ICT工夫
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2008年6月21日の日本経済新聞甲信越版が報じた記事は、2007年12月3日に「湯村温泉郷の滞在型健康づくり」としてご紹介した事業の関係でした。
国土交通省サイトから観光カテゴリーで6月6日報道発表、平成20年度「ニューツーリズム創出・流通促進事業」があります。

「ニューツーリズム創出・流通促進事業」実証事業採択状況というPDFファイルから見ると、山梨県・湯村について、催行予定日程は、平成20年11月~12月、ツアータイトルは、温泉ではじめる・つづける健康アップツアー、区分はヘルスツーリズムとなっています。
中央市が管理運営するICT(情報通信技術)システムを活用し、山梨大学医学部との連携により、個別に作成する健康改善プログラムの中に、食事メニュー等温泉組合(宿泊施設)が提供するサービスの他、昇仙峡や湯村山散策等地域の資源を活用した森林セラピー等を組み込んだ滞在型ヘルスツアーである。滞在後にも継続的なWeb問診によりプログラムの取り組みを後押しすることとしている。

ニューツーリズム創出・流通促進事業 この事業の募集は平成20年4月7日の広報記事でした。
中央市の「頑張る地方応援プログラム」のその後の展開は確認できませんが、総務省支援プロジェクトに国土交通省の事業が上積みされたということで、この秋の展開が楽しみです。『湯村温泉、宿泊プラン「健康指導」柱に 帰宅後も医師が助言』 とタイトルされた日本経済新聞の記事は以下のようでした。

 甲府市の湯村温泉旅館協同組合(理事長・鈴木一朗甲府富士屋ホテル支配人)は「健康管理」をテーマに、医師の指導や運動、食事を組み合わせた宿泊プランを発売する。インターネットで滞在中だけでなく帰宅後も医師の助言を受けられる。利用者の健康状態に応じた運動メニューを組む。定期的な健康チェックを通じ、繰り返し訪れる顧客の開拓を狙う。
 国土交通省が新しい旅行商品の開発を助成する「ニューツーリズム創出・流通促進事業」に採択された。「はじめる・つづける・健康あっぷ」と銘打って売り出す。JTB子会社と組んで今秋、モニターツアーを実施する。
 総務省の補助を得て、山梨県中央市や同組合、山梨大学などが取り組む「地域ICT(情報通信技術)利活用モデル構築事業」のシステムを活用する。利用者はまず同組合に予約を入れ、事前に健康診断の結果を山梨大医学部に送って情報を医師に伝えておく。

山梨県や甲府市に無関係ですが、サポートするサイトの関係で私は国土交通省の審議会・委員会のページを時々確認することがあります。今回の件は「ニューツーリズム創出・流通促進事業」第4回推進協議会などがありますが、推進協議会のホームページは見つかりません、気になるのは国土交通省が構築したデータベースです。JTBのツアー商品として進行するようですから、JTBのサイトもおいおい見ていけばよいと思います。
湯村山散策には新設された湯村温泉郷の遊歩道もきっと活躍することでしょう(^o^)



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