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リニア中央新幹線事業の状況について2本の記事を記録

2024-03-16 18:00:00 | リニア中央新幹線
2024.3.25 8:00 リニア新幹線、静岡工区と名古屋~新大阪間の同時建設は難しい?JR東海が「無理」と一蹴する理由(ダイヤモンド 枝久保達也:鉄道ジャーナリスト)
 リニア中央新幹線をめぐるJR東海と静岡県の協議は、具体的な進捗を見ないまま2024年度に持ち越されようとしている。JR東海は果たしてどんなことを考えているのか、多くの人が漠然と抱いているだろう疑問を、同社にぶつけてみた。(鉄道ジャーナリスト 枝久保達也)

【5ページの記事で長文ですから、ページごとの記事タイトルだけ掲載しました。本文をお読みください。】
 1 リニア中央新幹線をめぐるJR東海の「言い分」は?
 2 品川~名古屋間が完成しないとその先には手がつけられない
 3 物価・人件費の高騰などで建設費が膨張する可能性は?
 4 リニアは絶対にペイしないというトップ発言の真意
 5 「もうからない」リニア投資がJR東海にとって合理的なワケ

 『JR東海の肩をもちすぎだとお叱りを受けるかもしれないが、本稿はJR東海の「言い分」を聞き、その意図を読み解くことが目的であり、あえてその先には踏み込んでいない。検証や考察はまた別の機会、舞台に譲ろう。』

記事の最後にこのようにお書きでした。時間をかけて拝読したいと思います。リニア工事の遅れは静岡県が原因のように言われる場合もあるようですが、私は納得できませんので品川~名古屋の全状況を確認するようにしています。

YouTubeがこの記事を掲載しています 3/26(火) 8:02配信 コメント150件 掲載されていました。(3月26日の夕刻に確認) 
2024.3.21 15:30 リニア遅れは「国家的損失」自民・片山さつき氏 夢のエネルギー「核融合発電」に波及、安全保障の懸念も…停滞している時間はない(zakzak 夕刊フジ)
 リニア中央新幹線の静岡工区(約8・9キロ)の着工が遅れている問題が、日本の新技術や新エネルギーの開発に大きな支障をもたらす懸念が強まっている。日本など各国が「夢のエネルギー」として開発を急ぐ核融合発電には、リニアモーターカーと同様の超電導技術が用いられているためだ。技術開発の遅れはエネルギー安全保障上の懸念となるだけでなく、国策としてリニアと核融合炉に注力する中国を利することにもつながる。この問題を国会で取り上げた自民党の片山さつき参院議員に話を聞いた。
  1ページ  2ページ  3ページ
【全文3ページです、最初と最後の記事のみ掲載しておきます】

 片山氏は「中国製の核融合炉を日本が購入せざるを得ない状況というのはメンテナンスを含めて最低最悪の状況だ。課題が生じても自前で手当てしなければならない。省庁間の協力に加え、国が静岡側に働きかけていくことも大切だ。リニアは日本の国土軸形成の未来だけではなく、先端技術の未来にもつながると世論を喚起する必要がある」と指摘した。

片山氏のご意見が私には理解できないので関係サイトを確認しようと思います。
片山氏のご意見が私には理解できないのです。
 『片山氏は「次々に反対の理由を持ち出して、『止めることありき』の姿勢にみえるが、もはや遅らせることに理由はないのではないか。高温超電導技術は世界的にも最新の開発が進んでいるが、すさまじくもったいない。リニアを止めることは、結果的に国の最先端の重要技術の開発を止めているに等しい」と苦言を呈した。』

リニア工事に関して静岡県庁が問題にしたのは、南アルプスのトンネル工事による自然環境への影響と大井川の水利問題である。高温超電導技術が静岡県庁の話しに出たとは思え無い。
 『(リニアの)早期実用開始が遅れることは核融合における実用的なサプライチェーン(流通網)づくりも遅れる』 と説かれる片山氏のお考えは理解出来ないのです。
 

リニア中央新幹線の問題点を語るサイトがありました

2024-03-12 11:00:00 | リニア中央新幹線
リニア新幹線 ESG、SDGsに立ち返りリセット 4回連載
 リニア中央新幹線の問題点が語られている記事に出逢いました。
 リニア新幹線① 昭和から直線思考の交通体系 ESG、SDGsに立ち返りリセットを(2022.07.11)
  JR東海が進めているリニア中央新幹線構想。建設工事が進み、もう止められないのは十分に承知しています。ただ、1980年代後半にリニアモーターカーを取材して以来、構想の具体化を眺めている身からすると、一度立ち止まって構想をリセットすることを勧めたい。高速交通機関の役割は日本経済の近未来を考えるうえで引き続き重要であるのは間違いありません。しかし、近未来に到達するまでに待ち構える課題は、かつて当たり前、疑問の余地なしと考えていた社会常識、経済常識を覆しています。コロナ禍で思い知ったライフスタイルの変化は一例に過ぎません。リニア構想も例外ではありません。

【サイトの冒頭でこのメッセージを拝見しました。】
 リニア新幹線② 難工事の果て 目的地30分で到着、地上まで1時間(2022.07.13)
  リニア中央新幹線が完成するかどうかのカギを握るのが南アルプスの地下を貫通する工事です。トンネルの延長は約25キロ、地表からトンネルまでの深さは最大1・4キロもあります。距離、地下の深さともに日本で最大という難工事です。
 
 リニア新幹線③ 国鉄民営化が創造した夢想 巨大プロジェクトの白夢から抜け出せず(2022.07.14)
  JR東海は東海道新幹線とともに誕生しました。新幹線が当たり前のように全国を走る今、その存在意義を貫くためにはリニアモーターカーという選択しかなかったのです。しかし、それは国鉄改革で思い描いたJR、あるいは公共交通機関の近代化という夢想は、JR東海の新幹線、次いでリニアモーターという高速の夢の追求でどこかへ置き去りになってしまったかのようです。リニア中央新幹線を見る私たちは、白夢を見ているのかもしれません。
 
 リニア新幹線④ 人口減とメタバース、ESGが昭和の高速交通を置いてきぼりに(2022.07.18)
 日本のリニアモーターカーが初めて営業運転したのは33年前の1989年。横浜博覧会の会期中という限定で運行されました。運転速度は時速40キロ程度。日本航空は住友電工などと成田空港など空港と都市を結ぶアクセスとしてリニア方式「HSST」です。研究レベルでは時速300キロを目標に掲げていましたが、現在は愛知高速交通の東部丘陵線で最高速度100キロで運行されています。

 技術革新を重ね、リニアモーターカーはようやく身近な交通機関として利用する日が到来します。しかし、それがいつまで続くのか。リニア中央新幹線が完成した頃、メタバースなど最先端の情報技術が日本中に行き渡っているのは間違いないです。その時に東京ー名古屋間を30分間で移動できるメリットはどういう尺度で測るのでしょうか。ESGの視点に立てば、もう時代遅れに映るかもしれません。残念ながら、リニアモーターカーは情報技術とESGに追い抜かれ、取り残されていましました。
 
リニア中央新幹線、品川~名古屋の開通がいつ頃になるのか判りませんが、東京-愛知-大阪を1時間で結ぶようになった時、それら地域で業界状況も現在と同様だろうかと・・・記事を読んでそんな事を考えてしまいました。
From to ZERO
 「From to ZERO」は初めて知ったサイトです。
 『ゼロと向き合う、環境経営をめざして The Magazine and Video』(このメッセージが書かれています。)
 ホームページを開くと2021年4月からの記事一覧表もあります。
 2024.03.15 の記事が ホンダが消える 日産と協業 EV勝ち残る決め手はブロック玩具レゴの覚悟
業界関係の記事が多いように思えますので、時々確認してみようと思います。

リニアトンネル、名古屋市内で今春に掘削開始(日本経済新聞)

2024-03-06 10:00:00 | リニア中央新幹線
2024年3月5日 17:51 リニアトンネル、名古屋市内で今春に掘削開始 JR東海(日本経済新聞)
 JR東海は5日、リニア中央新幹線の名古屋市内の工区の一部で、トンネル工事の周辺への影響を調べる「調査掘進」を今春から始めると発表した。夏ごろまでに同市中区の「名城非常口」から愛知県春日井市方向に約300メートル掘る。この結果を住民に説明したうえで本格的な掘削に移る。東京圏に続いて名古屋の都心部でもトンネル工事が具体化する。

 トンネル掘削に関する環境保全計画書を沿線自治体に同日送付した。リニア名古屋駅と春日井市の「勝川非常口」を結ぶ「第一中京圏トンネル(名城工区)」約7.6キロメートルのうち、名城非常口以東の約5.8キロ区間が対象。シールドマシンを使い、深さ40メートル以上の「大深度地下」を掘る。施工期間は2026年3月まで。

 JR東海はすでに今年1月に名古屋市内で沿線の住民向け説明会を計4回開催し、約360人が参加した。住民からは地表面や地下水に与える影響、振動などに関する質問が出され、同社から対策が説明されたという。

 リニア中央新幹線に伴うシールドトンネル工事は東京圏で先行しており、23年9月には川崎市東百合丘工区で調査掘進が終了している。
日本経済新聞の特集サイト リニア中央新幹線
 ▼リニア中央新幹線 JR東海が2014年に着工した東京と大阪を結ぶ新路線。超電導磁石を使って浮上して走行し、最高時速は約500キロメートルと従来の東海道新幹線の2倍近く。東京・品川から名古屋までの所要時間は現在の約1時間30分から40分に短縮される見通しです。

2024年3月5日 東海旅客鉄道株式会社 中央新幹線第一中京圏トンネル新設(名城工区)工事における環境保全について (トンネル掘進等[名城非常口~勝川非常口])

 当社では、中央新幹線建設工事に係る具体的な工事計画に基づき、環境保全措置を具体化し、その内容について地元の皆様に対して説明するとともに、資料としてとりまとめ、関係自治体に送付・公表することとしています。

 この度、中央新幹線第一中京圏トンネル新設(名城工区)工事のうち、名城非常口~勝川非常口間のトンネル掘進等に係る環境保全について、関係自治体に送付しましたのでお知らせします。なお、環境保全措置の内容については、今年1月の工事説明会で、地元の皆様に対して説明しています。

 1.内容
 中央新幹線第一中京圏トンネル新設(名城工区)工事(トンネル掘進等[名城非常口~勝川非常口])における環境保全措置の内容について、以下のとおりまとめました。
  (1)工事の概要
  (2)環境保全措置の計画
  (3)条例に基づく事後調査、及びモニタリング

 2.その他
 ・資料については、当社のホームページに掲載します。
 ・本書は、中央新幹線第一中京圏トンネル新設(名城工区)工事のうち、名城非常口から勝川非常口までのトンネル掘進等の作業を対象としています。名城非常口から名古屋駅までの区間のトンネル掘進等に係る内容については、計画の詳細を定めた後に、別途、環境保全の計画を取りまとめます
『JR東海はすでに今年1月に名古屋市内で沿線の住民向け説明会を計4回開催し、約360人が参加した。』 との事ですので住民の方からの発信記事を確認してみようと思います。

リニアトンネル、名古屋市内で今春に掘削開始 JR東海(日本経済新聞)

2024-03-05 19:00:00 | リニア中央新幹線
2024年3月5日 17:51 リニアトンネル、名古屋市内で今春に掘削開始 JR東海(日本経済新聞)
 JR東海は5日、リニア中央新幹線の名古屋市内の工区の一部で、トンネル工事の周辺への影響を調べる「調査掘進」を今春から始めると発表した。夏ごろまでに同市中区の「名城非常口」から愛知県春日井市方向に約300メートル掘る。この結果を住民に説明したうえで本格的な掘削に移る。東京圏に続いて名古屋の都心部でもトンネル工事が具体化する。

 トンネル掘削に関する環境保全計画書を沿線自治体に同日送付した。リニア名古屋駅と春日井市の「勝川非常口」を結ぶ「第一中京圏トンネル(名城工区)」約7.6キロメートルのうち、名城非常口以東の約5.8キロ区間が対象。シールドマシンを使い、深さ40メートル以上の「大深度地下」を掘る。施工期間は2026年3月まで。

 JR東海はすでに今年1月に名古屋市内で沿線の住民向け説明会を計4回開催し、約360人が参加した。住民からは地表面や地下水に与える影響、振動などに関する質問が出され、同社から対策が説明されたという。

 リニア中央新幹線に伴うシールドトンネル工事は東京圏で先行しており、23年9月には川崎市東百合丘工区で調査掘進が終了している。
 

リニア巡る静岡県との対話「論点残らず」JR東海社長

2024-02-08 17:00:00 | リニア中央新幹線
2024年2月15日 リニア巡る静岡県との対話「論点残らず」JR東海社長(日本経済新聞)
 JR東海の丹羽俊介社長は15日、リニア中央新幹線の静岡工区を巡る静岡県との対話について、
 県が懸念を示した水資源や環境保全など47項目に関し「議論すべき論点は残されていない」との見解を示した。
 県は対話が終了した項目が全体の4割弱にとどまるとしている。

両者の認識には差があり、JR東海は県と実務的な意見交換を進める方針。

 同日、東京都内で開いた定例記者会見で述べた。リニアの静岡工区に関しては、県の専門部会の委員も含まれる国の有識者会議で議論され、23年12月に報告書がまとまった。国の会議では座長が47項目の議論は終わったと述べており、JR東海も同様の認識を示した。

 一方、静岡県は47項目のうち、水資源で議論が終了したのは26項目中17項目、生物多様性(17項目)とトンネル発生土(4項目)についてはすべて未了としている。
日本経済新聞が良い報道を流してくれました。
コロナ禍以来、リニア中央新幹線工事に関して全くと言ってよいほど学習していないので、この新聞記事は有難い。
国土交通省と静岡県とJR東海との長い会議について、情報の一部は手元に記録した気がするけど関連サイトから再確認しておこうと思う。静岡県が「未了」と言われたことは気になる。

15年か20年後にリニア中央新幹線の南アルプストンネル通過の認可は正しかったと国土交通省が全国民に知らせる時が来ることを・・・

リニア騒音対策など山梨県に住民団体が要請書

2024-02-05 18:00:00 | リニア中央新幹線
UTYテレビ山梨 「到底住民の解決にはなっていない」リニア沿線の住民団体 騒音対策など県に要請書 山梨(2024年1月31日 19:00)
 リニア中央新幹線の騒音対策などについて山梨県内の沿線自治体の住民でつくる団体が県に要請書を提出しました。
 要請書を提出したのは甲府市や南アルプス市などリニア中央新幹線の沿線にある県内7つの市と町に住む住民らで作る団体です。
 要請ではリニアの走行によって発生する騒音や振動への更なる対策や橋脚の建設などで生じる日陰の問題の解決について、JR東海に対し県が十分な対策を行うことを働きかけることなどを求めています。
 山梨リニア沿線住民の会 神田勇共同代表:「県もそれなりの対応をしたと言われたけど、これでは到底住民の解決にはなっていない」
 県は「要請書などの内容を確認し対応を検討する」としています。

 山梨リニア沿線住民の会・・・情報が確認できたら追録したい。
この報道を読みながら関連サイトを確認していて、山梨県民からの質問と県庁担当部の回答を拝読しました。

リニア中央新幹線の事業リスクと騒音公害の発生について提案と質問
 山梨県環境・エネルギー部大気水質保全課 受理日・2019年02月15日 回答日・2019年02月22日
 【質問記事は長文なので、回答文だけをそのまま掲載します。』
ご質問
 リニアにより、利益もありますが、不利益や損失(犠牲と負担)も多大に発生します。 県内に、騒音公害が発生すると予見され、県民は適正な措置を講じられるよう要請しております。 これまでの質問を整理し、知事にはリニア行政において、前向きなご方針と同時に、「騒音公害を生じさせない適正な対策と措置」について下記のとおり提案して伺います。
 1.一般環境基準、学校環境衛生基準などに対し、騒音公害が生じる惧れについて:
 2.「県民の生涯にわたり日常的な被害を回避するため」の保全対策について:
 3.リニア空力音騒音を抑制する対策について:
【3件それぞれ長文ですから掲載ははぶきます】

回答
 いただいた「リニア中央新幹線の事業リスクと騒音公害の発生について提案と質問」の件に関し、大気水質保全課からお答えします。
 国はリニア中央新幹線の騒音について、「新幹線鉄道騒音に係る環境基準」を適用するとしています。
 「新幹線鉄道騒音に係る環境基準」は、政府が適切な測定方法や既設の新幹線の状況を検討した結果を踏まえて、日常生活に障害をもたらさないことを基本に、全国一律の基準として設定したものです。
 また、環境基準は、環境基本法第16条第1項において「政府は、大気の汚染、水質の汚濁、土壌の汚染及び騒音に係る環境上の条件について、それぞれ、人の健康を保護し、及び生活環境を保全する上で維持されることが望ましい基準を定めるものとする。」として、政府が定めることとされており、地方自治体が、政府が定めた環境基準値に換えて適用する基準値を定めることはできません。
 引き続き関係法令に則り、適切に対応してまいりますので、ご理解をお願いします。

環境省 新幹線鉄道騒音に係る環境基準について
e-Gov法令検索 環境基本法(平成五年法律第九十一号)

この件については国土交通省、内閣府、首相官邸など確認して置きたいです。官公庁サイト
言うなれば「全国同じ法令が実施されてしますから山梨県だけ変更できません。」なのでしょう。
我が国として初めての技術によるリニア中央新幹線であろうと、昔からの法令が適用される、それだけの事? みじめな日本行政と思うしかない。
みどり・山梨 リニア中央新幹線についても詳しいので、おしらせ・ニュース 拝読しておきたいと思います。

リニア新幹線工事に関し山梨県がJR東海に要望書

2024-01-31 20:00:00 | リニア中央新幹線
NHK山梨 リニア新幹線工事 適正な価格設定などでJR東海に要望書(2024年02月07日)
 資材価格の高騰が続く中、リニア中央新幹線の県内の工事について、地元の建設業者の負担が増えないよう、県と建設団体がJR東海に対し、適正な価格設定などの対応を求める要望書を提出しました。
 長崎知事と県内の建設業者の団体の代表たちは7日、東京都内のJR東海品川本社を訪れ、宇野護副社長と面会しました。
 この中で長崎知事は、「下請け建設企業の経営の安定、健全性を確保するための配慮をお願い申し上げたい」と述べたうえで、リニア中央新幹線の県内工事における資材や燃料の価格高騰への対応について、宇野副社長に要望書を手渡しました。

 要望書では工事の発注者であるJR東海と元請け業者の間での適正な価格設定と工期の確保や地元経済の活性化のため、県内企業の受注拡大などに対する配慮を求めています。

 そして非公開で意見交換が行われ宇野副社長は、「工事の契約における資材価格設定などは元請け業者との契約にのっとり適切に対応していく。引き続き、協力をいただきながら工事を進めていきたい」と述べたということです。
 面会のあと長崎知事は記者団に対し、「いずれも前向きな回答をいただいたと思っている。甲府から品川までの間の工事はしっかり進めて、着実に進捗しているので、適正な発注・受注によってみんなで作り上げていくという機運が高まれば、着実な進展につながると思う」と述べました。

リニア中央新幹線工事に関連して地域の知事、業者団体などから 要望がなされたとの記事を、今回初めて読んだ気がします。
品川~名古屋の各地の工事に関してJR東海が発表している記事は多数あるので、山梨県内と同様な工事について状況を知っておきたいと思います。
でもこれを始めると時間が掛かるので・・・

JR東海のサイトから確認すると・・・
工事の安全・環境の保全・地域との連携
 『「工事の安全」・「環境の保全」・「地域との連携」を大切にしながら、計画を着実に進めていきます。』
 『各都県の取り組み』
 工事の安全・環境の保全・地域との連携(山梨県)
 事後調査・モニタリング(山梨県)

リニア中央新幹線全線の各地行政・事業団体などからリニア中央新幹線工事への連携(地域との連携)を求めるという報道は初めて読みました。JR東海がどのように答えるか関連記事に注意したいと思います。

リニア、2027年開業は無理 そして自治体の責任(樫田秀樹様)

2024-01-28 10:00:00 | リニア中央新幹線
掲載した画像は 樫田秀樹(かしだ ひでき)様がお書きになった記事の最初です・・・

先日、東京都大田区の田園調布でリニアについての講演。内容は
 ・取材もせず、検証もせずに、ただ「静岡のせいで」リニア開業が遅れると報道するメディア
 ・工事の遅れの実態とその原因
 ・リニア計画で下落する不動産価値
 ・静岡以外にも、住民のために水を守ろうと取り組んだ長野県南木曽町の事例
 ・住民を守るはずの自治体がリニア推進のために逆に住民を追い詰める事例 等々をパワポで説明した。
そのパワポをPDF化したデータを公開します。以下にアクセスしてください。
 このように掲載された記事を拝読してブログでご紹介することにいたしました。記事は28ページの長文ですが、各ページは短い記事です。
樫田様はリニア中央新幹線の工事について各地の状況にお詳しいのです。

リニア中央新幹線の新駅まちづくり甲府市検討委員会

2024-01-17 18:00:00 | リニア中央新幹線
朝日新聞 リニア駅周辺のまちづくり 有識者の検討委始動 (2024年01月16日)
 リニア中央新幹線の山梨県駅(仮称・甲府市大津町)周辺のまちづくりのあり方について話し合う、甲府市の有識者会議の初会合が15日、予定地近くのアイメッセ山梨であった。専門家8人は、リニア駅から観光地への交通の確保や、震災への対応の必要性などを指摘、今後、まちの果たす機能などについて議論を深めることを確認した。
 この日の会議には大学教員や産業・観光団体、バス・タクシー団体などの役員らが参加し、委員長に佐々木邦明・早稲田大教授が選ばれた。山梨県やJR東海の担当者もオブザーバーとして加わった。
 リニア駅周辺(約24・5ヘクタール)の開発は、北側エリアは県が交通の結節点として交通広場などを整備することが決まっているが、甲府市主体で整備する南側約11・5ヘクタールは、市が昨年末にようやく「多様な交流・交歓・にぎわいの舞台をデザイン」といった基本方針を定めた段階で、まだ具体的な土地利用は決まっていない。
 会合では、「交流・交歓をめざすなら、乗降客がとどまる機能が必要」といった意見や、能登半島地震を教訓に「予定地は現在は水田で地下水が浅いところにあり、震災による液状化被害への対策が不可欠」といった指摘が出された。
 市は各委員の意見や地元住民らの要望などを踏まえながら、来年度中に、主要な公共施設の配置などを示す「基盤整備方針」をつくり、その後、都市計画決定、用地買収へと進む予定だ。(米沢信義)
朝日新聞の記事で判りました 『委員長に佐々木邦明・早稲田大教授が選ばれた』 懐かしいお名前です。私はブログに佐々木先生に関する記事を書いていました。
2010年3月 甲府の公共交通シンポジウム、3月3日
 基調講演 「交通まちづくりの必要性と可能性-交通計画のこれまでとこれから-」 佐々木邦明(山梨大学大学院医学工学総合研究部 准教授)
2010年3月 都市計画と交通計画、環状道路北部区間
 リニアの件ではありませんが佐々木先生のお話を思い出しながらシンポジウムを
2023年3月 山梨県・リニア新駅の構想
 『専門家会議の座長を務めた早稲田大学の佐々木邦明教授は、レイアウト図を参考に地域住民とのコミュケーションを図り、駅前開発を進めてほしいとした。県は今後、地域住民にレイアウト図を説明した後、用地取得に取りかかる方針だ。』

【リニア中央新幹線の駅と周辺について各県が多様な計画をしていると思いますので、情報には注意したいと思っています。】

NHK山梨 リニア中央新幹線の新駅周辺のまちづくりを考える検討委開催 (2024年01月15日)
 リニア中央新幹線の開業を見据えたまちづくりについて考える検討委員会が、15日、新駅の建設が予定されている甲府市で開かれました。
 検討委員会は甲府市大津町に建設が予定されているリニア中央新幹線の新駅周辺のまちづくりを考えようと市が開き、大学教授や公共交通の関係者など8人の委員が参加しました。
 はじめに市の担当者が新駅について仕事で移動するために使う人が多いと想定される一方で外国人を中心とした観光での利用も見込まれていることなどを資料を示しながら説明しました。
 そして、新駅周辺の整備にあたり検討すべき内容も議論され、委員からは甲府駅や富士五湖地域など新駅から周辺地域に移動する手段の確保やリニア開業をきっかけに山梨県に拠点を移す人を増やすため地域の魅力を向上していく取り組みが重要だとする意見などが出されました。
 JR東海は先月、リニア中央新幹線の開業時期を「2027年以降」に変更していて、甲府市は委員会での検討を踏まえた新駅周辺の基本的な整備方針を来年度中に策定する予定です。
リニア中央新幹線で山梨駅工事は未着手です。東京(品川駅)と愛知(名古屋駅)は早くから工事が始まりました。沿線各地の状況を確認・整理していませんので、時間がある時にまとめてみようと思っています、とりあえず・・・
 東京都(品川駅)
 神奈川県駅 相模原市
 山梨県駅 甲府市大津町
 長野県駅 飯田市
 岐阜県駅 中津川市
 愛知県(名古屋駅)
昨年末でしたが 名古屋~大阪でリニア中央新幹線の計画は とブログを書きました。
リニアについて学習するなら大阪まで考えよう、沿線各地の状況を学んでおくべきだと。品川~名古屋と同様な状況を予測される方々の記事も拝読し、品川~大阪について地域ごとの情報整理をしておこうと思っております。2024-01-15

川崎市の東百合丘工区でリニアのトンネル工事を公開

2024-01-15 22:00:00 | リニア中央新幹線
報道記録・・・
2024年01月15日 共同通信 リニア新幹線のトンネル工事公開 JR東海、9月ごろ本格掘進へ
 JR東海は15日、川崎市にあるリニア中央新幹線の東百合丘工区で、地下トンネルの工事現場を報道陣に公開した。現在は大型掘削機「シールドマシン」による調査掘進を終えた段階で、本格的な掘進を今年9月ごろ始めるために準備を進めている。
 昨年9月に調査掘進を終えたシールドマシンは直径約14m、長さ約15mの円筒形。この日は地下約90mのトンネルで停止していた。JR東海は今後、工事で出た土を搬出する装置を設置した後、本格掘進を始める。1日当たり約10mを横に掘り進める。
 リニアは静岡県の反対で一部区間の工事に着手する見通しが立たず、2027年の開業が困難になっている。

2024年01月15日 神奈川新聞 リニア新幹線のトンネル工事公開 共同通信の記事を転載しています。

2024年01月15日 東京新聞 リニア工事「陥没が発生しないよう進める」とJR東海 川崎の地下90メートルの現場を公開

2024年01月15日 NHK リニア新幹線 大深度地下トンネルの工事公開 本格的な掘削へ

2024年01月15日 毎日新聞 地下90メートルにあるトンネル内部を初公開 リニア走行予定

2024年01月15日 産経新聞 リニアのトンネル工事公開 JR東海、9月本格掘進へ

2024年01月15日 日本経済新聞 リニア、川崎のトンネル調査掘進を公開 JR東海

2024年01月15日 時事通信 地下80メートルにリニアトンネル JR東海、神奈川の建設現場公開

2024年01月15日 朝日新聞 リニア大深度地下トンネル初公開 地下約90メートル 川崎市の現場

共同通信は記事の最後に『リニアは静岡県の反対で・・・』 を書込んでいます。