山梨県知事 臨時記者会見 令和6年8月9日金曜日
南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)発出に係る県民への呼びかけ ご案内の通り、昨日、気象庁が発表した南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)によりますと、南海トラフ地震の想定震源域内でマグニチュード8クラス以上の地震が発生する可能性が平常時に比べて相対的に高まっている状況であります。
県では、直ちに災害警戒本部を設置するとともに、本日、私から全部局長に対しまして、地震の発生に備えて、担当する業務の再確認と体制の確保などにつきまして指示したところであります。
県庁として万全を期して参りたいと思います。
県民の皆様におかれましては、これまで通りの生活をしていただく中で、改めて地震への備えを確認していただきたいと存じます。
具体的には、家具の固定の確認、避難場所や避難経路の確認、ご家族との安否確認の方法の確認、加えまして食料や水、常備薬、懐中電灯、携帯ラジオ、マスク、或いはアルコール消毒液などの衛生用品など、生活に必要なものの非常持出品、備蓄品の再確認を是非ともお願い申し上げます。
また、県から直接、或いは市町村を通じまして、保育所や学校、病院、或いは福祉施設などに対しましても、必要な点検をお願いすることとしておりますので、各施設からご家庭に情報、或いはご連絡があったような場合には、十分に気をつけて留意をしていただきたいと思います。
なお、県をはじめ公的機関などの信頼できる発信元からの最新情報を随時ご確認いただきたいと思います。
巨大地震の発生に備えながら、落ち着いて生活をすることは何よりも肝要ということでありますので、どうぞよろしくお願いいたします。
【知事と記者の話合いもあり記事をお読みください。】
2024年08月12日 18時01分
南海トラフ地震臨時情報 気象庁 引き続き巨大地震へ注意を(NHK)
気象庁は、巨大地震に備えて防災対策の推進地域に指定されている29の都府県の707市町村に対して、地震発生から1週間は地震への備えを改めて確認してほしいと呼びかけています。
また内閣府などは、家具を固定したり避難場所や家族の安否確認の方法をチェックしたりするほかお年寄りや体の不自由な人、小さな子どもがいる家庭や施設では、避難に時間がかかることも想定されるとして、必要に応じて自主的な避難も検討するよう呼びかけています。
2024年8月10日 05:03
県民に備え呼びかけ 長野、山梨知事「巨大地震注意」受け/山梨(毎日新聞)
気象庁が「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表したのを受け、長野、山梨両県も警戒態勢を敷き、両知事が県民に地震への備えを呼びかけた。
長野県は8日午後5時、警戒・対策本部を設置。同夜に県庁で本部会議を開き、県施設の安全点検などを申し合わせた。阿部守一知事は9日の定例記者会見で「地震への備えの再確認と、すぐ避難できる準備をしてほしい」と呼び掛けた。
2024年8月9日 17:03
南海トラフ地震注意、東京や神奈川でも情報収集継続(日本経済新聞)
気象庁が南海トラフ地震の臨時情報「巨大地震注意」を初めて発表したことを受け、首都圏の自治体は9日も情報収集を続けた。南海トラフ地震で津波被害が想定される東京都の伊豆諸島では自治体職員が高齢者への戸別訪問を始め、万が一の事態への備えを確認している。
山梨県の長崎幸太郎知事は9日、記者会見を開き、県民に生活必需品の備蓄や避難場所の再確認など地震への備えを呼びかけた。県は8日夜に災害警戒本部を設置した。
2024年8月9日 12:20
知事「地震への備え確認を」県が災害警戒本部を設置 南海トラフ「巨大地震注意」受け 山梨県(YBS NEWS)
南海トラフ地震の臨時情報「巨大地震注意」が発表されたことを受け、県は災害警戒本部を設置し、長崎知事が「改めて地震への備えを確認してほしい」と呼びかけました。
県の災害警戒本部は8日夜に設置され、9日午前、県幹部による会議が開かれました。
この中で長崎知事は備蓄の確認や孤立集落への備えを市町村に促すことや医療機関や保育施設に必要な備えを求めていく考えを示しました。
また、関係団体への要請をリスト化し、受け取る側が混乱しないよう指示しました。
9日午後に臨時の記者会見で長崎知事は県民に対し、「これまで通りの生活を続ける中で改めて地震への備えを確認してほしい」と呼びかけました。