ICT工夫
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【’07知事選】自民会派が「分裂」 という2006年12月12日付けの朝日新聞山梨版を読み始めてびっくりしました。いつもの知事選に関する県議会の問題と思ったら、なんと、これは甲府市議会の話です。

ICT甲府というホームページを作りながら甲府市や関係する山梨県の色々なことを見てきて、「消しゴムで消せない」(宮島市長の言葉)歴史をつくっていく責任について考えていました。もちろんそれを思うのは山梨や甲府に限ったことではありません。我が故郷、東京でも第二、第三の故郷を見るときでも同じです。
第四の故郷になるかと思っている甲府市も山梨県も、やはり消せない事を考えずにやってきてしまったのじゃないかと感じていました。特にここでは、それを考え直すことも無く続けているように感じていました。ホームページを見ていると何かイライラしてくるんですよね、この情報発信のおかしさに何故気付かないのだろうと(^o^) それがとうとうこんな形で目の前に現れたんですね。
甲府市の宮島市長はおそらく県都の首長という立場に求められるスタンスを示しながらも、常に「消しゴム」を念頭におかれているのではないかと感じています。自治基本条例などのお話で示された想いが、首長与党を自認する議員さん達に果たして伝わっているのでしょうか。


 来年1月の知事選をめぐり、現職山本栄彦氏の再選を支持する甲府市議会の自民党系の最大会派新政クラブ(14人)から、元衆院議員の新顔横内正明氏を支援する2人が離脱することが11日、わかった。自民党会派が分裂した県議会に続き、同市議会にも余波が及んだ。また、新政クなどは同日、横内氏支持を表明した自民党の赤池誠章氏(衆院山梨1区支部長)に対し、政治信条が違うとして「絶縁状」を送る方針を決めた。

 新政クから出る方針を固めたのは、前議長の福永稔市議と前副議長の野中一二市議。2人は横内氏の選対幹部として活動している。

 福永氏は7日にあった12月市議会の代表質問で、山本氏が前市長だった時期に見過ごされた不祥事の責任を問い、宮島雅展市長に答弁を迫った。新政クの幹部は「知事選は山本氏、市長選は宮島氏を支えるのが我々会派のスタンス」と説明、自主的に2人に退会を求める方針で一致したという。

 取材に対し、福永氏は「市議会も(山本派、横内派で)すっきりとした形が良いということだろう」と述べた。12日、所属会派の変更届を出す予定だ。

 また、新政クなど保守系市議11人は11日、横内氏を支援する赤池衆院議員の選挙を支援しないなど政治活動を決別するとした通告書に署名した。12日にも本人に送付する。

 通告書には「市議会保守系議員の立場と政治信条が全く異なる」と記した。市議の1人は「赤池氏は何の相談なく、横内氏支持を決めた。自分の支持基盤を分かっていない」と批判した。(西村悠輔)



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