三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「裁判所事務総局、ブラックリスト判事の人事評価を操作し地方に左遷」

2018年11月20日 | 韓国で
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/32144.html
「The Hankyoreh」 登録:2018-11-19 01:18 修正:2018-11-20 10:03
■裁判所事務総局、ブラックリスト判事の人事評価を操作し地方に左遷
 ヤン長官批判する書き込みに人事報復 
 裁判所事務総局の文書で初めて確認 
 パク・ビョンデ、ヤン・スンテも直接決裁 
 「不利益ない」というヤン元長官の嘘が明らかに

【写真】ヤン・スンテ元最高裁長官が6月1日午後、京畿道城南市寿井区始興洞の自宅近くの遊び場で、在任中に起きた裁判所行政処の裁判取引の波紋について話している=イ・ジョングン記者//ハンギョレ新聞社

 ヤン・スンテ最高裁長官時代の裁判所事務総局(行政処)が、最高裁判事の多様化などを求める書き込みを裁判所の内部掲示板に掲載した判事の人事評価を人為的に操作し、地方に“左遷”させた事実が事務総局の文書で確認された。司法壟断時代を触発させた「裁判官ブラックリスト」が具体的に実行された事実が明らかになったのは初めてだ。同文書は、パク・ビョンデ元最高裁判事(事務総局長)だけでなく、ヤン・スンテ元長官の決裁も受けたという。これに先立ち、ヤン元長官は6月の記者会見で、「不利益を受けた裁判官はいないと、自信を持って言える」と主張した。
 18日、ハンギョレが検察などを取材した結果、事務総局の家宅捜索で、文書の形で確保された「騒ぎを起こした裁判官の人事措置報告書」(2015年1月作成)には、裁判所の内部掲示板に最高裁長官の司法行政を批判したS部長判事の人事評定順位を格下げし、昌原地裁統営(トンヨン)支院に異動するという内容が書かれているという。S部長判事は2011年から水原(スウォン)地裁に勤務し、2015年2月の定期人事で統営支院に発令され、当時も最高裁長官が問題判事を手なずけるための人事だという批判があった。裁判官らは裁判所の人事システムにより「地方→首都圏→ソウル」の順で勤務するが、S部長判事はソウルで勤務すべき時期に首都圏で4年間勤務しており、次の異動で“配慮”されるべきだったにもかかわらず、むしろ最も遠い裁判所の一つに発令されたからだ。事務総局の「裁判官ブラックリスト」が実行された結果だという事実が、今になってようやく確認されたわけだ。
 S部長判事は2014年8月、当時のヤン・スンテ最高裁長官がクォン・スンイル事務総局次長を最高裁判事に推薦したことに対し、裁判所の内部掲示板に「最高エリート裁判官ではなく、人権に対する感受性を持つ法曹人に門戸を開いてほしい」という趣旨の書き込みを掲載した。さらに、2015年1月にも、最高裁判事候補推薦委員会がシン・ヨンチョル最高裁判事の後任にパク・サンオク韓国刑事政策研究院長などを推薦したことに対し、「積極的に最高裁判事の構成の多様化という価値を具現する必要がある」という書き込みを残した。最高裁長官が推薦権を持つ最高裁判事に関連してS部長判事が書き込みを掲載してから、事務総局が勤務地や事務分担など、様々な人事上の不利益案を検討し始めたのだ。
 これに先立ち、最高裁判所の内部調査でも、S部長判事の「性向」を分析した事務総局の文書が確認された。にもかかわらず、今年5月、最高裁(大法院)特別調査団(団長アン・チョルサン裁判所事務総局長)は「批判的な裁判官に対し、人事上の不利益を与えた資料は見つからなかった」と発表した。しかし、検察が関連書類を事務総局から確保したことで、「裁判官ブラックリスト」の隠蔽疑惑も浮上するものとみられる。検察は同日、S部長判事を呼んで文書内容を確認したという。検察は他の裁判官らにも人事の不利益があった事実を確認したという。ある裁判官は「自分と異なる考えを持っているという理由で、最高裁長官が裁判官に人事上の不利益を与えたのは、裁判官の独立の深刻な侵害だ」と批判した。

キム・ミンギョン記者
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/870764.html
韓国語原文入力:2018-11-18 23:10
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「大阪に「済州4・3犠牲者慰霊碑」建立」

2018年11月20日 | 個人史・地域史・世界史
http://japan.hani.co.kr/arti/international/32152.html
「The Hankyoreh」 登録:2018-11-19 21:26 修正:2018-11-20 07:15
■大阪に「済州4・3犠牲者慰霊碑」建立
 済州出身同胞、大阪の統国寺に 
 済州道内178カ村から持ってきた石を配置

【写真】18日午後、大阪の統国寺で済州出身在日同胞などが参加した中で「済州4・3犠牲者慰霊碑」の除幕式が挙行された=済州4・3研究所提供//ハンギョレ新聞社

 大阪に済州(チェジュ)4・3犠牲者慰霊碑が建立された。大阪は済州出身の在日同胞が日本国内で最も多く暮らす地域だ。済州4・3当時、多くの済州の人々が惨劇を避けて大阪などに亡命し、そこに根をおろした。
 18日午後、大阪市天王寺区の統国寺で開かれた「済州4・3犠牲者慰霊碑除幕式」には、4・3の時に日本に渡った済州出身の在日同胞1世をはじめ2、3世も参加した。
 在日本済州4・3犠牲者慰霊碑建立実行委員会(常任共同代表オ・グァンヒョン在日本4・3犠牲者遺族会長など8人)が主管したこの日の除幕式では、統国寺の僧侶が犠牲者の極楽往生と平和統一を祈り、犠牲者の遺族たちが慰霊碑を除幕した。
 慰霊碑は、高さ70センチの8脚の基壇上に高さ10センチの薄い基壇5枚を積んだ基壇部と、三角形の高さ240センチの塔で構成された。基壇の上部には、済州道内178カ村から持ってきた石を配置して、慰霊碑に意味を加えた。
 慰霊碑には、済州4・3の原因と展開過程が簡単に記録された。また4・3時期に済州島民が命を賭けて日本に渡り今日の在日同胞社会の主軸を成したことや、在日同胞の4・3真相究明運動の歴史も刻まれた。この日の除幕式は、在日同胞の募金と統国寺側の場所提供、関西済州道民協会の協賛によってなされた。
 慰霊碑建設実行委員会側は、4・3当時大阪に避難し身を守った済州島民を5千~1万人と推算している。
 日本では、4・3真相究明運動初期の1988年に東京で初めて公開的な4・3追悼式が行われ、東京と大阪で毎年4・3関連行事を行っている。

ホ・ホジュン記者
http://www.hani.co.kr/arti/society/area/870820.html
韓国語原文入力:2018-11-19 15:15


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20181118000900882?section=news
「聯合ニュース」 2018.11.18 17:04
■大阪に「済州4・3事件」犠牲者の慰霊碑 悲劇から70年  
【大阪聯合ニュース】韓国・済州島で1948年、朝鮮半島の南側だけでの総選挙実施は南北分断を固定化するとして反対した民衆の一部が武装蜂起し、軍や警察が鎮圧を名目に多くの島民を虐殺した「4・3事件」の犠牲者を追悼する慰霊碑の除幕式が18日、大阪市天王寺区の統国寺で行われた。大阪は済州島出身の在日コリアンが日本の中で最も多く住んでいる。慰霊碑は遺族会などでつくる在日本済州4・3犠牲者慰霊碑建立実行委員会が中心となり、事件から70年となる今年にあわせ設置を進めてきた。

【写真】統国寺で行われた除幕式=18日、大阪(聯合ニュース)
【写真】碑の下部には済州島から持ってきた石を置いた=18日、大阪(聯合ニュース)

 除幕式には大阪のほか、京都や東京などから訪れた在日コリアンら約500人が出席した。
 慰霊碑には故郷とのつながりを感じられるよう、済州島の178の里(村)から持ってきた石が並べられた。
 碑文は4・3事件について、約3万人の島民が犠牲になった悲劇だったと説明。事件前後に数多くの島民が命がけで日本に渡ったことなども記された。
 慰霊碑の建立は在日コリアンの募金や統国寺の敷地提供、関西済州特別自治道民協会などの協力で実現した。
 日本では1988年、東京で4.3事件の追悼行事が初めて開催された。事件から50年となる1998年に大阪で慰霊祭が開かれ、その後毎年慰霊祭が行われている。
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「DMZで初めて6・25戦死者の完全な遺体を発掘」

2018年11月20日 | 韓国で
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/32151.html
「The Hankyoreh」 登録:2018-11-19 21:25 修正:2018-11-20 07:12
■DMZで初めて6・25戦死者の完全な遺体を発掘
 頭から足まで温存…5体を追加発見 
 身元確認のためには遺族のDNA採取参加が必須

【写真】南北共同遺体発掘のための地雷除去作業が進行中の江原道鉄原の非武装地帯(DMZ)ファサルモリ高地で発見された完全な遺体=国防部提供//ハンギョレ新聞社

 南北共同遺体発掘のための地雷除去作業が進行中の江原道鉄原(チョルウォン)の非武装地帯(DMZ)ファサルモリ高地で、戦死者の遺体5体が追加発見されたと国防部が19日明らかにした。このうちの1体は、頭から足まで完全に温存された形態で発掘された。
 非武装地帯で完全な遺体が発掘されたのは今回が初めてだ。国防部は「遺体の足の下には戦闘靴の靴底まで残っていた」と伝えた。追加発掘された5体の遺体のうち1体は、地雷除去が完了した地域の交通壕で、残りの4柱は南北共同遺体発掘のための道路開設作業中に発見された。
 国防部は「遺体発掘鑑識団鑑識官による現場鑑識の結果、今回発見された5柱はすべて戦死者の遺体であると判定された」と明らかにした。遺体5柱が国軍兵士のものかは未だ確認されていない。国防部は「遺体を遺体発掘鑑識団中央鑑識所に移送し、身元確認のための精密鑑識とDNA分析を進める予定」と明らかにした。
 イ・ジンウ国防部副報道官はこの日、定例ブリーフィングで「現在、未収集または身元が確認されていない6・25戦死者は13万3千人余りで、今までに確保された遺族のDNAは3万4千個余りに過ぎない」として、「戦死者を一日も早く家族の元に送り届けるためには、遺族のDNA採取参加が必須だ」と話した。DNA採取は、戦死者の父方と母方、8親等以内の家族と子孫であれば可能だ。全国の保健所と保健支所、軍病院、地方兵務庁、徴兵検査場、そして予備軍などで採取できる。綿棒で口内の上皮細胞を採取する方式で実施される。

ユ・ガンムン先任記者
http://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/870819.html
韓国語原文入力:2018-11-19 16:34


https://japanese.joins.com/article/281/247281.html?servcode=200§code=200
「中央日報日本語版」 2018年11月19日16時05分
■DMZ地雷除去作業中に韓国戦争戦死者の遺骨5柱発見=韓国

【写真】国防部は南北共同遺骨発掘のための地雷除去作業中、江原道鉄原郡大馬里で遺骨5柱を追加で発見し、戦死者と判定したと19日、明らかにした。(写真=国防部提供)

 国防部が南北共同遺骨発掘のための地雷除去作業中、江原道鉄原(チョルウォン)大馬里(デマリ)で韓国戦争(朝鮮戦争)の戦死者の遺骨5柱を追加で発見したと明らかにした。
 この遺骨は12日、15日、17日、18日に見つかった。このうち1柱は完全遺体形態だった。国防部遺骨発掘鑑識団の現場鑑識の結果、すべて戦死者の遺骨と判定された。
 国防部関係者は「1柱は地雷除去完了地域の遺品・遺骨捜索中に交通壕で見つかった」とし「4柱は道路開設のための作業中に確認された」と明らかにした。
 大馬里は韓国戦争当時に南北が激しく戦闘した「鉄の三角地帯」の一つ。1951年11月から1953年7月まで国軍第2師団と第9師団、米軍第2師団、フランス大隊と中国共産軍が戦闘をした。
 現在ここには国軍戦死者およそ200人と米軍・フランス軍の戦死者およそ100人をはじめ、北朝鮮軍と中国共産軍の遺骨も埋もれていると推定される。
 これに先立ち国防部は「9・19軍事分野合意」に基づき、先月1日から地雷除去作業を進め、同月24日に初めて遺骨を発見した。その後、同月29日、今月5日にも遺骨が見つかった。
 追加で見つかった戦死者の遺骨は国防部遺骨発掘鑑識団中央鑑識所に移される。ここで身元確認のための精密鑑識やDNA分析など後続手続きが行われる見通しだ。
 一方、未収集または身元未確認の韓国戦争戦死者13万3000人に対して現在確保された遺族のDNAは約3万4000件。国防部は身元確認率を高めるため法の改正なども推進している。


http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/11/06/0200000000AJP20181106003900882.HTML
「聯合ニュース」 2018/11/06 17:23
■非武装地帯で新たに2柱の遺骨収集 朝鮮戦争戦死者と推定=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部の遺骨発掘鑑識団は6日、北部の非武装地帯(DMZ)にある「矢じり高地」(江原道・鉄原)で、朝鮮戦争戦死者のものとみられる遺骨2柱を新たに発見したと明らかにした。

【写真】矢じり高地で見つかった遺骨(国防部提供)=(聯合ニュース)

 同地では南北が来年共同で実施する遺骨発掘作業に先立ち、10月1日から地雷の撤去作業が進められている。同地では10月に2柱の遺骨が収集されており、いずれも韓国兵と確認された。今回発見された2柱遺骨については身元の特定を進める方針だ。
 朝鮮戦争中、矢じり高地では1951年11月から53年7月まで韓国軍と国連軍が中国人民志願軍と激しい戦闘を繰り広げた。韓国軍の戦死者は約200人、米国やフランスなど国連軍の戦死者は約100人に上ったとされる。北朝鮮兵と中国兵の遺骨も埋まっているとみられる。
 南北は9月に署名した軍事分野合意書に基づき、来年4月1日から10月31日まで矢じり高地一帯で遺骨発掘を共同で行うことにしている。その事前作業として、10月1日から11月30日まで地雷と爆発物の撤去作業を行っている。


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/31955.html
「The Hankyoreh」 2018-10-26 08:04
■DMZで朝鮮戦争当時戦死した韓国軍の遺骨を初めて発見
 遺骨発掘鑑識団、24日もファサルモリ高地で 
 認識票にはパク・ジェグォン…遺伝子分析中 
 文大統領「二度とこの地で戦死者が生まれてはならない」 
 南北軍事合意の共同遺骨発掘に先立ち 
 11月30日まで一帯の地雷・爆発物を除去

【写真】ファサルモリで見つかった大腿骨(左)と頭蓋骨の破片(右)//ハンギョレ新聞社

 非武装地帯(DMZ)内で初めて、朝鮮戦争当時に死亡した韓国軍の遺骨が発見された。
 国防部遺骨発掘鑑識団(鑑識団)は25日、9・19南北軍事合意書で合意した南北共同遺体発掘のための地雷除去作業中の24日に、ファサルモリ(矢じり)高地で初めて遺骨を発見したと明らかにした。鑑識団の説明を総合すると、今回発見された遺骨は2柱と推定されるが、認識票やM1大剣、M1弾など、遺品も一部発見された。遺骸が発掘された場所には、地上に大腿骨が、地下20センチの深さに肋骨と頭蓋骨の破片が埋まっていた。認識票には「大韓8810594 PAK JE KWON陸軍」と記されていたが、これまで確認の結果、認識票の持ち主は朝鮮戦争当時、国軍第2師団31連隊7中隊所属のパク・ジェグォン二等中士(現在の兵長)であることが分かった。鑑識団は当時の戦死と火葬報告書、部隊戦死者名簿などを通じて確認作業を行ったという。

【写真】今月24日、ファサルモリ高地で発見された認識票=国防部提供//ハンギョレ新聞社

 鑑識団は、この認識票が一緒に発見されたため、遺骨が韓国軍戦死者だと推定しているが、正確な身元は遺伝子分析を通じて確認する予定だと明らかにした。調査結果、故パク中士の2人の弟が生きていることが分かり、彼らの遺伝子サンプルを採取し、遺骨と一致するかどうかを確認する計画だ。兵籍には故パク二等中士が1931年生まれで、21歳で入隊し、1年4カ月後の1953年7月10日にファサルモリ高地(江原道鉄原内門面下徳剣里)で、死亡したと記録されている。
 国防部は25日、ファサルモリ高地現場で見つかった遺骨に対する太極旗(韓国の国旗)の棺包と略式祭礼を行った後、部隊内の臨時奉安所に遺骨を安置する方針だ。
 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は25日、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に「パク・ジェグォン大韓陸軍二等中士が戦死してから65年ぶりに私たちの元へ戻ってきた。今になってようやく彼に焼酎一杯でも供えられるようなった」とし、「もう二度とこの地に戦死者が生まれることも、65年が経ってから遺骨を探し出すこともあってはならない」と書き込んだ。
 ファサルモリ高地は韓国戦争当時、南北が激しい戦闘を繰り広げた「鉄の三角地」の戦闘地域の一つで、1951年11月から1953年7月まで韓国軍2・9師団や米軍第2師団、フランス大隊と中国共産軍が戦闘を行った場所だ。この地域には韓国軍遺骨200柱をはじめ、米軍とフランス軍の戦死者約100人、北朝鮮軍と中国共産軍の遺骨も埋もれていると推定される。
 今回発見された遺骨は「歴史的な板門店宣言履行のための軍事分野合意書」で約束した南北共同遺骨発掘推進地域で初めて発見されたものだと鑑識団は説明した。南北は9・19軍事合意により、来年4月1日から10月31日まで、江原道鉄原郡一帯で南北共同遺体発掘事業を推進することにした。これに先立ち、南北は事前の作業で、今月1日から11月30日まで、ファサルモリ高地一帯で地雷と爆発物を除去する作業を進めている。24日までに、同地域で地雷14発や爆発物187発、M1小銃や大剣など1252点が発見された。

キム・ジウン記者
http://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/867298.html
韓国語原文入力:2018-10-25 19:38


http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/10/25/0200000000AJP20181025001600882.HTML
「聯合ニュース」 2018/10/25 11:59
■韓国軍戦死者の遺骨を収集 地雷撤去中の北部・非武装地帯で初
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部の遺骨発掘鑑識団は25日、北部の非武装地帯(DMZ)にある「矢じり高地」(江原道・鉄原)で、朝鮮戦争による韓国軍戦死者の遺骨を発見したと明らかにした。同地では南北が来年共同で実施する遺骨発掘作業に先立ち、今月1日から地雷の撤去作業が進められているが、遺骨を収集するのは初めて。

【写真】矢じり高地で見つかった、韓国軍戦死者と推定される遺骨(国防部提供)=(聯合ニュース)

 遺骨は2柱と推定される。地表面と地中から大腿骨や肋骨、頭蓋骨の一部が見つかった。一緒に見つかった認識票の持ち主は、韓国軍第2師団31連隊7中隊に配属されていた故パク・ジェグォン二等中士(現在の兵長)と確認されたという。
 朝鮮戦争中、矢じり高地では1951年11月から53年7月まで韓国軍と国連軍が中国人民志願軍と激しい戦闘を繰り広げた。韓国軍の戦死者は約200人、米国やフランスなど国連軍の戦死者は約100人に上ったとされる。北朝鮮兵と中国兵の遺骨も埋まっているとみられる。
 南北は9月に署名した「板門店宣言の履行に向けた軍事分野合意書」に基づき、来年4月1日から10月31日まで矢じり高地一帯で遺骨発掘を共同で行うことにしている。その事前作業として、今月1日に地雷と爆発物の撤去作業を始めた。来月末まで続ける予定。これまでに地雷14発、爆発物187発、小銃や刀剣など、計1252点が見つかっている。
 遺骨発掘鑑識団の関係者は今回の遺骨収集について、「南北の共同遺骨発掘の必要性と切実さを示す」と述べた
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