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昨日の記事はこの記事の冒頭にする予定で書いていたら、思わぬ展開になり時間がなくなってしまいました。
しかし、現在ブログランキングの1位の”しんたろう”さんは、ずっとトップに君臨しているだけに手強いですね。
プライマリーハウジングの裏側です。
①はまだホースをつけていないですが、ココからクランクケースの圧力の変化を利用して、ハウジング内のオイルを回収します。
②はクランクケース内とオイルタンクとの圧力を均一にする通路になっています。
③はプライマリーチェーンを潤滑するため、ポンプからオイルを送るホースです。
④はチェンジペダルのリンクですね。
前時代的なブリキ製のスターターシャフトが通る仕切り板です。シールにはOリング!
クランクケース側にはOリングが付きます。
このOリングもドライの状態でハウジングを取り付けると、ハウジングのカドでキズつける可能性があるので、ワタシは滑らせるために液体ガスケットを使用します。
*このOリングはエボのものとよく似ていますが、太さが違うため(エボのが太い)しようできません。
もし使用するとハウジングを壊してしまいます。(経験済み!)
準備ができたらハウジングを嵌め込む前に、スターターシャフトを組み込んだり、ホースをつなげたり、各部を同時に作業しなければならないので、一旦はこの状態で保持しておきます。
オイル回収のホースはこの段階でつなぎます。
Oリングを損傷させないように気をつけて、仕切り版にスターターシャフトを通して、モーターのリダクションギアに押し込みます。仕切り版にはガスケットを液ガスなどで固定しておいたほうが良いでしょう。
ココは中々難しく、集中力が要求されます。
スターターシャフトのシフトカラーの溝にシフトアームの先端が入っているかも注意しないと・・・・・。
各部を無事に取り付ける事ができたら、給油ホースなどを挟み込まないように気をつけながら、ハウジング固定用のボルトやナットを締め付けます。
*トランスミッションはプライマリーハウジングで位置決めされるので、ハウジング固定用のネジを締める前には、トランスミッション固定の5本のネジは必ず緩めておきます。
ワタシは更にしつこくハウジングとミッションのネジを仮締め、緩め、仮締め、本締めと繰り返して、エンジン・ハウジング・ミッションの相関位置を無理のないように気をつけます。
無理のある取り付けはハウジングのクラックの原因になります。
最後にハウジング内に突き出たメインシャフトが手で軽く回す事を確認します。
クランクケースの後ろ側2本の5/16ボルトは頭部に穴があいているので、ワイヤーロックで緩み止めをします。
ワイヤーのロックはネジが締まる方向に引くことに注意を。
プライマリーチェーンのアジャスターが付くプレートは、プライマリーハウジングのキットにも付属していたのですが、写真のようにメッキしてありますので、今まで付いていた純正部品を使う事にしました。
*このような硬化処理してある部品にメッキは禁物なのです。
水素脆性という作用によって鋼が脆くなってしまうのです。
プレートの取り付けスクリューには、緩み止めとオイル洩れを予防するために、ロックタイトを使用しました。
このプライマリーハウジングの組み立てはワタシも正直言って「面倒くさい」で、オープンプライマリーのなんと単純で、整備性の良い事かといつも思います。
ショベルのミッション廻りのオイル洩れが整備しにくい理由のひとつでしょうね。
昨日の記事はこの記事の冒頭にする予定で書いていたら、思わぬ展開になり時間がなくなってしまいました。
しかし、現在ブログランキングの1位の”しんたろう”さんは、ずっとトップに君臨しているだけに手強いですね。
プライマリーハウジングの裏側です。
①はまだホースをつけていないですが、ココからクランクケースの圧力の変化を利用して、ハウジング内のオイルを回収します。
②はクランクケース内とオイルタンクとの圧力を均一にする通路になっています。
③はプライマリーチェーンを潤滑するため、ポンプからオイルを送るホースです。
④はチェンジペダルのリンクですね。
前時代的なブリキ製のスターターシャフトが通る仕切り板です。シールにはOリング!
クランクケース側にはOリングが付きます。
このOリングもドライの状態でハウジングを取り付けると、ハウジングのカドでキズつける可能性があるので、ワタシは滑らせるために液体ガスケットを使用します。
*このOリングはエボのものとよく似ていますが、太さが違うため(エボのが太い)しようできません。
もし使用するとハウジングを壊してしまいます。(経験済み!)
準備ができたらハウジングを嵌め込む前に、スターターシャフトを組み込んだり、ホースをつなげたり、各部を同時に作業しなければならないので、一旦はこの状態で保持しておきます。
オイル回収のホースはこの段階でつなぎます。
Oリングを損傷させないように気をつけて、仕切り版にスターターシャフトを通して、モーターのリダクションギアに押し込みます。仕切り版にはガスケットを液ガスなどで固定しておいたほうが良いでしょう。
ココは中々難しく、集中力が要求されます。
スターターシャフトのシフトカラーの溝にシフトアームの先端が入っているかも注意しないと・・・・・。
各部を無事に取り付ける事ができたら、給油ホースなどを挟み込まないように気をつけながら、ハウジング固定用のボルトやナットを締め付けます。
*トランスミッションはプライマリーハウジングで位置決めされるので、ハウジング固定用のネジを締める前には、トランスミッション固定の5本のネジは必ず緩めておきます。
ワタシは更にしつこくハウジングとミッションのネジを仮締め、緩め、仮締め、本締めと繰り返して、エンジン・ハウジング・ミッションの相関位置を無理のないように気をつけます。
無理のある取り付けはハウジングのクラックの原因になります。
最後にハウジング内に突き出たメインシャフトが手で軽く回す事を確認します。
クランクケースの後ろ側2本の5/16ボルトは頭部に穴があいているので、ワイヤーロックで緩み止めをします。
ワイヤーのロックはネジが締まる方向に引くことに注意を。
プライマリーチェーンのアジャスターが付くプレートは、プライマリーハウジングのキットにも付属していたのですが、写真のようにメッキしてありますので、今まで付いていた純正部品を使う事にしました。
*このような硬化処理してある部品にメッキは禁物なのです。
水素脆性という作用によって鋼が脆くなってしまうのです。
プレートの取り付けスクリューには、緩み止めとオイル洩れを予防するために、ロックタイトを使用しました。
このプライマリーハウジングの組み立てはワタシも正直言って「面倒くさい」で、オープンプライマリーのなんと単純で、整備性の良い事かといつも思います。
ショベルのミッション廻りのオイル洩れが整備しにくい理由のひとつでしょうね。