ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




2008.01.22-この記事はホームページに転載しました。以後の経過はホームページで書くようにします。

紅梅地区再開発ビル・国土交通省記事より

以下の事を整理しながら、市街地再開発組合という言葉について調べてみました。甲府市 第五次甲府市総合計画のページで、第1次実施計画でも、『市街地再開発準備組合・・・都市再開発法に基づく市街地再開発事業の施行に向けて、関係権利者の合意形成、権利の調整、事業計画の検討、市街地再開発組合設立に必要な諸手続などを行うため、組合設立前に権利者が主体となって組織する任意の団体。』という解説がありますので、紅梅地区の市街地再開発組合も公的な意味を持つ組織だと思います。甲府市サイトで公式な広報記事を見た記憶はありません。(調べていたら下記に引用した事業評価のPDFファイルがみつかりましたので補足しました)Google 検索にもヒットしてこないのでこのブログに書いておくことにしました。

丸の内駐車場は既に取り壊されて工事が進んでいましたが、そこで探索された甲府上水の遺跡についても関心があります。もし見つかったならこれは城下町甲府の大切な遺産になるかも知れないと思っています。甲府駅北口に計画されたNHKのように再開発ビルの建築計画が変更されるかどうかはわかりません。
2007年10月に「珈琲 みちくさ」の記事を書いた時に、再開発ビルの構造を知りましたが、図の右(東側)L字の部分は現存のビルが残る場所と思えます。

紅梅地区再開ビル完成予想図
追加情報-ビル完成予想図(旧パセオの壁面に掲示されていたものから)

紅梅地区再開発の事が国土交通省関東地方整備局のページから分かりました。リンク先はメインページだけですが、その上欄リンクにある「山梨県」からPDFファイルをダウンロードできます。上に掲載した図は国土交通省のPDFファイルから切り出したもので補助金申請に際して使われたものと思えます。図は南側から見たイメージになっています。

このブログ記事はホームページの方に転載する予定ですが、以下は最近のものから逆順の時系列で記載しておきます。

平成20年3月末頃の国土交通省記者発表が予想される「関東地方整備局予算の概要」を待ちたいと思います。残り20億の補助金から20年度はいかほどか。

2007年8月末作成のPDFファイル(甲府市平成19年度事業評価)によると 『平成18年3月に再開発事業及び高度利用地区の都市計画決定がされた。平成18年度、準備組合は事業計画を作成し、平成19年1月に「甲府紅梅地区市街地再開発組合」が設立された。再開発組合は、平成19年9月ごろの権利変換計画認可を目指している。』

平成19年8月28日「平成20年度国土交通省関係予算概算要求に係る関東地方整備局所管事業について」、この平成20年度要求事業にも「甲府紅梅地区市街地再開発事業」が含まれていますが、詳細は書かれていません。
平成19年(2007年)7月25日「パセオ閉店」です。

平成19年(2007年)05月28日に、県立宝石美術専門学校を紅梅地区複合ビルの7階と8階に移転する計画が横内知事から発表されました。宝石専門学校が中心街へ移転とブログ記事を書きました。

平成19年3月29日 平成19年度関東地方整備局予算の概要について
内容は18年度計画に同じですが、H19事業費:748百万円
○全体計画
  事業箇所:山梨県甲府市丸の内一丁目地内
  施行者:市街地再開発組合
  地区面積:約0.6ha
  事業内容:延べ床面積約36,100㎡ (業務施設・住宅(約140戸)・駐車施設)
  全体工期:平成18年度~平成22年度予定
  全体事業費:約89億円
2.平成19年度の予定
  補償及び建築物除却等の市街地整備を推進します。
(注・住宅数が20戸、延べ床面積が1,400㎡ 増えています。)

2007年3月1日、甲府市議会3月定例会平成19年度市政運営に関する市長の所信表明『都市拠点整備・再開発につきましては、市街地における良好な居住環境の創出や公共施設等の整備改善を図るため、引き続き甲府駅周辺土地区画整理事業を計画的に推進するとともに、甲府駅周辺拠点形成事業として、多目的広場の整備を行ってまいります。 また、中心市街地の活性化と魅力あるまちづくりに向けた紅梅地区市街地再開発事業を、「甲府紅梅地区市街地再開発組合」と連携を図りながら進めてまいります。』

平成19年(2007年)年02月03日の県内各紙が5600平方メートルに23階建てという計画発表を報じました。「パセオ」再開発計画が私のブログ記事です。これは『平成19年1月に「甲府紅梅地区市街地再開発組合」が設立された』という甲府市事業評価のPDFファイルから計画発表に至る経緯が分かりました。

2006年9月初めに作成されたPDFファイルによると、甲府市都市建設部(29事業)の平成18年度事業評価で「紅梅地区市街地再開発事業」について総合評価は「継続推進」でした。平成17年度事業評価ではこの事業が評価対象にはありませんので、18年度からの対象と思います。(このPDFファイルの内容はホームページの方に書く予定)

平成18年8月28日 平成19年度国土交通省関係予算概算要求に係る関東地方整備局所管事業について
○全体計画の項目に、「全体事業費:約85億円」が追加記載されています。
2.平成19年度の予定は、「既存建築物の除却、施設建築物の工事等を支援します。」となっています。

平成18年3月30日 平成18年度関東地方整備局予算の概要について、ここに「甲府・紅梅地区市街地再開発事業(甲府市)」として含まれています。
甲府紅梅地区市街地再開発事業 H18事業費:396百万円
1.事業の必要性及び概要
 当地区は、JR甲府駅南口や舞鶴城公園と中心商店街を結ぶ立地にあり、大規模小売店舗及び居住施設を備えた複合施設の整備により、歩行者の回遊性向上や都心居住の促進とともに、土地の高度利用や都心機能の更新を通じて、都市の魅力づくりや防災強化にも大きく期待されるものです。
○全体計画
  施行者:市街地再開発組合
  事業箇所:山梨県甲府市丸の内一丁目地内
  面 積:約0.6ha
  事業内容:延べ床面積 約34,700㎡ (商業施設・住宅(約120戸)・駐車施設)
  全体工期:平成18年度~平成21年度
2.平成18年度の予定
  権利変換計画の作成等を推進します。
3.期待される整備効果
  ・商業及び居住施設を備えた複合施設の整備により、中心市街地の活性化を図ります。
  ・中心市街地での住宅供給により、都心居住の促進を図ります。
  ・土地の高度利用と都市機能の更新を通じて、都市の魅力づくりや防災性の強化を図ります。

平成17年8月29日 平成18年度国土交通省関係予算概算要求に係る関東地方整備局所管事業について、この要求事業の中には未だ含まれていません。

平成17年(2005年)01月12日の山梨日日新聞記事から紅梅地区で再開発計画というブログを書きました、これが私にとって初めての関連記事です。複合ビル21階建、住宅84戸、総事業費は約82億円が見込まれ、空地や共用部分として約30億円が補助対象(国3分の1、県、市各6分の1)という事でした。

平成16年(2004年)9月に再開発準備組合が設立された(上記の山梨日日新聞記事)



コメント ( 3 ) | Trackback ( )


« あまんじゃく... 平成20年、... »
 
コメント
 
 
 
初めて書き込みします、いつも興味深く読ませてい... (nobcyan)
2007-12-30 15:07:07
初めて書き込みします、いつも興味深く読ませていただいています。
さて、上水の遺構は甲府城下をかなり巡っていたようです。ご指摘の場所以外に、県庁前のビジネスホテル建設前の発掘調査でも確認さえたと聞いています。
 
 
 
nobcyanさん、コメントありがとうございます。お読... (アイシティkofu)
2007-12-30 20:10:44
nobcyanさん、コメントありがとうございます。お読みいただき感謝します。
私は最初のころ、県立図書館前の公園脇を通っている小さな川が甲府上水の名残りかと思っていました、玉川上水みたいなものを想像していたのです。
野中一二議員のホームページで「甲府の水道」を読んでその誤解は解消しました。
 
 
 
あけましておめでとうございます。 (nobcyan)
2008-01-01 11:18:21
あけましておめでとうございます。
私も上水は当初、農業用水を想像していました。江戸の町中を木樋が巡っていて、
しかも平坦ではなく、川を跨いだりして市中に張り巡らされている技術に、感心をしたものです。
 
コメントを投稿する
 
現在、コメントを受け取らないよう設定されております。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。