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リニア中央新幹線の山梨県工事に関する記事 (YBS)

2024-04-04 18:00:00 | リニア中央新幹線
2024-02-29 リニア工事「全体の10%程度しか進まず」 建設反対の住民グループが独自調査 山梨県 (YBS)
 リニア中央新幹線を巡り、建設に反対する住民グループが独自の調査結果をまとめ、工事は全体の10%程度しか進んでいないと指摘しました。
 調査結果をまとめたのは、リニアの沿線住民でつくる「リニア新幹線沿線住民ネットワーク」です。
 グループは29日、山梨県庁で会見を開き、リニアの建設工事の遅れを指摘。「静岡工区以外にも工事が進んでいない場所が相次いでいる」と訴えました。
 グループによりますと、山梨工区では第一南巨摩トンネルが貫通したものの、中央市の保守基地や600本余りの橋脚が未着工だとしています。
 その上で、「リニア工事は全体で10%程度しか進んでいない」とし、無謀な計画は中止すべきだとしています。
 一方、JR東海は工事の進捗状況を尋ねる取材に対し、「早期の開業に向け取り組んでいる」とするにとどめています。
2024-01-12 リニア南アルプストンネル工事で「労災かくし」 労働安全衛生法違反の疑い 都内の建設会社を書類送検 山梨県 (YBS)
 リニア中央新幹線・南アルプストンネル工事で、去年4月、作業員が左手首を骨折した労災事故を報告しなかったとして、鰍沢労働基準監督署は労働安全衛生法違反の疑いで、東京都の成豊建設と当時の作業所長(41)ら2人を書類送検しました。
 南アルプストンネル工事では去年8月、長野県側でも労災事故を報告しない「労災かくし」が確認されています。
2023-12-26 リニア建設工事の差し止め訴訟が結審 原告の南アルプス市の沿線住民ら最終弁論 山梨県 (YBS)
 南アルプス市の沿線住民らが、リニア建設工事の差し止めを求めた裁判が開かれ、最終弁論が行われて結審しました。
 裁判は、南アルプス市のリニア建設予定地の沿線住民らが騒音や日照不足などによる住環境の悪化を主張し、 JR東海に市の住宅地内約5キロの工事差し止めと、一人当たり100万円の慰謝料を求めているものです。
 26日、最終弁論が行われ、原告側がJR東海の土地の保障の在り方などを批判し、「JR東海には沿線住民を心配していないことが根底にある」などと指摘しました。一方、請求棄却を求めているJR東海は意見を述べず、裁判は結審しました。
 判決の期日は後日指定されます。
2023-12-21 「現実的ではない」JR東海 リニア部分開業を否定 南アルプストンネル静岡工区の着工遅れを巡り議論も 山梨県 (YBS)
 南アルプストンネル静岡工区の着工の遅れを巡り、注目されるリニア中央新幹線の「部分開業」についてです。JR東海は「現実的ではない」とし、「甲府」を発着駅とする「部分開業」を否定しました。
 これは21日、JR東海の丹羽俊介社長が会見で説明したもので、甲府市大津町に建設予定のリニア甲府駅を発着駅とする「品川-甲府」間、「橋本-甲府」間の「部分開業」を全面的に否定しました。
 JR東海 丹羽俊介社長 「部分開業を行う考えはない。現実的ではないと考えている。大動脈輸送を二重系化することを目的としていて、例えば神奈川県駅-山梨県駅の開業ではこの目的を果たすことはできない」
 部分開業は南アルプストンネル静岡工区着工の見通しが立たないことから、JR東海が当初予定の2027年の開業を「2027年以降」に変更したことを受け、静岡県の川勝平太知事が指摘。山梨県の長崎幸太郎知事も「全線開業を大前提」としつつ「ない話しではない」などと、部分開業の可能性に言及していました。
 このほか、会見で丹羽社長は、リニア建設工事に伴う地下水流出への静岡県の懸念に対するダムの取水抑制策について、ダムを運営する東京電力側と基本合意書を締結したことを明らかにしました。
2023-10-13 リニア中央新幹線 富士川町の第一南巨摩トンネル貫通 実験線を除き初 山梨県 (YBS)
 リニア中央新幹線の建設工事で13日、富士川町の第一南巨摩トンネルが貫通しました。
 リニア中央新幹線の第一南巨摩トンネルは、富士川町に位置し、全長は約710mです。2022年3月から掘削工事が始まっていました。
 13日、貫通式が行われ、関係者ら約160人が見守る中で、最後の掘削作業が行われました。
 トンネルの貫通は品川ー名古屋間のリニア本線で実験線を除いて初めてです。
 第一南巨摩トンネルでは今後3年間かけて、トンネル壁面にコンクリートを吹き付ける作業などを行っていくということです。
YBS山梨放送の報道に気付いて記録していた記事です。山梨県での状況を多数の記事にお書きになられていたので保存していました。
リニア中央新幹線工事の遅れについて静岡県だけ批判するような状態を感じますが、自分としては品川から名古屋まで何処でも問題ありと思っています。それを明確に説明できる知識はありませんが・・・報道機関はありがたいです。

「リニア」の遅れは静岡だけのせい? 未解決の問題を考えた(東京新聞) 4月5日にこの記事を書きました、東京新聞さんに驚きながらでした。

中部のリニア関係首長ら、川勝知事辞意に言及(日本経済新聞)

2024-04-03 19:00:00 | リニア中央新幹線
2024年4月3日 17:54 中部のリニア関係首長ら、川勝知事辞意に言及(日本経済新聞)
 静岡県の川勝平太知事が2日に辞意を表明したことを巡り、リニア中央新幹線に関連する中部の自治体首長らから言及が相次いだ。静岡工区の着工に反対していた川勝氏が退くことで、リニア事業が進展するかどうかに関心が集まる。

 愛知県の大村秀章知事は静岡工区について「国、県、JR東海が話し合いで解決策を見いだしてほしい。科学的根拠に基づいて議論し、円満に合意をして進めてほしい」と要望した。大村氏は沿線自治体でつくる「リニア建設促進期成同盟会」の会長を務める。

 名古屋市の河村たかし市長は工事が進むかを問われ「普通はそうだ。リニアを早くつくり世界の技術革新に後れをとらないようにすることも重要だ」と指摘した。

 日銀名古屋支店の広島鉄也支店長は「判断材料は乏しいが、リニアの開通は当地の経済にプラス。今後の進捗を期待したい」と述べた。

 川勝知事は2017年に静岡工区の着工に反対して以来、水資源への影響や環境保全を理由に工事を認めてこなかった。JR東海は3月、リニアの東京・品川―名古屋間について最短で27年に開業する目標を断念する方針を明らかにした。

 リニアの名古屋―大阪間に位置する三重県の一見勝之知事は、「(大阪までの全線開通の目標である)37年のリニア開業をぜひ実現してほしい」と話した。
 

教えて!リニアのリアル(飯田ケーブルテレビ →JR東海)

2024-04-03 18:00:00 | リニア中央新幹線
JR東海から長野工事事務所からのお知らせ
(2024年3月25日)飯田ケーブルテレビで「教えて!リニアのリアル」第10弾が放送されます。
 当社(JR東海)YouTubeチャンネル「リニア中央新幹線チャンネル」で配信開始しました。
 飯田ケーブルテレビで「教えて!リニアのリアル」第10弾が放送されます。
 なお、放送終了後は、当社 YouTube「リニア中央新幹線チャンネル」で公開予定です。
【このようなメッセージです。】

リニア中央新幹線チャンネル【JR東海】
【「メディア等での取り上げ」サイトに「飯田ケーブルテレビ放送」の記事がリンクされていますが、JR東海が掲載を申入れた結果です。】

(2024年3月12日)飯田ケーブルテレビの当社提供番組「教えて!リニアのリアル」のYouTubeにおける総視聴回数が100万回を突破しました!

 以下のシリーズは JR東海による YouTube 発信です。以下の記事全てにJR東海のリンク設定もされています。

「教えて!リニアのリアル ~施設など貴重映像盛りだくさんSP~」(25:00)(2024年3月25日~3月31日)
 当番組もお陰様で10回目を迎えることができました。今回はこれまでに取り上げた工事のその後の進捗や、メディア初公開となるマル秘施設への取材をはじめ、当番組放送開始以降のリニアにまつわる出来事などを紹介していますので、是非ご覧ください。
「教えて!リニアのリアル ~高く深く!?天竜川に架ける長大橋りょう工事に密着~」(21:30 )(2024年1月29日~2月4日)
 今回は飯田市および喬木村で行われている天竜川橋りょうと高架橋工事について詳しくお伝えします。
 全長約515メートルにもなるリニア中央新幹線の天竜川橋りょう。川の中に橋脚を安全に建設する工法や、徐々に姿を現しつつあるリニアの高架橋が建設されている工事現場に密着取材した様子を紹介しています。
「教えて!リニアのリアル -巨大プロジェクトの裏側!環境保全の幅広~いおハナシ-」(22:30)(2023年11月27日~12月3日)
 今回は工事の裏側で行われている、自然や生活環境を守るための取組みについて、詳しくお伝えする内容です。
 そもそも環境調査とはどのようなものなのか、また調査結果に基づく環境保全措置の紹介や、当社と関係自治体が連携して取り組む森林保全活動「南アルプス・育みの森プロジェクト」について紹介しております。
「教えて!リニアのリアル ~千里の道も一歩から!トンネル掘削初日に密着~」(24:00)(2023年9月18日~24日)
 今回は飯田市内の工事現場におけるトンネル掘削初日の様子を詳しくお伝えします。トンネルを掘り始める初日、工事現場ではどのような取組みが行われるのか、また、発生土置き場の最新情報など、飯田市内の工事状況等を紹介しています。
 是非ご覧ください。
 ※飯田ケーブルテレビで放送されたものをYouTube用に一部加工しています。
「教えて!リニアのリアル ~どこまで進んでる?リニアでつながる他県のリアル~」(22:30)(2023年7月24日~30日)
 今回は初めて長野県外の工事現場に密着しました。
 品川駅、神奈川県駅(仮称)をはじめとする駅新設工事を中心に、最新の工事状況等を紹介しています。是非ご覧ください。
「教えて!リニアのリアル ~安全をつくれ!発生土置き場の設計・設備を深掘り~」(14:30)(2023年5月29日~6月4日)
 今回は長野県豊丘村で当社が設計・施工を行っている発生土置き場の工事に密着。
 中央新幹線建設工事では県内最大規模の発生土置き場にて安全に盛り土を造成するための様々な取組みを紹介しています。
「教えて!リニアのリアル ~発破の瞬間 初公開!長野・豊丘村の工事現場に密着~」(13:01)(2023年4月24日~4月30日)
 今回は長野県豊丘村の山岳トンネル工事に密着。
 50年以上トンネル工事の現場で働くベテラン作業員や工事を安全に進めるための様々な対策を紹介するとともに、
 テレビでは初となる中央新幹線トンネル工事の発破作業の瞬間をご覧いただけます。
「教えて!リニアのリアル ~地域整備をサポート!発生土の役立つ使い方~」(12:46)(2023年3月20日~3月26日)
 飯田ケーブルテレビにて放送された「教えて!リニアのリアル ~地域整備をサポート!発生土の役立つ使い方~」を紹介します。
 これまで同番組ではトンネル掘削工事やそれに伴い発生した土の運搬について紹介してきました。
 今回は発生した土を活用した整備事業や土地改良事業について紹介しています。是非ご覧ください。
「教えて!リニアのリアル ~地域の日常を守れ!発生土運搬の安全対策~」(11:16)(2023年2月27日~3月5日)
 中央新幹線のトンネル工事で発生した土を載せて工事現場を出発したダンプはどのように目的地へ向かっているのか。
 運搬における安全対策など、子どもたちをはじめとする地域の皆様の日常を守るための様々な取り組みをご覧いただけます。
「教えて!リニアのリアル ~長野・下伊那の工事現場に密着~」(25:01)(2022年11月14日~20日)
 長野県大鹿村で現在行っている中央新幹線工事やそこで働く社員等に密着した番組で、同工区における実際の掘削作業の様子等をご覧いただけます。

【この記事がシリーズ最初のページと思います。これ以前は確認できませんでした。】

リニア山梨県駅は2031年の完成見込み

2024-04-01 09:00:00 | リニア中央新幹線
JR東海、リニア山梨県駅など31年完成 見通し提示 2024年4月4日 17:39 日本経済新聞
 JR東海は4日、リニア中央新幹線工事で山梨県駅(仮称、甲府市)や座光寺高架橋(長野県飯田市)の発注見通しを示した。2031年の完成を予定しており、東京・品川―名古屋間の当初開業予定である27年を超える初めての発注になる。ただJR東海はリニア開業遅れの最大要因を静岡工区としており、「静岡工区完成までに他工区は全て終わっている予定だ」との見通しを示した。

 山梨県駅は品川―名古屋間に予定している駅で唯一未着工だった。24年度上期中に工事を発注し、工期は約80カ月になる。駅は高さ約30メートルの高架駅で4階建ての駅舎になる。前後の高架橋や橋梁を含め約1270メートルの区間の工事を25年度にも着手する見込み。約83キロメートルある山梨区間の未発注工区は残り16キロとなる。

 長野県は本線や保守基地への高架橋で合わせて約1870メートル。工事発注時期は山梨と同じく24年度上期だ。工期は約70カ月。山梨県駅も長野の高架橋も今後建設会社などから公募する。工費や設計を詰めながらJR東海が施工者を決める。

 JR東海は3月末に品川―名古屋間の開業見通しを従来の「27年以降」から「未定」とした。静岡工区については着工から開業まで当初約10年とみており、計算すると品川―名古屋間開業は34年以降になる見通し。全体では工事契約は約9割で完了している。
 同日、静岡市内で報道陣に説明したJR東海の沢田尚夫常務執行役員は、静岡県の川勝平太知事の辞意表明について受け止めを問われ「静岡工区含めて早期開業を目指す姿勢は変わりない」と話した。川勝知事の持論であった山梨―神奈川間などの部分開業は「これまで通り全く考えていない」とした。
リニア山梨県駅は令和13年の完成見込み JR東海が公表 2024年4月4日 19:18 産経新聞
 JR東海は4日、リニア中央新幹線の甲府市と山梨県中央市にまたがる山梨県駅(仮称)を、令和13(2031)年中に完成させる見込みだと発表した。早ければ来年にも着工する。これまで予定地は決まっていたが、駅自体の工程などは一切公表されておらず、今回初めて計画が明らかになった。

 今回、山梨県以外も含めリニア関連工事の発注見通しが示され、その中で山梨県駅の工期などが示された。甲府市大津町で行われる駅建設工事は、高架橋と橋梁を合わせて約1・2キロ。年内に発注先を決めると同時に、地元への説明も実施していく予定だ。

 山梨県駅計画が公表されたことを受け、山梨県の長崎幸太郎知事は「合理的な工期が公表されたことは一歩前進」と歓迎の談話を発表。さらに「駅前エリア一体となった利便性の高い駅になるようJR東海と緊密に連携を図る」とし、早期の開業に向けた機運醸成にも取り組む考えを示した。
甲府市に建設のリニア新駅 2031年中完成目指す JR東海 2024年4月4日 16時58分 NHK山梨
 甲府市に建設予定のリニア中央新幹線の新しい駅について、JR東海は工事の発注の見通しを公表し、2031年中の完成を目指して計画を進めていく方針を示しました。

 リニア中央新幹線をめぐってJR東海は、静岡県内の工事に着手できていないことを理由に先月29日、目指してきた2027年の開業を断念する方針を示しています。
 こうしたなか、JR東海は4日甲府市大津町に建設予定の新しい駅について工事の発注の見通しを公表し、今月からことし9月の間に工事を請け負う業者を公募し、契約の手続きを進めていくことを示しました。

 そして来年度以降、周辺住民への説明などを行ったうえで本格的な工事に着手し、2031年中の完成を目指して計画を進めていく方針を示しました。 新しい駅は総面積およそ1万5000平方メートルの鉄筋コンクリートの4階建てで、改札は2階に、ホームは4階に設置し、バリアフリーにも配慮した構造を計画しています。

 JR東海は「人手不足や資材の高騰の影響も踏まえできるだけ合理的な工期を設定した。2027年を超える工期を設定する初めてのケースで、工事完了は2031年中となる見込みだが静岡工区の遅れの範囲内で名古屋までの開業時期に影響は与えない」と説明しています。

 甲府市に建設予定の新しい駅の工期が公表されたことについて長崎知事は「一歩前進したと考えており、JR東海は静岡工区の状況を見ながら発注時期について慎重に判断したと理解している。駅の建設にあたっては地域の分断などにも十分配慮するとともに、駅前エリアと一体となった利便性の高い駅となるようJR東海と緊密に連携を図っていきたい」とコメントしています。
リニア新幹線山梨区間「2031年の完成目指す」 JR東海が発表 山梨県 2024年4月4日 19:01 YBS NEWS

 JR東海は4日、リニア中央新幹線の山梨区間の工事について、2031年までの完成を目指すと発表しました。
 リニア中央新幹線をめぐっては3月29日、JR東海の丹羽俊介社長が「未着工の静岡工区が開業の遅れに直結している」などとして、目標だった2027年の開業を断念する考えを示しました。

 こうした中、JR東海は4日、山梨県駅などに関する工事発注の見通しを公表しました。
 それによりますと、山梨県駅については今月から契約業者を公募し、今年度内をめどに契約を結ぶ見通しで、駅舎の着工は来年度を目指します。

 JR東海の担当者 「山梨県駅は2027年までに工事を完了させることは難しく、工期を約80カ月と設定することにした」
 一方、駅舎を含む県内区間の工事完了時期については2031年としました。

 JR東海の担当者 「静岡工区と比べると今の遅れの範囲の中なので名古屋までの開業時期に影響を与えるものではない」
 山梨県駅は東京ー名古屋間で唯一の未着工駅となっています。
 駅周辺の関係者は「着工時期を知って安堵した」とした上で、県や甲府市に対し「駅周辺整備も遅れずに進めてほしい」と話しています。

 一方、長崎知事は「工期が設定されたことは一歩前進。県としては開業時期に左右されず、地域の価値を高める取り組み進めたい」とコメントしました。
リニア山梨県駅 来年度から本格的な工事へ 地上4階建て JR東海は2031年完了を見込む 2024年4月4日(木) 18:29 UTYテレビ山梨
 甲府市大津町に建設予定のリニア山梨県駅についてJR東海は2031年中の工事完了見込みと明らかにしました。 JR東海が山梨県駅の完成時期を示したのは初めてです

 品川ー名古屋間を結ぶリニア中央新幹線の仮称、山梨県駅についてJR東海は甲府市大津町に地上4階建ての建物を建設する予定です。

 JR東海は4日、山梨県駅の工事について今年度末までに契約を交わしたうえで来年度から本格的な工事に入ることを目指すと明らかにしました。
 期間はおよそ80か月で2031年中の工事完了を見込むとしています。
 JR東海が山梨県駅の完成時期を示すのは初めてです。

 リニアをめぐっては静岡県が静岡工区の着工を認めずJR東海は当初目指していた2027年の開業を断念しました
 さらに静岡工区の工期について着工から10年かかると想定していることから、開業は早くても2034年以降になる見通しですが、JR東海は山梨県駅の工事で開業時期への影響はないとしています。

 発表を受け長崎知事は「名古屋までの開業に大きな影響を与えない範囲で合理的な工期が設定され公表されたことは一歩前進したものと考えている」とコメントを発表しました。
早川町 リニア中央新幹線について 更新日:2024年3月25日
 だいぶ以前に拝見した時に比べて膨大な記事に驚きました。
 JR東海の記事があったので早川町のサイトを確認するつもりだったのです・・・
中央新幹線早川橋りょうほか新設工事における環境保全について(2024年3月4日)
中央新幹線早川橋りょう新設工事の準備工事における環境保全について

時間を作って早川町でのリニア工事の状況を知りたいと思っています。 

JR東海は2027年のリニア開業を断念

2024-03-31 09:00:00 | リニア中央新幹線
2024年03月29日 19時56分 リニア中央新幹線2027年開業断念 長崎知事“早く着工に”(NHK山梨)

 静岡県が着工を認めていない「リニア中央新幹線」について、JR東海は、国の専門家の会議で、目指してきた2027年の開業を断念する方針を明らかにしました。
 静岡県で工事に着手できる見込みが立たないため、現時点では新たな開業時期は見通せないとしています。

 リニア中央新幹線をめぐっては静岡県が環境に対する影響が懸念されるなどとして着工を認めていません。
 このため、JR東海は、東京・品川と名古屋を結ぶ区間について、目指してきた2027年の開業は難しいという見解をこれまでに示していて、去年12月には、「2027年」としてきた開業時期を「2027年以降」に修正していました。

 こうしたなか、JR東海の丹羽俊介社長は29日国土交通省で開かれた静岡工区に関する専門家の会議のなかで、「2027年の名古屋までの開業は実現できる状況にはない」と述べ、2027年の開業を断念する方針を明らかにしました。
 理由については、静岡工区の工事に着手できないまま、工事契約の締結から6年4か月が経過していることをあげました。
 そのうえで、着工できる見込みが立たないため、現時点では新たな開業時期を見通すことはできないとしています。

 丹羽社長は「静岡工区での一日でも早い工事の着手に向けて静岡県との対話をさらに進め、地域の皆さまの理解と協力を得られるように、真摯に取り組んでいく」と述べ、引き続き、早期の開業を目指す考えを強調しました。

 JR東海がリニア中央新幹線の2027年の開業を断念する方針を明らかにしたことについて、長崎知事は記者団に対し、「大変残念な話ではあるが静岡工区の着工がそもそも遅れているのである意味必然の結果だと思う。一刻も早く静岡県とJR東海、国で着工にこぎ着けていただきたいと強く思う」と述べました。
 その上で山梨県を含む沿線の都府県でつくる「建設促進期成同盟会」で、着工を認めていない静岡県に対しその理由の説明や情報共有を求めていきたいという考えを示しました。
NHK山梨の記事を読んで 「静岡県で工事に着手できる見込みが立たないため、現時点では新たな開業時期は見通せないとしています。」 の部分で驚きました。
 リニア工事の遅れは各地にあることを知らずに (知っていながら)、静岡の問題で工事が遅れていると記事にしている。これまで何度か静岡だけの報道を読まされた事を思い出します。

私は不勉強なので各地の状況は記事、ニュースで知るだけですが、
 2024年2月20日 リニア中央新幹線工事の進捗状況 リニア新幹線沿線住民ネットワーク
 この記事が各地の状況を掲載し、ニュースにしたのは山梨県の YBS NEW です・・・
 2024年2月29日に リニア工事「全体の10%程度しか進まず」 建設反対の住民グループが独自調査 山梨県

リニア中央新幹線の各地状況は樫田秀樹氏が詳しく、記事の裏だって伝えたい、そして Facebook・樫田 秀樹 でもお書きになっておられます。

国土交通省 リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議について
 リニア中央新幹線静岡工区の水資源、環境保全に関する有識者会議の報告書で整理された対策について、科学的・客観的観点から、その状況を継続的に確認することを目的として、「リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議」を開催します。
○第1回 リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議(2024/02/29) 開催案内 議事録 配布資料

〇第2回 リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議(2024/03/29) 開催案内 議事録 配布資料
『会議資料等については、国土交通省ホームページにて公開する予定です。(会議資料は会議開始前、議事録は後日、公表予定です。)』
2024年3月29日 第2回リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議の開催について(令和6年3月27日)
 リニア中央新幹線静岡工区の水資源、環境保全に関する有識者会議の報告書で整理された対策について、科学的・客観的観点から、その状況を継続的に確認するため、以下のとおり、「第2回リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議」を開催します。
1.日 時:令和6年3月29日(金) 13:00~14:00
2.場 所:中央合同庁舎3号館4階 幹部会議室(WEB併用開催)
3.議 事:リニア中央新幹線静岡工区について
4.構成員:別添参照 リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議 構成員名簿
5.取材等(報道機関の方へ)報道発表資料(PDF形式)
6.その他
【鉄道局チャンネル YouTube・・57分】
 第2回リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議(2024/3/29)
 第2回リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議(2024/3/29)(予備)
 
2024年2月29日 第1回リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議の開催について(令和6年2月27日)
 リニア中央新幹線静岡工区の水資源、環境保全に関する有識者会議の報告書で整理された対策について、科学的・客観的観点から、その状況を継続的に確認するため、以下のとおり、「第1回リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議」を開催します。

1.日 時:令和6年2月29日(木) 16:00~18:00
2.場 所:中央合同庁舎3号館4階 幹部会議室(WEB併用開催)
3.議 事:リニア中央新幹線静岡工区について
4.構成員:別添参照 (別添)構成員名簿(専門分野入り)(PDF形式)
5.取材等(報道機関の方へ)第1回リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議の開催について(PDF形式)
 

静岡県
2024年3月29日 リニア中央新幹線静岡工区/県民だより2024年4月号
 国土交通省が新たに設置したリニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議は、これまでの国有識者会議において、JR東海が行うと説明した環境保全の対策を、科学的・客観的観点から、工事前・工事中・工事後と、継続して確認することを目的としています。
 令和6年2月29日に第1回会議が開催され、県もオブザーバーとして参加しました。
 具体的にどのように会議を進めていくかは、今後、委員の意見を踏まえて検討していくとしています。
「リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議の概要」
 【以下、引用は省略します】

2024年2月29日 リニア中央新幹線静岡工区/県民だより2024年3月号
 県は、令和元年9月に、「引き続き対話を要する事項」として47項目を提示し、JR東海との対話を進めてきました。
 これまでの対話の状況や国の有識者会議で報告書が取りまとめられたことなどを踏まえ、現時点の進捗状況として、47項目中17項目の対話が終了したと評価し、今後の主な対話項目として、「水資源」「生物多様性」「トンネル発生土」の3区分9項目に整理しました。
 引き続き、リニア中央新幹線の整備と大井川の水資源及び南アルプスの自然環境の保全との両立を目指し、JR東海との対話を進めていきます。
【以下、引用は省略します】

リニア中央新幹線整備工事に伴う環境への影響に関する対応
 静岡県は、リニア中央新幹線整備事業については賛同しています。
 一方で、リニア中央新幹線は、静岡県の北部にある南アルプスと大井川上流部の地下をトンネルで通過する計画であり、トンネル工事による環境への影響が危惧されています。
『お知らせ』
  令和6年2月5日 令和元年9月に取りまとめたJR東海との「対話を要する事項(47項目)」について、国の有識者会議での議論が一区切りとなったことなどから、進捗状況を評価し今後の対話事項を整理しました。
 資料1 (PDF 352.5KB)
 資料2 (PDF 2.2MB)
 参考資料 (PDF 2.4MB)
 リニア中央新幹線整備の環境影響に関するJR東海との「対話を要する事項」について 2024年2月5日 (YouTube)

『静岡県が懸念すること』
  懸念1 トンネル湧水による大井川の水資源への影響
  懸念2 生物多様性への影響
  懸念3 トンネル発生土による南アルプスの環境への影響
『リニア中央新幹線に関する静岡県の対応等』
  リニア中央新幹線の概要
  リニア中央新幹線事業にかかる本県の組織体制
  JR東海との対話の経緯
  国の有識者会議
  環境影響評価に係る手続情報
  主な出来事
  出前講座
  よくある質問
  他の工事での水枯れの事例
 
2024年03月30日 リニア27年開業断念、静岡県「水資源などクリアすべき問題がある」…今後も議論継続の考え(読売新聞)
 リニア中央新幹線静岡工区が未着工になっている問題を巡り、JR東海は29日、当初予定していた品川―名古屋間の2027年開業を断念し、最短でも34年以降の開業となる見通しを明らかにした。静岡県内の関係者からは「まだクリアすべき課題がある」「沿線自治体の気持ちを考えると、なるべく早く開業できるよう努めたい」との声が交錯した。
【以下、長文です】
2024年03月29日 リニア27年開業断念 JR東海表明 静岡工区遅れで34年以降に(YouTube・静岡新聞)
 JR東海の丹羽俊介社長は29日、リニア中央新幹線品川―名古屋間の開業時期について、当初目標にしていた2027年の開業を断念する方針を正式に表明した。静岡工区は着手から開業まで約10年を見込んでいて、開業時期は34年以降になる見通しとなった。
【以下、長文です】
2024年03月29日「JRとの対話速やかに」と静岡知事(共同通信)
 JR東海がリニア中央新幹線の2027年開業を断念する方針を表明したことに関し、川勝平太静岡県知事は29日夜、「リニアの整備促進と自然環境保全の両立に向け、JRとの対話をできる限り速やかに進めていく」とのコメントを出した。
2024年3月30日 「静岡県は我々に説明を」山梨知事 リニア開業遅れ、早期解決を注文(朝日新聞)
 山梨県の長崎幸太郎知事は29日、記者団の取材に「大変残念だが、静岡工区の着工が数年単位で遅れており、ある意味必然」と語った。その上で「静岡県には、我々に対して説明してほしい。この問題を共有して、解決の速度を高めていくべきだ」と話した。
【部分引用です】
2024年3月29日 山梨県の長崎幸太郎知事、リニアめぐり「一部でも開通ならメリット」(産経新聞)
 長崎氏は令和9年開業断念に「残念な話だが、静岡工区の着工が遅れている中で、9年に開業できるわけではない。致し方ない」との見解を示した。ただ、静岡県の川勝平太知事に対しては「静岡県は抱えている問題を、沿線自治体でつくる期成同盟会で共有していない。しっかりと情報と考えの共有を求めたい」として、静岡県に問題解消に向けた取り組みを進めることを要望した。
 また、甲府市の樋口雄一市長は「まちづくりは開業の見通しと密接な関係があるので、早期解決に向けて、JR東海や国をはじめとする関係機関の一層の連携と努力を期待したい」とのコメントを発表した。
【部分引用です】
2024年3月29日 JR東海、2027年のリニア開業断念 静岡着工メド立たず(日本経済新聞)
 JR東海は14年に品川―名古屋間のリニア工事に着手した。静岡工区は全長約8.9キロメートルで、17年に大成建設と佐藤工業の共同事業体と工事契約を結んだ。同年、静岡県の川勝平太知事が南アルプスのトンネル工事による大井川の水量減に懸念を示し、工事反対を表明した。
 水資源や生態系の保全策を巡る協議も長期化し、建設が遅れた。JR東海は23年12月、「27年」としていた工事完了時期を「27年以降」として国交省に申請し、認可された。その後も静岡工区の着工ができないまま、工事契約の締結から6年4か月が経過した。
【部分引用です】
2024年3月29日 リニア新幹線 2027年の開業断念 JR東海 山梨県(YBS NEWS)
 リニア中央新幹線の品川ー名古屋間についてJR東海の丹羽俊介社長は29日、「2027年の開業は実現できない」と述べ、目標としていた27年までの開業を断念する考えを示しました。
 JR東海は「新たな開業時期は見通せない」としていますが、未着工の静岡工区で想定される10年1カ月の工期について「短縮するのは難しい」とも説明していて、開業は2034年以降にずれ込む可能性が出ています。
【部分引用です】
2024年3月29日 リニア2027年開業断念 2034年以降になる見通し 山梨県の長崎幸太郎知事「静岡に情報と考えの共有を求めたい」(UTY)
 JR東海 丹羽俊介社長:「(リニアについて)残念ながら2027年の名古屋までの開業は実現できる状況になく」
 長崎知事:「残念ではありますが致し方ないと思います、(静岡には)期成同盟会の場でしっかりと情報と考えを共有していただくことを求めていきたい」
 JR東海は「1日も早く静岡工区を着工できるよう全力を尽くしたい」としています。
【部分引用です】
2024年3月29日 JR東海、リニア中央新幹線の2027年開業を断念 品川-名古屋間(毎日新聞)
 静岡工区を巡っては、静岡県の川勝平太知事が環境への影響に懸念を示し反対しており、トンネル掘削工事を始められていない。(共同)
【部分引用です】

リニア中央新幹線建設促進期成同盟会
2023.5.31 2023年度リニア中央新幹線建設促進期成同盟会総会を開催しました
 2023年5月31日(水)にザ・キャピトルホテル東急(於:東京都)で2023年度総会を開催し、リニア中央新幹線の早期全線整備を期し、決意を表明するため、本同盟会の総会決議を行いました。
 また、この決議に基づいて作成した要望書により、総会終了後、国土交通省等に要望活動を実施しました。
 総会決議(140KB)
 要望書(151KB)
 

リニア27年開業断念、静岡県「課題解決へスピード感」(日本経済新聞)

2024-03-29 22:00:00 | リニア中央新幹線
2024年3月29日 19:40 リニア27年開業断念、静岡県「課題解決へスピード感」(日本経済新聞)
 リニア中央新幹線の品川-名古屋間の開業時期が未定になったことを受け、沿線自治体からは早期の着工を求める声が相次いだ。静岡県でリニア問題を担当する森貴志副知事は「県も着工に向けスピード感を持って取り組んでおり、他県にも議論の状況を説明したい」とした。ただJR東海との対話や議論の方法自体の見直しは言明を避け、具体的な開業計画は後ろ倒しが続きそうだ。

 県では国の会議で出た課題をより具体的に議論する専門部会を持つ。水資源と環境保全の2部会があり、静岡の川勝平太知事はどちらも4月に約半年ぶりに開く意向を示す。29日のリニアの国モニタリング会議では委員から専門部会の運営方法に質問が出た、方向性のない専門部会がリニア問題停滞の遠因でもある。

 会議後の取材で県担当者は県からJR東海に調査活動を助言していることや、部会開催前に関係者間で擦り合わせをしており早期の解決に向け動いていると説明。森副知事は「課題はまだあるが、どこまで解決を求めるのかは違う。南アルプスの生態系を全て守れという絶対的な立場ではなく、どこが限界か議論している」とした。

 静岡市の難波喬司市長はJR東海の発表を受け、「リニアの通過する静岡市も環境影響の議論を進めており、早期に結論を出したい」とした。一方、沿線の再開発にも大きな影響を及ぼすことから「もっと早い時期に(開業未定を)示せたのではないか」とも指摘する。

 岐阜県知事や甲府市長など沿線の首長から早期着工と議論のスピードアップを求める声が相次いだが、森副知事は「静岡県はリニアを推進する立場だ」と強調する。ただ着工に必要な掘削調査ではモニタリングの委員やJR東海と異なり依然難色を示すなど、29日の会議でも議論のかみ合わない場面もあった。

 川勝知事は会議後に「静岡工区以外は27年までに完了できるということなので、状況や(完成した工区の)活用をリニアの期成同盟会で考えたい」とのコメントを出した。大井川の水資源や南アルプスの環境保全がリニアと両立できなけば着工を認めないという従来の姿勢を改めて示した。
 

JR東海、2027年のリニア開業断念 静岡着工メド立たず(日本経済新聞)

2024-03-29 20:00:00 | リニア中央新幹線
2024年3月29日 18:52更新 JR東海、2027年のリニア開業断念 静岡着工メド立たず(日本経済新聞)
 JR東海は29日、リニア中央新幹線の東京・品川―名古屋間について、最短で2027年としていた開業目標を断念する方針を明らかにした。トンネル掘削による川の水量減少などを懸念する静岡県が県内区間の工事に反対している。着工のメドが立たず早期開業は困難と判断した。

 同日、国土交通省で開かれたリニア静岡工区の水資源や環境保全対策を話し合う会議でJR東海が示した。会議の冒頭、JR東海の丹羽俊介社長は「静岡工区が名古屋までの開業の遅れに直結している。27年の開業は実現できる状況にはなく、新たな開業時期を見通すこともできない」と述べた。

 沢田尚夫常務執行役員は静岡工区について「山梨や長野工区の掘削実績を踏まえても(工事契約を結んだ)17年に考えていた工期を短縮できず、さらに延びる可能性がある」と述べた。同社は静岡工区の着工から開業まで10年程度を見込んでおり、仮に24年に着工したとしても、品川-名古屋間の開業は最短で34年以降にずれ込む計算となる。
 リニア建設を巡るこれまでの経緯(画像表示)

 JR東海は14年に品川―名古屋間のリニア工事に着手した。静岡工区は全長約8.9キロメートルで、17年に大成建設と佐藤工業の共同事業体と工事契約を結んだ。同年、静岡県の川勝平太知事が南アルプスのトンネル工事による大井川の水量減に懸念を示し、工事反対を表明した。

 水資源や生態系の保全策を巡る協議も長期化し、建設が遅れた。JR東海は23年12月、「27年」としていた工事完了時期を「27年以降」として国交省に申請し、認可された。その後も静岡工区の着工ができないまま、工事契約の締結から6年4か月が経過した。

 リニア中央新幹線は最高時速500キロメートルで走行し、品川―名古屋間を最速40分、品川―大阪間を1時間強で結ぶ計画。品川―名古屋(約286キロ)の総工費は約7兆円に及び、この見通しは現時点で変えていない。難工事の対応で21年に5.5兆円から上積みした経緯があり、今後さらに膨らむ懸念もある。

 品川―名古屋間は約9割の区間で工事が契約済み。開業延期により、各地で進む工事も工期の見直しを迫られる可能性がある。避けられそうにないのが、リニアを地域再開発の要に位置づける沿線自治体への影響だ。名古屋市はリニアを前提に名古屋駅周辺の再開発を進めているほか、関西圏でも37年の開業の遅れを懸念する声が強まっている。

 沿線自治体でつくる「リニア建設促進期成同盟会」会長の大村秀章・愛知県知事は29日、「沿線都府県は27年開業を目指して様々なプロジェクトに取り組んできた。ずれこむのは断腸の思いだ」と訴えた。静岡工区について「前向きな解決策を見いだし、一日も早く着工することを望む」と強調した。
 

山梨県リニア駅整備 県と甲府市で食い違い

2024-03-25 10:00:00 | リニア中央新幹線
2024年3月27日 19:42 また歩調の乱れか 心配の声も リニア駅整備 県と市で食い違い 山梨県(YBSニュース)
 甲府市大津町に建設が予定されているリニア新駅を巡り、駅の北側と南側をそれぞれ整備する県と甲府市に意見の相違が出ています。駅の北側と南側に何を整備するかで意見が異なっていて、歩調の乱れが新駅整備に影響しないか心配する声が上がっています。

 リニア新駅は北側を県が整備して交通結節点とするのに対し南側は甲府市が賑わいを創出するエリアとして整備することになっています。
 27日、南側を担当する甲府市が交通や観光の専門家を集め検討委員会を開きました。

 県はこれまで一般車の乗降場や短時間駐車場など交通機能の一部を駅南側にも整備する案を示していましたが、27日の委員会で甲府市は「一般車の乗降場は北側に集約するべき」と独自案を提示。同席した専門家も「県の案では利用者にとって分かりにくい」として市の案に賛同しました。
 これに対し、会議に参加した県の担当者は「個別の施設を南北のどちらかにするかの検討よりも南側の具体的な機能の検討を進めるべき」と苦言を呈しました。

 リニア駅周辺整備を巡っては甲府市が発表した整備計画をについて、県と市の足並みの乱れが問題となったこともあり、関係者からは「意見の相違が駅整備に大きく影響しなければ良いが心配だ」という声が上がっています。
 一方、県はリニア開業に合わせ空港整備を見据えた有識者会議を立ち上げました。
 大学教授など委員5人と国土交通省の担当者がオブザーバーを務め、県が行っている空港の実現可能性を探る調査結果などに対して意見を求めます。
2024年3月27日 19:30 リニア駅周辺整備 南側は観光バスやタクシー、北側に一般車など 乗降場集約を県に提案へ 甲府市(UTYテレビ山梨)
 リニア駅周辺への交通アクセス機能について甲府市は、一部の機能を県が整備する北側エリアへ集約することを提案する方針を明らかにしました。
 甲府市大津町に建設が予定されているリニア山梨県駅の周辺は、中央道に近い北側を県が、南側エリアを甲府市が整備する方針です。
 27日に開かれた南側エリアのまちづくりを考える検討会で甲府市は、これまで南側で検討されてきた機能の多くを北側に集約することを県に提案することを明らかにしました。
 市が示した案では、南側は観光バスや予約型のタクシーの乗降場とし、北側に路線バスや一般車の乗降場の集約を提案しています。
 出席した委員からは「利用客目線に立った整備が必要」などと賛同する意見があがり、甲府市は今後の担当者との協議で県側に提案するということです。

山梨県庁・リニア中央新幹線の関係事業

リニア中央新幹線(まちづくり・環境サイト)
 これまでの構想・計画(リニア駅周辺整備関連)(更新日:2021年9月27日)
 リニア体験乗車 インターネット応募でのよくある質問と回答(更新日:2023年12月12日)
 リニアイベント
 山梨リニアどきどき体験乗車(山梨県知事政策局リニア未来創造推進グループ)
 山梨リニアファンクラブ(終了)
 山梨県立リニア見学センター(案内) 山梨県立リニア見学センター(現地サイト)
 リニア中央新幹線の動向(更新日:2024年1月25日)(山梨県県土整備部リニア整備推進室)

山梨県知事政策局 リニア未来創造推進グループ
 リニア駅前エリア整備検討会議 更新日:2023年5月11日
  リニア山梨県駅の駅前エリア整備や、公共交通によるリニア駅と小井川駅とのアクセス検討を行うことを目的とした、「リニア駅前エリア整備検討会議」を開催いたします。
 リニア駅前エリア整備の在り方検討会議 更新日:2021年9月27日

山梨県県土整備部 リニア整備推進室
 リニア中央新幹線の動向(令和6年1月24日)
 これまでの構想・計画(リニア駅周辺整備関連) 更新日:2021年9月27日
 リニア山梨県駅(仮称)の駅位置の検証 更新日:2021年9月27日
 防災バックアップ機能整備検討会議
 更新履歴(令和5年3月31日)


リニア関連の記事です・・・
2023-03-30 山梨県・リニア新駅の構想
 このページに掲載しています・・『リニア駅前エリア整備検討会議(更新日:2023年3月28日)』

2024年3月27日 19:45 県内への空港建設 研究会の議論スタート 県「リニア開業の効果を広く波及させる狙い」 山梨(UTYテレビ山梨)
 リニア開業を見据えて山梨県内に空港を造るのか、専門家による研究会の議論がスタートしました。
 長崎知事は2022年5月、県内に小型旅客機やプライベートジェットの離着陸ができる滑走路の建設について検討を始めると明らかにしています。
 これを受けて、大学教授などの専門家による研究会が初めての会合を開き、空港の整備について県は「リニア開業の効果を広く波及させる狙いがある」と説明しました。
 これに対して専門家からは、大規模災害時には防災拠点にもなりうるといった意見や、小型旅客機需要の取り込みが期待できるといった意見が出されました。
 今後のポイントについて研究会の座長は…。
  山梨県地域航空研究会 武藤愼一座長:「(空港は)費用がかかる面があるので需要がそれを上回る形で発現するのか、それによって採算性など」
 次の会議は5月に開かれる予定で、現在県が行っている建設候補地や採算性に関する調査結果を踏まえて議論することにしています。
リニア中央新幹線の品川~名古屋を結ぶ駅(神奈川、山梨、長野、岐阜)の停車は1時間に一度とのことです。
山梨県庁のリニア中央新幹線に関する記事の多さに驚きながら、今回の記事を書きました。

リニア工事 国の認可取り消しを求めて東京の住民ら提訴

2024-03-24 16:00:00 | リニア中央新幹線
2024年3月27日 20時12分 リニア工事 国の認可取り消しを求めて住民ら提訴 「大深度地下利用法は憲法違反」(東京新聞)
 JR東海が進める、リニア中央新幹線(品川-名古屋)の大深度地下トンネル建設に反対する東京都大田区、世田谷区、町田市の住民45人が27日、国に認可取り消しを求める行政訴訟を東京地裁に起こした。

◆外環道工事では地面陥没「平穏な住宅街が、騒音が一日中響く街に」
 国の認可は違法な上、認可について定めた大深度地下利用法は、憲法に違反すると主張している。

 大深度地下利用法は、主に地下40メートル以深を大深度地下とし、道路や一般の需要に応じる鉄道などへの特別措置として、住宅の真下でも住民への告知や補償なしで利用できるなどと規定する。リニアについてはJR東海の申請に基づき、2018年10月、当時の石井啓一国土交通相が認可した。

 訴状で原告側は、品川-名古屋間の移動の需要は東海道新幹線で満たされており、リニアには同法で規定する「一般の需要」がないと指摘。また、同法自体が、財産権や平穏な生活を送る権利を保障する憲法に違反するとしている。

 提訴後、原告らは東京都内で記者会見を開いた。原告団長の三木一彦さん(66)=大田区=はリニア工事と同じく大深度地下をシールドマシン(掘削機)で掘っていた東京都調布市の東京外郭環状道路(外環道)のトンネルルート上で陥没や空洞が発生したことに触れ「平穏な住宅街が(地盤補修工事のため)騒音が一日中響く街になっている。リニア工事で違法な認可がまかり通るのを黙って見ているわけにはいかない」と話した。(加藤益丈)

◆「調査掘進」機器の故障などでまだ完了せず
 リニア中央新幹線は品川-名古屋間の約286キロのうち、東京都品川区-川崎市-東京都町田市の33.3キロと、愛知県春日井市-名古屋市の17.0キロをシールドマシンで掘り進め、大深度地下トンネルを造る。

 品川側では、2021年10月の北品川工区を皮切りに、地上への影響を調べながら掘る調査掘進を計4工区で開始。外環道の大深度トンネル工事で20年10月以降、陥没・空洞が見つかったための措置で、2工区で終了した。

 ただ、着手が最も早かった北品川工区は、半年で約300メートル掘る予定が、機器の故障などで124メートルで止まっている。また、名古屋側では21年度中の調査掘進を予定していたが、機器の損傷で開始が大幅に遅れている。(梅野光春)

【他の報道記事を確認して状況を整理しておきたいと思います。】
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2024年03月28日 開業は早くても10年遅れの2037年!? リニア新幹線建設の悲惨な現状!!(週プレNEWS 取材・文・写真/樫田秀樹)

樫田秀樹様を最初に知ったのはホームページでした、
 記事の裏だって伝えたい
近年は Facebook 記事が早いように感じます、
 Facebook 樫田 秀樹
かしだ ひでき 様の益々のご活躍をお祈りいたします。

静岡市リニア出前講座 3月31日

2024-03-23 10:00:00 | リニア中央新幹線
静岡市リニア出前講座 (南アルプスとリニアを考える市民ネットワーク静岡)
【このページに会場の地図も書かれています アクセス

 リニア中央新幹線建設計画は、静岡市内の南アルプスにトンネルを掘ることを予定しています。このトンネルは大井川の下を掘り進めることから、南アルプスの自然環境と大井川の水への影響を心配する声が、いろいろなところから湧きあがっています。
 静岡市はこれらの心配に対して、専門の協議会を置いて市内で行われる工事のさまざまな影響について、専門家の意見を集めて検討を行い、県が進めている環境アセスメントに市の立場から意見を伝える取り組みを行っています。
 この「出前講座」は、静岡市の取り組みのいちばん新しい状況を知りたいという私たち市民の声に応えて、市の協力により開催されるものです。
■テーマ
 静岡市中央新幹線建設事業影響評価 出前講座
 ■講師 環境政策監 織部康宏さん
 ■日時 3月31日(日)10時~
 ■会場 静岡市民文化会館 大会議室(静岡県静岡市葵区駿府町2−90)
 ■申し込み不要
 ■入場無料
 ■主催 南アルプスとリニアを考える市民ネットワーク静岡
 ■共催 大井川の水を守る62万人運動
 
静岡市リニア出前講座
リニア中央新幹線建設に関して『南アルプスの自然環境と大井川の水への影響を心配している』のを、リニア事業を妨害する静岡県のように報道されていたと感じるのです。初めて知ったサイトなので、これまでの記事も読んでおきたいと思います。
リニア巡る静岡県との対話「論点残らず」JR東海社長 2024年2月15日の日本経済新聞記事をブログに書いたのですが、あらためて読み直してみようかと思います。