山梨県庁ホームページでいつものように新着情報を確認した。
「メッセージを1件お預かりしています。」 と 「イベント」 カテゴリーで記載されていた。
おおっ!例の出会い系の誘いか! と喜び勇んでクリックしたら、山梨県立文学館の子ども向けイベント案内だった、残念でした。
山梨県教育委員会は出会い系スパムなんて知らない蒸留水のような人々の集団だと分かった。
やまなし県のよい子の皆さん、ケータイやスマホに、「メッセージを1件お預かりしています。」 なんてメールが届いたら、決して開かずに削除してね。
そうしないとお父さんやお母さんが泣き出すようなお金の請求書が届いちゃうかもよ。
山梨県庁ホームページがフラッシュのナビゲーション設定を使い始めた時に、やめた方がよいと書いたことがある。Internet Explorer で 「表示」-「ツールバー」 から 「ステータスバー」 を表示させる設定にしてあると、マウスをのせるとクリックした時の行き先が最下欄(ステータスバー)に表示される(左図)。フラッシュではそれが無い(右図)。
「行き先の分からないバスに飛び乗るか」 と私は書いた。公的サイトがこういう作りをしていると、それに慣れた人々が一般サイトで同じような仕掛けに疑問をもたずに飛び乗って、とんでもない所に連れていかれるリスクを考えるべきだと、私は述べた。(民間ならなんでもよい、公的サイトは選択肢が無い、それを考えろということだ、フラッシュは動画表示に限定すべきなのだ。)
セキュリティに対して広い視野から観る心が無い教育委員会は存在する意味があるのか。3.11以来の彼等のスタンスはスパマー常用語を平気で使うようなこんなケースにも現れている。情けないというしかない。
参考--不正アクセスとスパイウェア< インターネット上の脅威 - あんしんWeb - | OCN