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2024年5月7日 山梨県とJR東海、リニア活用の地域振興 協業で合意(日本経済新聞)

 山梨県の長崎幸太郎知事とJR東海の丹羽俊介社長は7日、山梨県庁で会談し、リニア中央新幹線に関して意見交換した。
 このなかで県が目指すリニアを活用した地域振興ビジョンの実現に向けて両者が協業することで合意した。今後実務者レベルの勉強会を設けて、具体的な協業内容を検討していくという。

 また、丹羽社長は未着工の静岡工区につながる南アルプストンネルについて、2023年10月から機材メンテナンスを理由に休止している山梨県側のボーリング調査を「5月20日に再開する」と報告した。同調査は静岡県の川勝平太知事が県境300メートルの手前で止めるように要請していた。

 長崎知事は「山梨県内の工事については静岡県と協議する必要はなく、一刻も早く進めるべきだ」と強調し、「リニアの早期開業に向けて協力し、果たすべき役割を果たしていきたい」と述べた。

 両者が協業を検討する山梨県の「リニアやまなしビジョン」には、最先端技術を持つ企業などが実証実験の場として集積していくことなどを盛り込んでいる。甲府市内に設置する山梨県駅(仮称)についても県のビジョンに沿った設計・デザインを検討することで合意した。
【記事は以上です。】

日本経済新聞は長崎知事とJR東海丹羽社長との会見内容を記事になさいまして、『会談後に記者団の取材に応じる長崎幸太郎知事とJR東海の丹羽俊介社長 』として写真も掲載されています。
【リニアやまなしビジョン】については確認しておくつもりです。
2024年5月7日 「静岡県と何ら協議をしていただく必要ないのではないか」リニア・ボーリング調査に山梨県知事が述べる JR東海と山梨県がトップ会談(UTYテレビ山梨)

 リニアを巡り山梨県とJRのトップ会談です。
 JR東海の丹羽社長が県庁を訪れ休止していた南アルプストンネルのボーリング調査を5月20日から再開することを報告しました。
 JR東海 丹羽俊介社長: 「未だに静岡工区のトンネル工事に着手の見込みが立ちませんために、現時点で新たな開業時間を見出すことが出来ない状況」
 今年3月に2027年のリニア中央新幹線の開業を正式に断念してから初めて山梨県庁を訪れたJR東海の丹羽社長。
 去年10月から機材のメンテナンスで静岡との県境までおよそ500mの地点で休止していた南アルプストンネルの掘削に伴うボーリング調査を、5月20日に再開すると明らかにしました。
 JR東海 丹羽俊介社長: 「ようやくこれで(調査を)再開できる」
 山梨県 長崎幸太郎知事:「ここでしっかり調査していただいて、先進坑、本坑の工事を1日も早く安全に進めていただきたい」

 このボーリング調査は静岡県側が県境手前300mで調査を止めるよう要請しています。
 JR東海 丹羽俊介社長:「慎重に静岡県を含めた色んな関係者と丁寧に対応しながら進めて参りたい」
 一方、長崎知事は…
 長崎知事:「(調査は)山梨県内でありますので、山梨県が『ボーリング調査は必要』と求めているわけですので、我々の立場からすると静岡県と何ら協議をしていただく必要ないのではないか」

 またきょうのトップ会談で山梨県とJR東海は、2031年に開業する見込みの山梨県駅についても連携していくことを確認し、5月26日に新たな知事が誕生する静岡県に対しても、リニア推進に理解を求めていくとしています。
 なおリニアの東京ー名古屋間の開業は2034年以降とされています。
 
2024年5月7日 JR東海と県がトップ会談 ボーリング調査は5月20日再開 リニア駅の勉強会設置で合意 山梨県(YBS NEWS NNN)

 リニア中央新幹線の建設工事をめぐり、JR東海の丹羽俊介社長が7日県庁で長崎知事と会談し、去年から休止している南アルプストンネルのボーリング調査を5月20日に再開する考えを示しました。
 会談は冒頭を除き、非公開で行われました。

 この中でJR東海の丹羽社長はリニア中央新幹線の県内区間での工事の進捗状況について「南アルプストンネルは約6割の掘削が進み、富士川町や中央市で高架橋の一部が完成した」と報告しました。

 会談後、取材に応じた丹羽社長は去年10月から休止している南アルプストンネル工事のボーリング調査を5月20日に再開すると明言しました。

 JR東海 丹羽俊介 社長 「山梨県内の先進抗・本抗を掘っていく上で調査をして湧水や地質の状態を見極めていく大変重要なプロセスなので、早期に再開したいと思っていましたし、ようやくこれで再開できることになる」

 一方、静岡県が県境から山梨県側への300m以内ではボーリング調査をしないよう求めていることについて、丹羽社長は関係者と丁寧に対話を重ねる考えを示しましたが、長崎知事は「山梨県内の工事」だとし、ボーリング調査の継続を強く求めました。
 長崎知事 「われわれの立場からすると静岡県と協議していただく必要はないのではないか。一刻も早く少なくとも県境まではしっかりとやっていただきたい」

 会談ではこのほか、山梨県駅などをめぐって丹羽社長が担当者レベルの勉強会の設置を提案し、長崎知事が了承したということです。
 
2024年5月7日 リニア建設「20日にボーリング調査を再開」 JR東海社長、山梨県の長崎幸太郎知事に説明(産経新聞)

 JR東海の丹羽俊介社長が7日、山梨県庁を訪れ、長崎幸太郎知事にリニア中央新幹線計画の現状について説明した。
この中で昨年10月からメンテナンスのため中断している山梨県内の南アルプストンネルでの「高速長尺先進ボーリング」調査を、「今月20日に再開する」と明らかにした。
これに対し長崎氏は「しっかり調査をして先進坑、本坑の工事を1日も早く安全に進めてもらいたい」と再開を歓迎した。

 トンネル予定地点の地質や地下水の状況を調べるボーリング調査について長崎氏は、先月24日の会見で「中断を長引かせれば(リニア事業の)本気度を疑われかねない」と苦言を呈し、早期の再開を求めていた。

 さらに長崎氏はリニアを活用した地域活性化のビジョンを策定しているとして、JR東海が山梨県駅に「5分に1本、停車させたいと思えるように(地域の)魅力を引き上げたい」と語り、現時点では1時間に1本の停車となっている計画に対し、将来の停車頻度の引き上げを求めた。
丹羽社長はビジョンの具体化に向け「実務者勉強会などの(県とJR東海の)協業を申し入れた」と話した。

 会談後の報道陣の取材に対し、リニア静岡工区の着工を認めなかった静岡県の川勝平太知事の辞職に伴う知事選については、両者ともコメントを避けた。(甲府支局 平尾孝)
2024年5月8日 静岡県懸念のリニア山梨工区ボーリング調査、5月20日再開へ(朝日新聞)

 リニア中央新幹線をめぐり、JR東海の丹羽俊介社長は7日、山梨県の長崎幸太郎知事と県庁で会談し、南アルプストンネルの山梨工区で昨年秋から中断していたボーリング調査を今月20日から再開することを伝えた。会談後、丹羽社長が報道陣の取材に明らかにした。

 ボーリング調査はトンネル工事に先立つものだが、川勝平太・静岡県知事が、地下水への影響などを理由に、JR東海に対し、県境から300メートル以内で掘削を行わないよう求めていた。調査は昨年10月から機械のメンテナンスを理由に、静岡県境の459メートル手前で中断していた。

 丹羽社長はこの日、静岡県側への対応について「対話を進めていく」と話した。
長崎知事も報道陣の取材に対応し、調査再開を歓迎しつつも「境から300メートルでも山梨県内。静岡県側と協議をしていただく必要はない」と述べた。

 会談では、山梨県駅のあり方も含めた勉強会を同社と山梨県の間で設けることなどが、同社から提案されたという。

 一方、9日に告示される静岡県知事選については、丹羽社長は「コメントは控えたい」と明言を避けた。(米沢信義、三宅範和)
2024年05月07日 リニア地質調査20日再開へ JR東海、山梨知事は歓迎(共同通信)

 JR東海の丹羽俊介社長は7日、山梨県庁に長崎幸太郎知事を訪ね、県内で中断していたリニア中央新幹線のボーリング調査を20日に再開すると伝えた。長崎氏は「歓迎する。しっかり調査し、工事を一日も早く安全に進めてほしい」と語った。会談後、両氏が記者団に明らかにした。

 ボーリング調査は地質や地下水の状況確認のため、山梨県側から静岡県へ向かって実施中だった。JR東海は機械のメンテナンスを理由に昨年10月から中断。長崎氏は今年4月「事業者として本気度を疑いかねない」と苦言を呈していた。

2024年5月8日 地質調査、20日に再開 リニア JR東海、県に報告 /山梨(毎日新聞)
 長崎幸太郎山梨県知事と、JR東海の丹羽俊介社長は7日、山梨県庁で会談した。リニア中央新幹線の工事について、丹羽社長は、中断しているボーリング調査を20日に再開予定と報告した。
長崎知事は「少なくとも(静岡との)県境まではしっかり調査してほしい」と求め、再開を歓迎した。両者は会談後、報道陣の取材に応じた。
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2024年5月8日 リニア調査再開今月中 JR東海知事に報告(読売新聞)
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