ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




甲府市の動向をホームページで書いていて関心が少しずつ山梨県に広がり、関連して全国情報にも及んできましたが、ICT関係なら少しは知っていても社会・政治分野は知識が貧しくて検索語を決めるにも困ります。
メディアサイトのブックマークはそれなりに貯えてありますが一つずつ見ていったのでは時間ばかりかかって仕方ない。そこで最近はGoogleニュースあらたにす(日経・朝日・読売の連携サイト)を訪問しています。

Yahoo!ニュースサイトと上記2つの大きな違いは、元記事にリンクしているか自社ページとして転載しているかの違いです。検索サイトやプロバイダーのニュースサイトでは、Infoseekニュース(楽天)、livedoorニュース、NTT系列のgooニュースなどもやはり自社ページにしています。

「Googleニュース」では記事にマウスを乗せてブラウザのステータスバーを見ると、リンク先のアドレスが直接見えます。これは検索エンジンの検索結果リストと同じです。「あらたにす」ではYahoo!ニュースなどと同様に自社サイト内の記事のようなアドレスが表示されますが、その文字列の最後は元記事のアドレスになっていてクリックすれば別ページとしてその記事が開かれます。私がこの二つのニュースサイトを愛用する理由です。Yahoo!などのような構造のニュースサイトでは元記事を探し出して掲載記事が全文か抜粋か、改変されていないかなどを確認する時間がかかります(^o^)
検索サイトとしては一度来訪したお客は離さないようにする囲い込み戦略です。それだけに Google のビジネスモデルは技術に裏付けられた自信あるもののように思えます。トップページ末尾に書かれていますが、『このページの記事は、コンピュータ プログラムで自動的に選択および掲載されています。』 これは検索エンジンで開発されたものが応用されているのでしょう、ここまで書かれると口惜しいです。もし完全にカスタマイズできるなら私がどんな記事を辿っていったかが記録され、次に訪問した時は私好みの記事が最初に羅列されているなんてことになるかも。これもスパイウェアの仕業という事になるとインターネット技術の進歩も止まることになる、そのジレンマが常につきまといます。

新聞社によってはYahoo!に配信してWeb記事にしても自社サイトでは掲載していない場合に時々出会いますが、その事情は知りません。新聞はビジネスですから色々な方法があっても良いでしょう。

こんな形で読んだ記事の一つが、「副都心線で千客万来」(2008年6月15日  読売新聞)です。14日に「紅梅地区再開発の経緯」を書いたついでに、『私のふるさと池袋が衰退の危機に瀕しているなんて、考えてもみなかった信じられない事態だ。』 と書いたのですが、『新宿や渋谷への「通過駅」となり、劣勢を懸念していた池袋の百貨店でも客足は“予想外”に多かった。
 ライバル関係を超え、共同で案内所を設置した東武、西武両百貨店では、ともに客足は前年比1割増に。案内所で5000個を用意して心配した両店の名前入りエコバッグも、開店から20分でなくなった。
 両店の広報担当者は「渋谷から乗り池袋で降りて立ち寄ってくれる人が多かったのに驚いた。池袋はまだ人を呼ぶ力があると自信を持った」と話している。』
 ということでした!(^o^)

「採血用器具不適切使用の広報」で触れたことですが他県の情報として、「館山・佐倉市も使い回し」(2008年6月14日  読売新聞)という記事も読めました。この記事からリンク先の記事からは『厚生労働省は、島根県の診療所で先月発覚した採血器具使い回しを受け、都道府県を通じ、同様の器具の使用実態調査を行っており、その調査の中で今回の事例が判明した。同省では、今月末にも調査結果をまとめることにしている。』という事情も分かりました。それで全国あちこちで問題が報じられたのです。中央からの指示が無い場合でも、システムの変更から生じる問題を予測し自主的な調査が出来ない地方自治体だと、地方分権も先行きは暗いなぁと感じるこの事件でした。



コメント ( 0 ) | Trackback ( )