤツを見てこの記事を書いたのですが、
夜も遅くなってココで終わってしまった次第です。
CPTは確かに他社と違ったアプローチをしていますが、
結局水冷で冷やすとなると複雑になって、それほどコストは下がる気がしませんね。
月さん、
過去も様々な試みがなされていますが、
現在は電子コントロールがすごい量で入り込んでいますから、
どこに集約されるかは想像はつきません。
この変化をリアルで楽しんでください。
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