ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
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ドイツ大使館が在日ドイツ人に国外退避を呼びかけたところ、日本政府から「国外退去をすすめた事実は公けにはしないで欲しい」という要請がドイツ大使館に寄せられたというのだ。
これにはさすがにドイツ大使館も驚いたという。
日本政府は国民に本当のことを知らせないのか、と。

今夜も眠れないからブログを巡回しています。計画停電の事を調べながら原発問題はナガラテレビで耳にしているだけですが、2011年03月18日 天木直人のブログを読んだ時にやはりそうかと思いましたので、上に引用しておきます。
行政の姿が見えない、東京電力言いなりの情報を、それもきわめて不明瞭な、理解し難い情報を掲載するだけの「計画停電事業」から、裏に隠されているものを私は考えているのです。
一方、池田信夫さんは、2011年03月18日ブログ記事で次のように書いておられます。東京は大丈夫でも原発から半径100km以内の方々はどうすべきなのか、それはお書きになっておられないようです。

しかし以上のような最悪の事態が発生しても、人体に影響が出るのは原発から半径100km以内だろう。200km以上離れた東京にも放射性物質は飛んでくるが、人体に影響を及ぼすほどの量が飛来することは考えられない。政府の避難計画はレベル7も想定して立てられており、現状はレベル5である。「外人は逃げた」とか「政府は隠している」という疑心暗鬼があるようだが、被害想定ではレベル7事故が起こっても東京には避難勧告は出ない。警戒は必要だが、過度に心配することはない。

精神的あるいは肉体的にコントロールを失ったほんの一瞬の出来事で一生を棒に振るんなんてことはよくあることです。今、政治も行政も上に行くほど平常心を失っています。そんな彼等に命令される人々も与えられた業務をきちんとこなしていると思っているみたいです。手続き上の瑕疵が無いことだけを考えている魂の無いロボット、そんな人々の集団に国民は道連れにされようとしているような気がしています。【誤解無いように書いておきますが、被災地や原発の現場で文字どおり必死に働く人々を含めてはいません】

私も平常心を失いかけていることを自覚しています。ブログが荒れているのはその証拠です。下書きにはもっと汚い言葉で罵りの文章すら書きなぐっています。ハッと我に返って推敲しても汚いブログになってしまっています。
しかし前の記事に書いたように、幸いにも宮城県の知人が健在だと分かり、大変な状況にある彼によって逆に救われたような気がしています。現地に飛んで行けなくても彼と彼に関係する数百人の方々の為に私の拙い技を駆使してささやかでも手助けができます。彼を取り巻く大勢の子供たちやお母さん達の笑顔がまた見られるように・・・祈りつつ

追記-今は電力が足りないということなのですが、電力が余る状況の時は何が起こっているのでしょうか。私は強電技術のことを全く知らないのですが、余った電力で検索すると色々な記事が読めます。
ヒットした記事の中にNHKの最新ニュース-3月19日 JR東 余剰電力を東電に供給、あるいは、NTVニュース-2011年3月18日 森ビル、東京電力に電力の一部を提供へ
供給、提供という美しい言葉で興味深い記事でした。太陽光発電を設備したご家庭などでは計画停電は幾分は回避できるのでしょうか、それも情報が知りたいところです。なにしろ太陽光発電がブームですから・・・地デジ推進と同じく(^o^)
計画停電以来、太陽光発電に関係する企業の株価の動きはどうなのでしょう、証券市場も私は縁が無いが・・・



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日本経済新聞に出ている記事を読みました(URLが長... (ictkofu)
2011-03-20 20:57:34
日本経済新聞に出ている記事を読みました(URLが長いので私のURLとして記載してあります、コメントの投稿者名 ictkofu をクリックしてください)

福島第1原発事故 避難範囲、なぜ国内外で違うのか 2011/3/20 17:44
記事は2ページに分かれていて p.2 の冒頭・・・
 50マイル圏の退避を勧告した米原子力規制委員会(NRC)のヤツコ委員長らは16日(米東部時間)、米下院の公聴会で証言した。下院議員らの関心も「なぜ50マイルなのか」だ。実は米国でも国際基準にほぼならった形で、原発事故の避難範囲は通常10マイル(約16キロ)とされている。日本のケースで「50マイル」というなら、「米国も50マイルに改めるべきではないか」というのが議員の質問だ。

以下分かりやすい説明があります。記事を書かれた編集委員 滝順一さんは最後にお書きになっています--
「ここに記したのは現時点で入手した情報をもとにした推論も含む。読者からの新たな情報や専門家の意見や反論などがあれば指摘してもらいたい。」

知識が乏しい私はこのようにお書きになる方の記事を頼りにしています。
参考-財団法人原子力安全技術センター
http://www.nustec.or.jp/
読売新聞に反論したPDFファイルに---

SPEEDIにおける緊急時処理について

・SPEEDIによる緊急時処理の拡散予測計算は、文部科学省の緊急時処理の指示を受け開始。
・緊急時処理は、GPV(気象数値予報)データ、標高データ等により、まず、「局地気象予測データ」を作成し、文部科学省から指示のある放出源情報を基に「風速場、大気中濃度、線量計算」を計算する処理。
・この結果を国、地方公共団体に迅速に図形配信及び中継機Ⅱによる画像表示を行う。
・地方自治体からテレメータシステムにより気象データや放射線観測データを常時入手しているが、これは、気象予測の確かさを確認するため、気象予測精度分析を常時行うという平常時処理である。
・地震によりテレメータからのデータが得られなくとも緊急時処理は別処理であるため、拡散予測を行うことができる。
-----------------------

>・この結果を国、地方公共団体に迅速に図形配信及び中継機Ⅱによる画像表示を行う。

なるほど、受け取ったところでは、そのままWebページで公開すれはよいのですね。記者クラブ経由では遅くなりますし、信頼性に疑問を抱くでしょう。
原子力安全技術センターサイトでの公開情報は後で確認してみます。

 
 
 
山梨県の環境放射能の状況について (ictkofu)
2011-03-20 22:52:51
山梨県の環境放射能の状況について
http://www.pref.yamanashi.jp/taiki-sui/Environmentalradioactivity.html
県は、文部科学省の委託を受け、衛生環境研究所(甲府市富士見)に設置している機器(モニタリングポスト)で放射線量を観測しています。
また、上水(蛇口水)及び定時降下物について、緊急時対応をするよう文部科学省から3月18日に指示があり、測定を開始いたしました。

山梨県衛生環境研究所
http://www.pref.yamanashi.jp/eikanken/index.html
地方衛生研究所ネットワーク(地方衛生研究所全国協議会)
http://www.chieiken.gr.jp/index.html

地域の放射線量観測は文部科学省からの委託で行なわれ、

財団法人原子力安全技術センターは、国土交通省の管轄
http://www.mlit.go.jp/koueki2/020.htm
原子力、原発は経済産業省-外局のエネ庁
http://www.meti.go.jp/
http://www.enecho.meti.go.jp/
地震による原子力施設への影響について
http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/kinkyu.html

難しいものです。

 
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