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ピストンエンジンは永遠か!な?

バイクを中心に話題を紹介します

有鉛ガソリンって

2005年08月29日 | consideration

ジャイさんのブログで有鉛ガソリンの事がでてきて、牛込柳町を思い出しました。
調べてみると、1970年の5月にその牛込柳町交差点付近で、鉛公害が表面化したのです。そして同じ年の7月にはやはり日本で初めて光化学スモッグが発生しました。私は当時、自動車整備の専門学校に行っていたときなので、かなりショッキングな出来事だったのです。
時を同じくして、アメリカではマスキー法が可決したのですが、自動車メーカーなどの反対で実施がずるずる遅れました。しかし日本ではそのまま昭和53年規制として実施されました。当時の技術では非常に高いハードルで、規制に適合したクルマは笑っちゃうほど調子が悪く、箱根を上れないなとか、触媒が過熱して火事になるとか、悪名高きホンダCVCCとか、性能のレベルを何十年も引き戻してしまったのです。
世界中で環境問題が叫ばれている今では、そのときのメーカーの努力が実を結んで、低燃費とか信頼性の高さで日本車のクオリテイが認められているのでしょうね。


CONSIDERATION(考察)

2005年08月27日 | consideration

燃焼の項は如何だったでしょうか?
私としては、燃焼って爆発でなく「短い時間だけれど燃えているのだなあ」と、なんとなくイメージしていただければいいと思っています。
オランダ人のホイヘンスは、熱源に火薬を使う内燃機関のアイディアを17世紀の後半に考え出したのですけれど、その場合は爆発ですね。
ちなみにホイヘンスは、土星の環の発見者としても知られ、ベルサイユ宮殿の水役人の仕事をしながら、一日3000トンというその膨大な水の供給に内燃機関を使おうと考えたようです。
結局、水の供給には12mの水車を14台使い、残念ながらエンジンは実現しなかったようです。

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