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2024年03月29日 19時56分 リニア中央新幹線2027年開業断念 長崎知事“早く着工に”(NHK山梨)

 静岡県が着工を認めていない「リニア中央新幹線」について、JR東海は、国の専門家の会議で、目指してきた2027年の開業を断念する方針を明らかにしました。
 静岡県で工事に着手できる見込みが立たないため、現時点では新たな開業時期は見通せないとしています。

 リニア中央新幹線をめぐっては静岡県が環境に対する影響が懸念されるなどとして着工を認めていません。
 このため、JR東海は、東京・品川と名古屋を結ぶ区間について、目指してきた2027年の開業は難しいという見解をこれまでに示していて、去年12月には、「2027年」としてきた開業時期を「2027年以降」に修正していました。

 こうしたなか、JR東海の丹羽俊介社長は29日国土交通省で開かれた静岡工区に関する専門家の会議のなかで、「2027年の名古屋までの開業は実現できる状況にはない」と述べ、2027年の開業を断念する方針を明らかにしました。
 理由については、静岡工区の工事に着手できないまま、工事契約の締結から6年4か月が経過していることをあげました。
 そのうえで、着工できる見込みが立たないため、現時点では新たな開業時期を見通すことはできないとしています。

 丹羽社長は「静岡工区での一日でも早い工事の着手に向けて静岡県との対話をさらに進め、地域の皆さまの理解と協力を得られるように、真摯に取り組んでいく」と述べ、引き続き、早期の開業を目指す考えを強調しました。

 JR東海がリニア中央新幹線の2027年の開業を断念する方針を明らかにしたことについて、長崎知事は記者団に対し、「大変残念な話ではあるが静岡工区の着工がそもそも遅れているのである意味必然の結果だと思う。一刻も早く静岡県とJR東海、国で着工にこぎ着けていただきたいと強く思う」と述べました。
 その上で山梨県を含む沿線の都府県でつくる「建設促進期成同盟会」で、着工を認めていない静岡県に対しその理由の説明や情報共有を求めていきたいという考えを示しました。
NHK山梨の記事を読んで 「静岡県で工事に着手できる見込みが立たないため、現時点では新たな開業時期は見通せないとしています。」 の部分で驚きました。
 リニア工事の遅れは各地にあることを知らずに (知っていながら)、静岡の問題で工事が遅れていると記事にしている。これまで何度か静岡だけの報道を読まされた事を思い出します。

私は不勉強なので各地の状況は記事、ニュースで知るだけですが、
 2024年2月20日 リニア中央新幹線工事の進捗状況 リニア新幹線沿線住民ネットワーク
 この記事が各地の状況を掲載し、ニュースにしたのは山梨県の YBS NEW です・・・
 2024年2月29日に リニア工事「全体の10%程度しか進まず」 建設反対の住民グループが独自調査 山梨県

リニア中央新幹線の各地状況は樫田秀樹氏が詳しく、記事の裏だって伝えたい、そして Facebook・樫田 秀樹 でもお書きになっておられます。

国土交通省 リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議について
 リニア中央新幹線静岡工区の水資源、環境保全に関する有識者会議の報告書で整理された対策について、科学的・客観的観点から、その状況を継続的に確認することを目的として、「リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議」を開催します。
○第1回 リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議(2024/02/29) 開催案内 議事録 配布資料

〇第2回 リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議(2024/03/29) 開催案内 議事録 配布資料
『会議資料等については、国土交通省ホームページにて公開する予定です。(会議資料は会議開始前、議事録は後日、公表予定です。)』
2024年3月29日 第2回リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議の開催について(令和6年3月27日)
 リニア中央新幹線静岡工区の水資源、環境保全に関する有識者会議の報告書で整理された対策について、科学的・客観的観点から、その状況を継続的に確認するため、以下のとおり、「第2回リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議」を開催します。
1.日 時:令和6年3月29日(金) 13:00~14:00
2.場 所:中央合同庁舎3号館4階 幹部会議室(WEB併用開催)
3.議 事:リニア中央新幹線静岡工区について
4.構成員:別添参照 リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議 構成員名簿
5.取材等(報道機関の方へ)報道発表資料(PDF形式)
6.その他
【鉄道局チャンネル YouTube・・57分】
 第2回リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議(2024/3/29)
 第2回リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議(2024/3/29)(予備)
 
2024年2月29日 第1回リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議の開催について(令和6年2月27日)
 リニア中央新幹線静岡工区の水資源、環境保全に関する有識者会議の報告書で整理された対策について、科学的・客観的観点から、その状況を継続的に確認するため、以下のとおり、「第1回リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議」を開催します。

1.日 時:令和6年2月29日(木) 16:00~18:00
2.場 所:中央合同庁舎3号館4階 幹部会議室(WEB併用開催)
3.議 事:リニア中央新幹線静岡工区について
4.構成員:別添参照 (別添)構成員名簿(専門分野入り)(PDF形式)
5.取材等(報道機関の方へ)第1回リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議の開催について(PDF形式)
 

静岡県
2024年3月29日 リニア中央新幹線静岡工区/県民だより2024年4月号
 国土交通省が新たに設置したリニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議は、これまでの国有識者会議において、JR東海が行うと説明した環境保全の対策を、科学的・客観的観点から、工事前・工事中・工事後と、継続して確認することを目的としています。
 令和6年2月29日に第1回会議が開催され、県もオブザーバーとして参加しました。
 具体的にどのように会議を進めていくかは、今後、委員の意見を踏まえて検討していくとしています。
「リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議の概要」
 【以下、引用は省略します】

2024年2月29日 リニア中央新幹線静岡工区/県民だより2024年3月号
 県は、令和元年9月に、「引き続き対話を要する事項」として47項目を提示し、JR東海との対話を進めてきました。
 これまでの対話の状況や国の有識者会議で報告書が取りまとめられたことなどを踏まえ、現時点の進捗状況として、47項目中17項目の対話が終了したと評価し、今後の主な対話項目として、「水資源」「生物多様性」「トンネル発生土」の3区分9項目に整理しました。
 引き続き、リニア中央新幹線の整備と大井川の水資源及び南アルプスの自然環境の保全との両立を目指し、JR東海との対話を進めていきます。
【以下、引用は省略します】

リニア中央新幹線整備工事に伴う環境への影響に関する対応
 静岡県は、リニア中央新幹線整備事業については賛同しています。
 一方で、リニア中央新幹線は、静岡県の北部にある南アルプスと大井川上流部の地下をトンネルで通過する計画であり、トンネル工事による環境への影響が危惧されています。
『お知らせ』
  令和6年2月5日 令和元年9月に取りまとめたJR東海との「対話を要する事項(47項目)」について、国の有識者会議での議論が一区切りとなったことなどから、進捗状況を評価し今後の対話事項を整理しました。
 資料1 (PDF 352.5KB)
 資料2 (PDF 2.2MB)
 参考資料 (PDF 2.4MB)
 リニア中央新幹線整備の環境影響に関するJR東海との「対話を要する事項」について 2024年2月5日 (YouTube)

『静岡県が懸念すること』
  懸念1 トンネル湧水による大井川の水資源への影響
  懸念2 生物多様性への影響
  懸念3 トンネル発生土による南アルプスの環境への影響
『リニア中央新幹線に関する静岡県の対応等』
  リニア中央新幹線の概要
  リニア中央新幹線事業にかかる本県の組織体制
  JR東海との対話の経緯
  国の有識者会議
  環境影響評価に係る手続情報
  主な出来事
  出前講座
  よくある質問
  他の工事での水枯れの事例
 
2024年03月30日 リニア27年開業断念、静岡県「水資源などクリアすべき問題がある」…今後も議論継続の考え(読売新聞)
 リニア中央新幹線静岡工区が未着工になっている問題を巡り、JR東海は29日、当初予定していた品川―名古屋間の2027年開業を断念し、最短でも34年以降の開業となる見通しを明らかにした。静岡県内の関係者からは「まだクリアすべき課題がある」「沿線自治体の気持ちを考えると、なるべく早く開業できるよう努めたい」との声が交錯した。
【以下、長文です】
2024年03月29日 リニア27年開業断念 JR東海表明 静岡工区遅れで34年以降に(YouTube・静岡新聞)
 JR東海の丹羽俊介社長は29日、リニア中央新幹線品川―名古屋間の開業時期について、当初目標にしていた2027年の開業を断念する方針を正式に表明した。静岡工区は着手から開業まで約10年を見込んでいて、開業時期は34年以降になる見通しとなった。
【以下、長文です】
2024年03月29日「JRとの対話速やかに」と静岡知事(共同通信)
 JR東海がリニア中央新幹線の2027年開業を断念する方針を表明したことに関し、川勝平太静岡県知事は29日夜、「リニアの整備促進と自然環境保全の両立に向け、JRとの対話をできる限り速やかに進めていく」とのコメントを出した。
2024年3月30日 「静岡県は我々に説明を」山梨知事 リニア開業遅れ、早期解決を注文(朝日新聞)
 山梨県の長崎幸太郎知事は29日、記者団の取材に「大変残念だが、静岡工区の着工が数年単位で遅れており、ある意味必然」と語った。その上で「静岡県には、我々に対して説明してほしい。この問題を共有して、解決の速度を高めていくべきだ」と話した。
【部分引用です】
2024年3月29日 山梨県の長崎幸太郎知事、リニアめぐり「一部でも開通ならメリット」(産経新聞)
 長崎氏は令和9年開業断念に「残念な話だが、静岡工区の着工が遅れている中で、9年に開業できるわけではない。致し方ない」との見解を示した。ただ、静岡県の川勝平太知事に対しては「静岡県は抱えている問題を、沿線自治体でつくる期成同盟会で共有していない。しっかりと情報と考えの共有を求めたい」として、静岡県に問題解消に向けた取り組みを進めることを要望した。
 また、甲府市の樋口雄一市長は「まちづくりは開業の見通しと密接な関係があるので、早期解決に向けて、JR東海や国をはじめとする関係機関の一層の連携と努力を期待したい」とのコメントを発表した。
【部分引用です】
2024年3月29日 JR東海、2027年のリニア開業断念 静岡着工メド立たず(日本経済新聞)
 JR東海は14年に品川―名古屋間のリニア工事に着手した。静岡工区は全長約8.9キロメートルで、17年に大成建設と佐藤工業の共同事業体と工事契約を結んだ。同年、静岡県の川勝平太知事が南アルプスのトンネル工事による大井川の水量減に懸念を示し、工事反対を表明した。
 水資源や生態系の保全策を巡る協議も長期化し、建設が遅れた。JR東海は23年12月、「27年」としていた工事完了時期を「27年以降」として国交省に申請し、認可された。その後も静岡工区の着工ができないまま、工事契約の締結から6年4か月が経過した。
【部分引用です】
2024年3月29日 リニア新幹線 2027年の開業断念 JR東海 山梨県(YBS NEWS)
 リニア中央新幹線の品川ー名古屋間についてJR東海の丹羽俊介社長は29日、「2027年の開業は実現できない」と述べ、目標としていた27年までの開業を断念する考えを示しました。
 JR東海は「新たな開業時期は見通せない」としていますが、未着工の静岡工区で想定される10年1カ月の工期について「短縮するのは難しい」とも説明していて、開業は2034年以降にずれ込む可能性が出ています。
【部分引用です】
2024年3月29日 リニア2027年開業断念 2034年以降になる見通し 山梨県の長崎幸太郎知事「静岡に情報と考えの共有を求めたい」(UTY)
 JR東海 丹羽俊介社長:「(リニアについて)残念ながら2027年の名古屋までの開業は実現できる状況になく」
 長崎知事:「残念ではありますが致し方ないと思います、(静岡には)期成同盟会の場でしっかりと情報と考えを共有していただくことを求めていきたい」
 JR東海は「1日も早く静岡工区を着工できるよう全力を尽くしたい」としています。
【部分引用です】
2024年3月29日 JR東海、リニア中央新幹線の2027年開業を断念 品川-名古屋間(毎日新聞)
 静岡工区を巡っては、静岡県の川勝平太知事が環境への影響に懸念を示し反対しており、トンネル掘削工事を始められていない。(共同)
【部分引用です】

リニア中央新幹線建設促進期成同盟会
2023.5.31 2023年度リニア中央新幹線建設促進期成同盟会総会を開催しました
 2023年5月31日(水)にザ・キャピトルホテル東急(於:東京都)で2023年度総会を開催し、リニア中央新幹線の早期全線整備を期し、決意を表明するため、本同盟会の総会決議を行いました。
 また、この決議に基づいて作成した要望書により、総会終了後、国土交通省等に要望活動を実施しました。
 総会決議(140KB)
 要望書(151KB)
 


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