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富士登山鉄道構想に反対が63% 富士吉田市のアンケート調査結果

2024-01-12 16:00:00 | 産業・社会
産経新聞 富士登山鉄道構想に反対が63%、山梨県富士吉田市アンケート「計画中止要望を検討」(2024/1/11 16:28)
 山梨県富士吉田市は11日、山梨県が推進する「富士山登山鉄道構想」の賛否を問うアンケートで、全国全体で63%が反対し、同市民に限っては、さらに多い86%が反対しているとの結果を発表した。同日開催の定例会見で、堀内茂市長は結果に対し「今後、地元の関係者の意見を聞いたうえで、県に(登山鉄道)計画中止をお願いする要望書の提出を検討したい」と、同構想への反対姿勢を改めて明確にした。

 この調査は、同市のホームページなどから回答するもので、昨年10月17日から今年1月10日までの期間で実施。総回答数は1万4182人で、このうち富士吉田市の回答者は1495人だった。
 調査担当者は「登山鉄道構想を知っている人や富士山の登山経験者のほうが反対の比率が多い」と、傾向を説明した。自由記述では反対意見として「日本の宝を勝手に壊してはいけない」「霊峰を傷つけるべきではない」といったものが多い。一方、賛成意見では「観光の起爆剤になる」といった期待を寄せるものもあった。

 この結果を受け、同市では2月に、山小屋や案内人組合、観光団体などの関係者の意見交換会を開き、そのうえで同構想への反対姿勢を明確にする考え。
 登山鉄道構想は、来訪者数管理などに目的に、麓から富士山5合目までを結ぶ富士山有料道路(富士スバルライン)上に、次世代型路面電車(LRT)を敷設するもので、長崎幸太郎知事が昨年の知事選の公約にも掲げていた。
 11日の会見で堀内氏は来訪者数管理は、「(麓の)富士山パーキングと5合目をEV(電気自動車)型のシャトルバスにスバルラインをほぼ限定すれば十分だ」と説明した
NHK山梨 富士山登山鉄道構想アンケート 約6割が反対 富士吉田市実施(2024年01月12日 15時17分)
 県が検討を進めている「富士山登山鉄道構想」について富士吉田市が独自に行ったアンケート調査の結果がまとまり、回答者のおよそ6割が構想に反対しているということです。
 県は、富士山の環境保全などのため、有料道路「富士スバルライン」の道路上に「LRT=次世代型路面電車」を整備する「富士山登山鉄道構想」の検討を進めています。

 こうしたなか地元の富士吉田市は、構想への考えを広く把握しようと去年10月から市の公式ウェブサイトで、独自のアンケート調査を実施し、このほど結果がまとまりました。
 それによりますと、10日までに全国の1万4182人から回答が寄せられ、居住地の割合は関東地方が最も多く37%で、富士吉田市は11%となっています。

 構想への賛否については全体の63%にあたる8939人が「反対」「どちらかと言えば反対」と回答し、37%にあたる5243人が「賛成」「どちらかと言えば賛成」と回答したということです。
 また、ほかの質問で「構想を知っている」、「富士山の登山経験がある」、「富士吉田市に住んでいる」と回答した人の多くが構想に反対する傾向がみられたということです。

 富士吉田市は2月、関係者たちと富士山の課題などについて意見を交わす予定で、「鉄道がなくても自然を守りながら安心安全な富士山観光を実現できる体制をつくりたい」としています。

 一方、県は去年11月以降、地元の富士吉田市などで構想に関する住民向けの説明会を行っていて、今後も丁寧な説明を続けたいとしています。
 
YBS NEWS NNN|山梨放送 富士登山鉄道構想「反対」が6割超 富士吉田市がアンケート結果を公表 山梨県(2024年1月11日 19:57)
 富士吉田市が行った富士山登山鉄道構想の賛否を問うアンケートの最終結果がまとまり、構想に反対する声が6割を超えました。
 アンケートには全国から1万4182人の回答があり、市長会見で11日、公表されました。
 富士山登山鉄道の整備についての設問で「反対」と「どちらかと言えば反対」と回答したのは計63%、「賛成」「どちらかと言えば賛成」と回答したのは計37%でした。
 富士吉田市民だけでみると回答した1495人のうち86%が反対の考え、14%が賛成の考えでした。
 自由記述の欄には「これ以上自然を壊さないでほしい」とする反対意見や「観光の起爆剤になる」といった賛成意見が寄せられました。
 市は来月、観光事業者や神社関係者らとの意見交換会を開く予定で、堀内市長はその意見も参考に県に対して構想の中止を求める要望書を提出するとしています。
あなたはどっち!?(富士山登山鉄道・山梨県庁と富士吉田市の考え方)(2023-10-21 このブログの記事です ご参考まで)