ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




午後の仕事が一段落した頃、ちょうどニュースの時間になりました。熊谷で 41.1度には驚きましたが、甲府でも40度を越えていたとはびっくりです。私は室温33度程度に慣れてきたのでエアコンも時々使うだけ・・・
ニュースに驚いて瞬間キャプチャーした画像で引用しておきます。
甲府で40.3度

2010年以来の猛暑だと言われていたので、2010年7月、8月の自分のブログをチェックしてみたら、猛暑のことなど何も書いていませんでした。Wikipedia_2010年の猛暑 (日本) を見ても、私は何も思い出せません。 2011年 3.11 以前の事はすっかり忘れているほど、原発人災は私にとって衝撃だったのです。未だにそれを引きずっています。
この時の猛暑が時の国政への天の警告であり、国政の体たらくが放置された事が大震災・原発人災に至ったと考えれば、今年の猛暑も同じ警告として、アベ政権の支持率が下がるほど最高気温も下がっていくと考えればよろしい。

過去2010年7-8月の自分の記事をチェックしたことで収穫がありました。
 「いのち」未来への継承~私たちの地球のために~ワイズメンズクラブ横浜国際大会でのスピーチより(前編)
 「いのち」未来への継承~私たちの地球のために~ワイズメンズクラブ横浜国際大会でのスピーチより(後編)
この枝廣淳子さんの講演記録を拝読して(当時は別サイトからでした)感想をブログに書いていたのです。以下に部分再掲しておきます・・・

ご講演のテーマとなっている事項を抜き出しておきます・・・
 1.「バックキャスティングでビジョンを描く」
 2.「さまざまなつながりを見ようとすること」
 3.「仕組みをつくること、変えること」
 4.「本当に大切なことを大切にすること」
 5.「伝えること」
1.は理想型を目標設定して到達のスケジュールを組み立てて実行していくことでしょう
2.はネットワーク、相互連関を常に念頭に置くことでしょう
3.はまさにシステム思考の大切さ、トータルシステムから考えていくことでしょう
4.価値観の問題、経済性至上主義の再考察
5.コミュニケーションの大切さでしょう、『言葉より行動が、伝える力が大きいということです。どんなに言葉を尽くして伝えるよりも、行動を1つでも2つでも変えていくこと、そのことこそがまわりに伝える力が大きいのです。』 と講演を締めくくられています。

私は上記5の中で指摘された「言葉より行動」が苦手です。そして私の関心領域で何か行動があれば、それを言葉で伝える事にネットを活用して来ましたし、これからもそれしか出来ないでしょう。私に出来る唯一の「行動」はWebサイトの「更新行動」かも知れません。
IT機器に振り回されてしまうのではなく、情報が得やすい環境があるからこそ、それを基盤としてゆっくりと広く深く考える時間がとれるのだと、私はICTの意味を捉えています。
昔は図書館に通い詰めたりして情報を集めることに多大な時間を費やしました、それをまとめるのに原稿用紙を何枚も無駄にして時間ばかりかかっていました。
それを思えばICTの普及により「瞬時に○×で判断する」パターンになってしまうなら、そのこと自体がおかしい
昔時間を掛けていたのは集めた情報を理解するため、そして自分の考察を原稿用紙に書きながらも考え直し書き直しの繰り返しだったからです。
おそらくは情報(処理・管理取扱い)に関する教育の遅れが根底にあるものと思っています。図書館を交流の場にしようと考える発想にもその遅れが見えているのではないか(これは2010年当時の山梨県のことです)。

2010年8月にこの感想を書いた私のスタンスは変わっていない、むしろ益々強固になっていると我ながら思います。 デジタル活用の前提にあるものはアナログ、色即是空空即是色と唱えながらパソコンに向かうが如し。
それが客観的に観て良いかどうかはわかりませんが、私にはこの生き方しか無い、今も、これからも・・・
【今日の記事に「未来への継承-環境問題の考え方」と記したのは枝廣淳子さんが環境問題の専門家だからですが、私は「情報環境」での環境問題としても使いました。】



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