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◎山梨県庁広報-レジ袋無料配布の中止についてが掲載されました。(リリース日:2008年7月2日 )
やまなしエコジャーナルにレジ袋有料化 特集記事がありました。6月10日に協定を締結した18社の一覧とレジ袋の販売予定価格が掲載されていました、2008年6月30日掲載記事です。

2008年7月2日の読売新聞山梨版によると、『山梨県内のタスポ発行枚数(6月24日現在)は2万4673枚で推定喫煙人口に対する普及率は13.79%と都道府県で最下位。』とのことでした。推定喫煙人口は17万9千人くらいになります。県庁サイトの今月の常住人口によれば平成20年6月1日現在の山梨県推計人口(平成17年10月国勢調査確報値ベース)は、873,963人ですから、喫煙率は約20%でしょう。なお平成17年 国民健康・栄養調査結果によると、『喫煙率の年次推移をみると、男女共に平成16年に比べ低下し、男性39.3%、女性11.3%であった。』となります。2003年の都道府県別にみた基本健康診査における喫煙率もありましたが、厚生労働省サイトを調べていけばもう少しスッキリしたデータがあるかも知れません。


タスポについては北杜市のtosiさんも7月1日の記事で、「愛煙家だけの問題ではないですよ」とお書きになっています。タバコの問題(間接喫煙とか)に神経質な人々が、子供たちにも普及している携帯電話を含めて電波による健康問題にも関心をもってくると世の中はかなり騒がしくなる予感があります・・・BEMSJの「電磁波(電磁界)の健康影響」講座、筆者は笹山登生さんの掲示板ご常連。『電磁波の健康影響に関しては、不安感を先行させるのではなく、「正当に怖がるための努力と、そのための関連情報の収集と理解」が肝要と考えます。』とお書きになる姿勢はとても大切なことだと私は思っています。ネットワークのセキュリティ問題に関心を持ち続ける理由もこれです。tosiさんが『なんで写真入の個人情報を新たに財布に入れなければならないのか?』とお書きになった意味を私はよく分かります。私がETCを何か変だと感じるのも基本はセキュリティとシステムの業界癒着へのハテナからです。話がどんどん広がるのが私の悪い癖ですが、喝!「官の無謬性」が問題だ。と「つぶやきジロー」さんがお書きになっている。私からみれば最も非を認めたがらない組織出身であるはずの方がこれをお書きになっているところに、この方の凄さを感じます。こういう人が地元におられるって北杜市もなかなかですね。


レジ袋の価格について、2008年07月01日の朝日新聞山梨版記事で以下の通り整理されていました 。これで見ると先日推測した18事業体からホームセンター系は外すことになります。近日中に 山梨県環境創造課ホームページで掲載されるそうですから私の更新はこれで終わりにします。ちなみに4月から全県実施した富山県サイトでは、『ホーム > 分野別案内 > 生活 > 環境・自然 > 廃棄物・リサイクル』と辿ると、「レジ袋の無料配布の取止めについて」の記事に到達します。その中にある「富山県レジ袋削減推進協議会」ページに情報があります。
▽ 5円=アピタAコープこま野白根店、マックスバリュ、オギノ、おかじま食品館、山交百貨店、セルバ、アマノ、プラスバリュー、エコ・リカーショップ、いちやまマート、イトーヨーカ堂、富士急百貨店
▽ 3円=かわすみ、日向
▽ 2円=やまと
▽ 1円=公正屋


2008年6月29日の山梨日日新聞に6月30日以後で気になる2つの記事が出ていました。
1.レジ袋有料化について、ダイエーはまだ有料化しないことが確認できました。レジ袋持参の場合は2ポイントを差し上げておりますとの事でした。推測-18事業者一覧、市民生協やまなし、コープやまなし、公正屋、やまと、日向の5事業者は有料化済みです。エクランは関係ありません。

2.県内タスポ普及率10.7%、全国最低は山梨県内のタスポ普及率(6月14日現在)についてです。私自身もタバコを時々吸いますが、全てコンビニ購入です。山梨県ではコンビニが多いのでまとめ買い、自販機は使いません。成人識別ICカード、タスポが普及しない理由は、山梨県にはコンビニが多いからだと思います。対面販売ならタスポも必要ないようです。
成人かどうか顔で判別する機能付きの自販機もあるそうですが、雑誌か何かの写真をかざしたら成人認証がパスしたという笑い話が出ていました。
お題目はご立派でも単純にはタスポ準拠マシンのメーカーとカード製作企業が儲かるだけ、ETCや地デジ移行と似た企業救済の構造が裏にあるのだろうと勝手に推量しています(^o^)

ところで山梨日日新聞が報じた普及率10.7%について、分数で言えば分子は県内でのタスポ発行枚数ですから、これは実数把握が可能ですが分母はどういう数値か気になりました。「普及率は34% タスポ導入3カ月」、これは2008年06月08日の宮崎日日新聞、『日本たばこ協会によると、県内の喫煙者(推定)は約23万3千人で、発行枚数は7万9500枚(5月27日現在)』です。宮崎県の推計人口:1,137,010人ですから喫煙率は約20%になるでしょう。山梨県ではどの程度なのでしょうか、日本たばこ協会には全国都道府県別で喫煙者推定数のデータがあるようです。6月27日付け朝日新聞は、『6月14日時点でタスポの発行枚数は574万579枚。喫煙人口は約2600万人とみられ、普及率は4人に1枚未満。ただ、常に自販機で買う喫煙者(約944万人)でみると普及率は61%になる。』と書いていますから、自販機購入率、その売上高ではなく人数まで把握している日本たばこ協会には驚きます。
こんなタスポの普及率など都道府県のランク付けに全く関係ないと私は思っています。全国最低?だからなんだってんだ、べらぼうめ(^o^)
私の本命ソースの一つである日経BPからは、「タスポ」は官僚の思い上がりの象徴、(全4ページあります)これが私もこのブログで書きたかった本音(^o^) その他日経BPトップページから右欄中段にある記事検索で「タスポ」を検索すると30件以上の記事が読めます。

蛇足・タスポに対応しない自販機、カードの不正使用などを取り締まるはずですから、山梨県内での摘発第1号の報道がどんな記事として出てくるか、7月以後のニュースに注目していましょう。



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