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ICT工夫

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山梨県職員行動基準

2012-05-10 21:00:04 | 行政・議会

知事記者会見(平成24年5月8日火曜日) を見ていたら気付きましたので引用しておきます。

【記者】 先日、不祥事根絶懇談会の提言を受けて、職員行動基準が発表されたのですが、・・・、行動基準を読むと、例えばプロとしてプライドを持って職に就けとか、中には割と当たり前とも思えるようなことや事務的な目標とかが盛り込まれているのですが、・・・。それからいろいろ聞いてみると、人事の交代で引継書をきちんとつくっていない職員もいるのではないかというような話を聞いたりしているのですが、現状、職員に対してどういう意識を持ってもらいたいとか、こういうものを出さないとならなくなったことについて、どう思っていらっしゃるのか伺いたいのですが。

【知事】 (山梨県職員行動基準は)10項目になります。少し多すぎるのではないかという気はしましたけれども、・・・そういうこととか、いろいろ有益な指摘をいただきましたけれども、そんなにドラスティックな指摘ではないのですが、それに即して1つ1つ要約して書いていけば、あの10項目になるということです。
・・・・
それからもう1つは、かつては職員が大勢おりましたから相互のチェック体制というものは割と行われたし、また、上司が部下を時には個人的なことも含めていろいろな相談に乗ったりするというような雰囲気が組織にありましたけれども、今はそれがなくなってきているということでありますから、そういう中で、組織の一体感というものをしっかり持つように努力していくというようなことはやっていかなければならないと思っております。

「発表された」「行動基準を読むと」 と記者が質問し、「あの10項目になるということです」 と知事が答えておられる、お互いに中味を分かっている問答です。
最近はメディア情報をきちんとチェックしていませんので知りませんでしたが、ネット記事では毎日新聞山梨版が残っていました。検索エンジンで調べたのですが、Yahoo!ニュース-20120426-00000151-mailo-l19(多分毎日新聞の配信) は切れていたし、県庁サイトでもヒットしなかったのですが・・・まあ、既に県民の皆さんは県内版紙面で全10項目をお読みになっておられるでしょうから、それで良しとしましょう。
(以下、●印、改行は編者)

県:不祥事根絶へ、職員に行動基準 県議あきれ顔「内容当たり前」 /山梨 毎日新聞 2012年04月26日 地方版
 県職員の不祥事が多発したことを受け、県は10項目の職員行動基準を策定した。基本姿勢などの意識啓発を促しているが、県議らから「わざわざ策定する必要があるのか」との声が上がっている。
 10項目のうち、職員の基本姿勢に4項目を割き、
  ●「プロとしてのプライドを持って職務を遂行します」
  ●「公務員としての高い倫理観を持ち続けます」
などとした。不祥事防止対策にも4項目を振り、
  ●「法令を順守し、県民の模範となるべく行動します」
  ●「不祥事を許さない職場をつくります」
など。残り2項目は、的確な業務遂行に関する内容。
 県人事課は、職員服務規程を改正して行動基準の順守を明記するほか、職場に掲示したり、職場研修の必須テーマとする。  学識経験者や企業経営者ら7人で構成する県不祥事根絶懇談会が昨年9月、横内正明知事に、行動基準策定を求める提言書を提出していた。
 一方、県議の一人は「こんなもので不祥事がなくなるのか。『法令を順守』『不祥事を許さない職場』など当たり前」とあきれ顔。「けじめをつける必要はあるだろうが。それぞれが入庁時の思いを思い出せばいい」と語る県職員もいた。

「こんなもので不祥事がなくなるのか。」 というより、「この程度のものすら基準に定めねば解らないのか」 でしょう。同じことが県議会自身にも言えますよ、例えば視察報告のネット公開はどうなった? とか。ソースを確認できないので報道からだけですが、私テキには、公務員に県民の模範となることを求めるのは真逆の発想でしょう、公僕が主人の模範になるとは悪い冗談ですか? 未だに士農工商時代引きずっていますね。雇い主が期待する通りに仕事をこなす、それが一番肝心なこと。
検索でヒットした中におとなりのページがあったのでリンクしておきます。こちらは「指針」ですから「基準」より縛りは緩やかかな
神奈川県職員行動指針 平成16年4月策定  平成19年10月改正、この20項目のトップが 「1 前例にとらわれず、自ら行動し、新たな課題に挑戦します。」

記者会見を読んで、「山梨県職員行動基準」で検索して、パッとソースが出てくれば、こんな長ったらしい記事にならないけどね、時間も無駄だし・・・


パソコン紛失事案を審議、甲府市議会民生文教委員会

2012-05-03 05:48:40 | 行政・議会

甲府市議会の臨時議会ではありませんでした。
NNNニュース記事YBS12050101

ニュース記事に気が付いて甲府市議会サイトを確認したのですが、臨時議会招集の記事は見つからなかったのです。甲府市ホームページでも教育委員会のページでも特に記事は無く、連休明けにでも確認しようかと思っていました。
ところが久しぶりの巡回中に甲府市議会議員神山玄太さんのブログで、2012年05月01日【議会報告】平成24年5月民生文教委員会 が読めました。以下の内容です・・・

平成24年5月民生文教委員会が開催されました。
 日時:2012年5月1日(火)13:30~
 場所:甲府市議会 相生仮本庁舎 第2委員会室
 主な議題
  1.小・中学校におけるパソコンの紛失について

この記事は、NNNニュースの記事として全国配信されているものなので、この事案で甲府市が臨時議会を招集したという誤解が残るといけませんから、正確な情報を残します。

ちなみに、甲府市議会民生文教委員会は8名で、【政友クラブ】 荻原隆宏(委員長)、池谷睦雄、坂本信康、【新政クラブ】 桜井正富、山中和男、【公明党】 植田年美、【日本共産党】 内藤司朗(副委員長)、【無所属】 神山玄太 の諸氏で構成されています(敬称略)
ネット発信をなさっているのはお二人だけですが、甲府市サイトから情報が発信されない状況が続くなら、市民の代理人としてしかるべき対応をお願いしたいと思います。
委員会における各議員からの発言、質問、それに対する理事者側の答弁の内容を市民に知らせることは大切なことです。

私は4月10日に 甲府市ノートパソコン39台盗難ニュースで感じた絶望感 を書きました。この事案で最大のポイントは、甲府市の子供たちにどのようなIT教育が行なわれているか、それに尽きます。物品の紛失・盗難より私はこちらの方が基本的な問題だと考えています。
委員会でどなたかが質問されたなら、その答弁を知りたい、奇しくも「憲法記念日」の記事になりました。


補足記事です。私は2008年2月に発生した「甲府市小学校でPCウィルス汚染」について記録を残しています。この2月15日に続いて、「ウイルス感染の対策始まった」と、「甲府のPCウィルス続報」の3本でした。
その最後に書き残しています・・・『新聞記事から読み取れる限りでは、こういう問題に対策する時のセキュリティ感覚が教育関係者の皆さんは狭過ぎるように感じました。』
そうだったのです、3.11以後の給食問題も同じパターンでした。連休明けには新聞に頼らない自らの明確な情報発信があることを願っています。【2012-05-04 追記】


実は、最初にニュース記事を目にした時、甲府市もやっと腰をあげた、この事案は臨時議会を招集するに値するものと考えられたのだと感動したのですが、そうは問屋が卸さなかった。
同じような事案ですが、過日の災害がれき広域処理に参入するかどうかの決定に際しても、全市民の代表である議会に諮るべきだったのです。
甲府市議会だより第173号5月1日の最後に掲載されている 「東日本大震災における震災がれきの受け入れに関する決議」 (これは 2012.03.28 甲府市議会の震災がれきの受け入れに関する決議と記事にしています、決議内容は同じ) はありましたが、私のような行政オンチでもすぐに調べられた程度の瓦礫量推計や被災地の状況が総量や平均では語れないことは議員諸氏も確認なさっていると思います。ネットではその広域処理への疑惑を突く記事も多数読めました。4月6日回答について臨時議会を招集し再度の審議が行なわれるべきでした。
3月26日閉会までに広域処理に関する様々な疑問は折り込み済みで審議終了していた、その結果で市長-県知事の環境省宛回答になったということでしたら、「現段階では意思表示できない」という他県の回答と比較してあまりにお粗末だとしか言えません。しかしこの問題は既に山梨県の出番は無くなったのでおしまいにしましょう。

◇ 連休明けには甲府市内のお母さん達によって 給食の放射能測定、安心確保についての要望 が出されようとしています。これは 3.11からの給食安全プロジェクト、関連する甲府での活動 に書きました。近県の状況はネットから多数の民間レベルの活動とそれに対応する行政の姿が見られます。
◇ 甲府市議会の皆様におかれましても、~お母さんが笑うと、みんながしあわせ~という甲府市にしていただけるように、お母さん達の活動に側面からのご支援、ご尽力をいただけることを願っております。地域有力者の名前など多分ひとつも無いであろう署名簿を恭しく受取り、後ろ手でゴミ箱に投げ込む行政にはさせないで欲しいと思います。


甲府市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)(案)

2012-01-10 16:53:41 | 行政・議会

2012年1月10日(火)、年頭の連休も明けて2012年仕事の本格始動です。「広報こうふ」2012年1月号を開いてみました。

甲府市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)(案)について意見募集の広報記事です。原発震災にも関係する事なので確認しました。
Ondanka1201

◇ 「地球温暖化対策担当」が応募先なので、環境部 環境総室地球温暖化対策担当課長 を確認したのですが、「現在、情報はありません。」???
◇ 環境部を調べ直して、環境保全係 担当ページ から 「甲府市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)(案)に関する意見募集」について(更新日:2011年12月27日) が当該ページです。 今回の意見募集に関してのメッセージ・・・ 『広報こうふ1月号に掲載の、『「甲府市地球温暖化防止対策実行計画(区域施策編)(案)に関する意見募集」』に係る「甲府市地球温暖化防止対策実行計画(区域施策編)(案)」及び「意見提出用紙」につきましては、平成24年1月16日(月)から掲載させていただきます。』 でした。「意見の概要」を後日公表するだけではなく、計画案も後日公表するという意味でした。私の日本語読解力、新年早々に衰えを痛感・・・

環境計画ホームページ も確認しておきました。

このケースの場合もそうですが、紙媒体による広報の限界を越えるにはインターネットを活用するしかありません。
甲府市サイトはおそらく山梨県庁サイトと同様な CMS (コンテンツ・マネジメント・システム)の構造だと感じています。このシステムの欠陥については以前に山梨県庁に連絡したことがあるのですが、新着情報が一元化されていないこと、一元化されていないことが読者にすぐ分からないことです。
◇ 甲府市では、今回の記事を例にすると、ホームページの新着情報 | まち・環境の新着情報、ここまでで当該記事は出てきません。
◇ 甲府市サイトの「市政情報」から 組織案内 | 環境部 環境総室環境保全課 | 担当しているページ一覧 を開くことで行きつきます。
甲府市では幸か不幸か「環境部」のホームページはありません。部のホームページを部内各部署が発した新着情報の一覧リンク集として制作してしまうことで、おそらく読者のナビゲーションは容易になると思えます。
ホームページの新着情報では、それら各部に新着更新があった時に、部のホームページにリンクしておくだけで全体の更新状況を明示することが可能です。
以上、新年早々に余計なお世話でした・・・

別件ですが、同じ「広報こうふ1月号」記事に関連してリンクしておきます・・・シベリア強制抑留者特別給付金|平和祈念事業特別基金、甲府市広報から抜けている情報は、『*特別給付金の支給を受ける権利のある方が請求せずに亡くなられた場合は、その方の相続人(民法の規定による相続人及び相続順位)が請求できます。』 これがあると無いとでは、甲府の広報記事を読んだ時に印象が全く違うでしょう。

ところで、本日行なわれた小沢一郎さん公判の被告人質問についてテレビが流していますが、4億円の疑惑とかゴチャゴチャ喋っています。長年の不正献金により小沢さんの手元に集まった金だとは誰も言わないですね。私は以前はそう思っていたから小沢嫌いでした。それが小沢「信者(^o^)」に変化した理由はこれまで書いてきました。このテーマは後日。


甲府市議会12月定例会質問一覧

2011-12-08 23:26:08 | 行政・議会

甲府市議会の平成23(2011)年12月定例会は11月30日に開会し、12月8日(木)、9日(金)、12日(月)、3日間の質問日があって12月15日に閉会します。
12月8日に定例会発言通告一覧が議会ページにPDFファイルで公開されましたので通常ページに編集して掲載しました。
別に掲載した現職議員一覧では分かる範囲でホームページ、ブログにリンクしてあります。議員さんが質問予稿を掲載しておられれば参照できると思います。

初日と質問日の4日間で、通常午後1時からCATV〔デジタル11ch(112ch)〕(日本ネットワークサービス 甲府CATV)で議会開始から終了まで、休憩時間を除き生中継の予定です。休憩になるとしばらくして再開時刻が表示されますのでテレビから離れたりチャンネルを切り替えることができます。
8日は質問者も分からなかったので視聴予定をせずに他用でパスでした。質問日の前に質問予定が掲載されなかったので今日公開に気付いて給食問題はリストを急ぎ確認しました、時間が取れたら関連質問がありそうな質問は視聴してみたいと思っています。

地デジテレビのリモコンボタンで11chを押すと〔111〕が表示されて、もう一度ボタンを押すと〔112〕に切り替わり、これが甲府市議会の中継放送になります。参照-チャンネル表示


山梨県議会6月定例会質問通告、23日(木)

2011-06-23 00:05:00 | 行政・議会

平成23年6月定例会、質問四日目(質問最終日)
6月23日木) 一般質問 (午前11時から) 地デジでテレビ中継 NNSのCATV、インターネット議会中継も実施

一般質問
明全会 永井 学
 1.  大震災への対応について
  (1)  地域防災計画の見直しについて
  (2)  原発の被害対策について
  (3)  通信手段の確保について
  (4)  木造住宅の耐震化について
  (5)  住宅再建共済制度について
 2.  高齢者の生きがい対策について
  (1)  高齢者の生きがいについて
  (2)  高齢者の生きがいづくり対策について
  (3)  ことぶきマスター制度について
  (4)  健康長寿やまなしプランについて
 3.  子育て支援について
  (1)  病児・病後児保育施設が進まない原因について
  (2)  病児・病後児保育施設の増加について
  (3)  病児・病後児保育施設の各園域設置について
  (4)  ファミリー・サポート・センターについて
 4.  甲府駅南口周辺地域修景計画について
  (1)  甲府駅南口周辺地域修景計画の基本理念について
  (2)  地域特徴を生かした計画づくりについて
  (3)  ココリの賑わい創出について
  (4)  中心市街地活性化と修景計画について
  (5)  実施計画と事業着手について

一般質問
自民党県政会 臼井 成夫
 1.  広域行政の推進と本県の対応について
 2.  本県における自然災害対策について
  (1)  土砂災害対策の取り組みについて
  (2)  消防防災航空基地について
 3.  本県における新たな産業集積について
  (1)  中部横断道の開通を見据えた県内沿線地域への産業集積について
  (2)  燃料電池関連の産業集積について
 4.  中央線の高速化について
 5.  クリーンエネルギー施策の充実について
 6.  森林保全等を目的とした企業の協力金について
 7.  甲府駅南口の市街地再生について
 8.  甲府市地方卸売市場の今後の展望について
 9.  高等学校入学者選抜制度と中高一貫教育について
 10.  公共工事における低入札について
 11.  県庁敷地の整備について
 12.  県庁職員の人事異動について

一般質問
希望 桜本 広樹
 1.  防災対策について
  (1)  浜岡原子力発電所の運転停止について
  (2)  消防防災航空基地の機能強化について
  (3)  大規模災害に備えた生活必需品の備蓄について
  (4)  東海地震を想定した応急仮設住宅の供給について
 2.  特別養護老人ホームの多床室の整備について
  (1)  特別養護老人ホームの待機者解消対策について
  (2)  多床室の整備推進について
  (3)  中長期的な介護需要の高まりへの対応について
 3.  南アルプスインターチェンジ周辺へのインランド・デポ設置の可能性について
 4.  農地の利用集積制度と果樹の品種開発について
  (1)  農地の利用集積制度について
  (2)  品種開発の取り組みと普及推進について
 5.  鳥獣害対策について
  (1)  電気柵の普及推進について
  (2)  集落全体の農作物被害防止対策について
 6.  クリーンエネルギーへの取り組みについて
  (1)  米倉山を活用したPR施設について
  (2)  電力貯蔵技術の研究について

一般質問
公明党 安本 美紀
 1.  防災体制の強化について
  (1)  都道府県や民間との応援協定の見直し等について
  (2)  県所有情報システムのデータ保全について
  (3)  被災者支援のための情報システムの普及について
 2.  がん検診受診率向上等への取り組みについて
  (1)  がん検診受診率向上への取り組みについて
  (2)  がん検診の精度管理について
 3.  うつ病対策について
 4.  武田の杜・健康の森ゾーンの再整備について
 5.  病弱な生徒の高等部教育の実施について

質問の最終日です。私の関心は山梨県内の放射能汚染について、議員諸氏と山梨県行政がどのような認識でおられるか、それについて如何なる施策を考えておられるかを確認することでした。質問内容を事前に知りたいのは自分の時間を有効に使いたいから、内容が公開されるのを待ってこのブログに記載してきました。

甲府市以外の県内市町村議会の様子は確認したことがありませんが、放射能汚染、甲府市の公式答弁を確認した の記事は私の一つの結論です。この記事に質問者の清水ひでとも議員からトラックバックを頂き、ご自身のブログで質疑応答の全容を掲載なさっておられることを確認しました。
ご自身を一次情報のソースであると位置づけてインターネットを活用なさる方が、甲府市にまたお一人増えたことを喜んでおります。

質問通告を拾い上げた記事は、この記事を含めて4本あります--
山梨県議会6月定例会質問通告、22日(水)
山梨県議会6月定例会質問通告、21日(火)
山梨県議会6月定例会質問通告、6月20日(月)
以下は今後の参考にするためのリンクです--
山梨県議会 定例会(録画中継)--(議事録公開より早いかどうか確認したことはありません)
山梨県議会 委員会会議録
山梨県議会 議事録検索
最近可決された意見書・決議


山梨県議会6月定例会質問通告、22日(水)

2011-06-21 22:59:06 | 行政・議会

平成23年6月定例会、質問三日目
6月22日(水) 一般質問 (午後1時から) 地デジでテレビ中継 NNSのCATV、インターネット議会中継も実施

一般質問
自民党・県民クラブ 白壁 賢一
 1.  東日本大震災の影響への対応について
  (1)  富士北麓地域の防災対策について
  (2)  県内企業の省エネ・節電対策への支援について
  (3)  中小企業に対する金融支援について
  (4)  震災発生後の観光業への支援策について
 2.  甲州牛の生産振興と販路拡大について
 3.  自殺対策の推進について
 4.  少人数学級の推進について
 5.  国際教育の推進について
 6.  富士山新交通システム構想について
 7.  次期廃棄物最終処分場について

一般質問
明全会 早川 浩
 1.  富士山世界文化遺産登録とその活用について
 2.  医療・健康をテーマにした新たな観光振興について
 3.  成長分野としての医療機器製造産業の振興策及び金融施策について
 4.  学校の芝生化について

一般質問
フォーラム未来 望月 利樹
 1.  地域医療再生計画について
 2.  森林保全等を目的とした新税について
 3.  林業公社の改革について
 4.  農産物のブランド化と販売戦略について
 5.  鳥獣害対策について
 6.  災害時における集落孤立化対策としての橋梁耐震化について

一般質問
自民党・県民クラブ 齋藤 公夫
 1.  大地震発生時の住民避難における県と市町村との連携について
 2.  南アルプス山岳の道路整備について
  (1)  早川と芦安を結ぶ連絡トンネルの整備について
  (2)  南アルプス林道の整備について
 3.  農業の6次産業化と担い手育成について
  (1)  6次産業化に対応できる担い手の育成について
  (2)  農業者の2次、3次産業への進出を促進するための支援について
 4.  酒造りに適した米の生産振興と甲斐の銘酒づくりについて
 5.  NPO法人等との協働について

私の関心は山梨県内の放射能汚染について、議員諸氏と山梨県行政がどのような認識でおられるか、それについて如何なる施策を考えておられるかを確認することです。質問内容を事前に知りたいのは自分の時間を有効に使いたいからです。


山梨県議会 6月21日(火)の質問については、記事のコメントとして追加しました。
同日、飯島議員の質問の中で三件は私も調べていたものですが、 2.  国民文化祭について、 5.  新山梨環状道路について、 6.  甲府駅南口修景について、いずれも甲府市議会における相川地区デマンド交通実証実験のケースと同じ「臭い」を感じました。計画進行の今後に要注意です。
特に山梨県環状道路問題は公聴会での多くの異論について、どのような丁寧な反論が掲載されているか、時間がある時に調べてみたいと思います。「推進の為の説明」が行政側の手慣れた方法だと原発問題でハッキリ分かった現在、相変わらずのヨイショ質問をする議員には興味がわきます。

直販、通販のキーワードによく見られる「生産者の顔」 ですが、さらに測定者の顔も見える安心を考えているので、具体的な事例を知りたいと検索していたら、Oisixの青果物等の放射線量測定について|有機野菜などの安全食材宅配 Oisix(おいしっくす) を知りましたのでリンクしておきます。


山梨県議会6月定例会質問通告、21日(火)

2011-06-20 20:39:21 | 行政・議会

平成23年6月定例会、質問二日目
6月21日(火) 一般質問 (午後1時から) 地デジでテレビ中継 NNSのCATV、インターネット議会中継も実施

一般質問
自民党・県民クラブ 石井 脩德
 1.  ドクターヘリについて
 2.  子育て支援について
 3.  商店街の活性化について
 4.  中高一貫教育について
 5.  地上デジタル放送への対応について
 6.  談合坂スマートインターチェンジへの取り組み状況について

一般質問
明全会 山下 政樹
 1.  行政評価アドバイザーによる外部評価について
  (1)  外部評価事業に対する県の評価について
  (2)  評価のあり方について
  (3)  行政評価結果の翌年度予算への反映に関する見直しについて
 2.  東日本大震災の本県への影響と今後本県がとるべき施策について
  (1)  東日本大震災支援対策室のあり方について
  (2)  本県観光業への影響と今後の対策について
  (3)  本県果実の台湾輸出への影響と今後の対策について
  (4)  グリーンニューディール計画について
  (5)  知事が先頭に立った節電対策について
  (6)  道路の節電対策について
 3.  小中学校における特別支援教育の推進について
  (1)  特別支援学級に求められる専門性について
  (2)  特別支援学校の教員を小・中学校に招聘することについて

一般質問
フォーラム未来 飯島 修
 1.  東日本大震災避難者支援について
  (1)  避難者に対する生活支援の取り組みの状況と今後の対応について
  (2)  NPO・ボランティア等への支援について
 2.  国民文化祭について
 3.  がん対策推進について
 4.  少人数学級について
 5.  新山梨環状道路について
 6.  甲府駅南口修景について

一般質問
自民党・県民クラブ 望月 勝
 1.  医師確保対策について
 2.  ドクターヘリの運用について
 3.  県立わかば支援学校の施設整備ついて
 4.  中部横断自動車道に関連する道路整備について
  (1)  仮称身延山インターチェンジについて
  (2)  早川橋について
 5.  中部横断自動車道の沿線地域の活性化について
  (1)  中部横断道沿線地域活性化プロジェクトへの支援について
  (2)  交流人口の増大に向けた取り組みについて
  (3)  企業の誘致について

私の関心は山梨県内の放射能汚染について、議員諸氏と山梨県行政がどのような認識でおられるか、それについて如何なる施策を考えておられるかを確認することです。質問内容を事前に知りたいのは自分の時間を有効に使いたいからです。


本日6月20日は皆川巌議員の質問通告内容に関連する項目がありましたので視聴しました。
 9.  東日本大震災等の影響への対応について
  (2)  放射性物質の検査機器の整備について
  (3)  県産農産物の輸出への影響について

既に別記事のコメント中で次のように書きました・・・
 山梨県議会の代表質問に午前中に登壇された皆川巌議員の質問はポイントがズレていましたし、それに答弁した福祉保健部長の答弁は、工業製品の福祉保健について考慮されているものでした、やはり山梨県には箱物と工業はあってもヒトがいません(^o^)


山梨県議会6月定例会質問通告

2011-06-19 14:56:56 | 行政・議会

平成23年6月定例会(代表・一般質問項目一覧)
6月20日(月) 代表質問 午前10時30分から、午後は13時から

自民党・県民クラブ 皆川 巖
   1.  6月補正予算編成の基本的な考え方と当面の財政運営について
   2.  リニア新駅の設置場所について
   3.  甲府城周辺整備について
   4.  甲府城に関わる地域資源の活用について
   5.  廃棄物最終処分場について
   6.  県立病院の経営改善とドクターカーの活用について
   7.  国民文化祭の開催について
   8.  国民文化祭を見据えた地域の伝統文化に根ざした文化財の活用について
   9.  東日本大震災等の影響への対応について
     (1)  震災後の観光客の減少に係る対策について
     (2)  放射性物質の検査機器の整備について
     (3)  県産農産物の輸出への影響について
 10.  企業の農業参入を通じた耕作放棄地の解消について
 11.  企業における技術系人材の確保・育成について
 12. 50メートル屋内公認プールの整備について

明全会 森屋 宏
   1.  知事の県政運営に対する基本姿勢について
     (1)  市町村との関係と広域自治体としての県の役割について
     (2)  新行動計画について
     (3)  行財政改革について
   2.  本県財政の見通しについて
   3.  リニア中央新幹線建設に伴う諸課題について
   4.  産業振興への取り組みについて
     (1)  県内経済の現況について
     (2)  地場産業のブランド力強化について
     (3)  県内企業の海外展開への支援について
   5.  県内における医療の充実について
     (1)  小児初期救急医療センターについて
     (2)   ドクターヘリの運用について
   6.  ヘリコプターを使っての災害対策について
   7.  廃棄物最終処分場事業について
   8.  成長が期待される分野としての農業の可能性について
   9.  魅力ある山梨教育の実現について

フォーラム未来 樋口 雄一
   1.  第2期チャレンジ山梨行動計画について
   2.  リニア中央新幹線について
   3.  本県におけるバス交通の充実について
   4.  廃棄物最終処分場事業について
   5.  本県の水資源戦略について
   6.  節電対策と電力対策について
   7.  雇用対策について
   8.  ひとり親家庭への支援について
   9.  食の安全・安心に関する条例の制定について
 10.  新規就農者の確保について
 11.  中高一貫教育について

テレビ中継は NNS の地デジチャンネルのみ
インターネット議会中継も実施されています。


関連質問を封殺した山梨県議会

2011-06-04 23:35:00 | 行政・議会

毎日新聞山梨版 2011年6月1日から、議会改革検討協議会で協議されたことを知りました。
『改革協では、各会派が浅川力三議長に提出していた意見書が示された。関連質問の廃止を求めたのは「自民党・県民クラブ」「フォーラム未来」「希望」の3会派。存続を主張したのは「明全会」「自由民主党」「公明党」「日本共産党」の4会派。「自民党県政会」は議長一任としていた。』

私は県議会の事をほとんど知らないものですから、会派名と所属議員さん関係は知りません。
この改革協のメンバーについて確認したいと思いますが、山梨県議会の委員会活動から見るとこれは正式な委員会ではないようです、メンバー表は議会ホームページに見えませんので公開するのが当然でしょう、議員の質問を封じるということは、県民の質問を封じることとイコールです。これだけ重要な決定をしたのが誰だか分からないのでは菅直人政権にも劣る無責任体制としか言えません。議事録もあるなら公開すべきです。情報公開請求されたら出しますという県議会のスタンスなら、情報を遅れて小出しする東京電力・原子力村にも劣る(^o^)

『07年7月の全国都道府県議会議長会の調査では、34都道府県の議会で、関連質問を認めていないという。』(毎日新聞) その調査報告と議長会の公式見解を確認したいと思うのが県民として当然でしょう。なにしろ代理人の質問がこの調査を錦の御旗として封じられたのですから。
全国都道府県議会議長会として、このような調査をして結果について見解を述べないことはあり得ない、何故その調査をしたかという目的があるのですから、結果の評価も当然あるはずです。
山梨県議会事務局にはこの議長会調査資料がありますから、議会サイトで全文を公開して、議会の県民に対する説明責任が果たされるように事務的な支援をすべきでしょう。それができるから「公務員」です。
しかし、せっかく丁寧に報じた毎日新聞山梨さんも詰めが甘いですね。何故その調査の具体的な内容などを確認しなかったのでしょうか。議会に出入り禁止になるからでしょうか。記者クラブ依存のマスコミの限界がこんなところにも見えてしまうことは悲しいものです。

このブログに書いたのですが、「山梨県議会、甲府市議会で放射能汚染の審議を」、こういう県議会の事を何も知らずに書いてしまったのですが、山梨県での放射能汚染について行政の対応、考え方、あるべき姿など、県議会が確認し審議するなんてどうやら期待できそうにないと感じています。

山梨県と人口規模が同じような東京都世田谷区、その区長保坂展人さん、2011年06月04日世田谷区の「電力消費」の情報開示要請を続けている、私が「無計画停電」について行政主導でやるべしと書いたことが、こんな形で進んでいることを嬉しく思っています。地域独自の放射線量測定についてもこの記事から読み落とさないようにしたい(^o^)

私の第四のふるさとになるかと思っていた山梨がドンドン遅れていくことに、最近は苛立ちを感じているのです。3.11ストレス症候群の一つかも知れません・・・


山梨県議会、甲府市議会で放射能汚染の審議を

2011-06-01 16:43:23 | 行政・議会

山梨県での降下物測定における放射能の検出、3月19日~3月26日の期間における測定値により、山梨県庁がどのように行動したかを、山梨県議会は6月定例会で明らかにする方法を考えるべきでしょう。それが県民の代理人としての議員の仕事であると私は考えます。
甲府市市議会6月定例会も6月6日から始まります。県内市町村も同様に今年度最初の議会が始まるでしょう。
県内全ての議会で最重要課題の一つは山梨県での放射能対策の状況を県民の前に明確に示すことだと思います。
議員さん達からのネット発信はほとんどありませんので、各議会事務局は議会ホームページに議員質問項目を事前に掲載し、そこからこのテーマに関する質疑応答をピンポイントで傍聴する市民がネット発信していただくのが良さそうに思えます。

尚、甲府市議会のテレビ中継は今回から地デジチャンネルだけになります。7月24日までアナログを使い続けて国策地デジ移行の状況を確認しようと思っている私は甲府市議会は視聴できません。質問項目が分かれば、山梨県議会中継の視聴を考えたいと思っています。

関東甲信越、中部、東北の各地域議会でも、おそらく最大のテーマの一つになると私は予想しています。私も参加しているブログ村から調べて、ブックマークしておこうと思っています。この事から地域の情報発信力もはっきり見えてくるでしょう。


山梨県での降下物測定における放射能検出の計算ミスに関して戴いたコメントから、あらためて問題の重要性に気が付きました。それがこの記事を書く理由です。経緯は以下の通り・・・私のコメントから転載しておきます。2011.05.24 山梨県の地表も放射能汚染されている-が元記事です。

山梨県庁サイトにあるページで、定時降下物の測定結果(午後5時以降更新)に書かれていますが、
 ~お詫びと訂正~ 3月19日~3月26日の期間における測定で、換算係数の取り扱いに誤りがありました。このため定時降下物の測定結果について次のとおり低濃度側に訂正するとともに、お詫び申し上げます。訂正内容(PDF:12KB)
このPDFファイルは 4月25日修正版で、2011.04.26 作成だろうと思えます。

文部科学省サイトでは、定時降下物のモニタリング、この中で
環境放射能水準調査結果(定時降下物)[平成23年3月21日9時~平成23年3月22日9時採取]  (PDF:17KB) /2011/05/02/1303977_032219.pdf があります。
山梨県(甲府市) ヨウ素 390  セシウム 36 となっていて訂正後の数値、この文部科学省のPDFファイルは 2011年5月2日に作成されていることが分かります。

ヨウ素 4400 (MBq/k㎡) セシウム 400(MBq/k㎡) という報告が山梨県知事の手元にも届いていたと、私は思います。
4月25日修正版が出る以前の3月下旬以後の早い時期に、この値は間違えていて、実際はきわめて少ないので、計算をし直しているという連絡が横内正明知事にも届いたので、山梨県としてはこの数値に対して、特に動くことはなかったと考えることもできます。

ちなみに、メガベクレル/平方キロ ですから、 ベクレル/平方メートルの値として 4400を扱えます。 4400Bq/㎡ ということです。 測定の実際は数平方メートル程度の場所に溜まる1日分の降下物を測定していると思えます。

私は3月中はほとんど震災と津波で石巻市の知人支援に頭がいっぱいで、甲府では「無計画停電」についてブログを書き続けました。原発震災に関係する記事は、2011.03.23 原発事故に関して農畜産業向け広報、この程度しか書かなかったと思います。
ですから、修正前の測定値に対して山梨県や県内自治体がどのように動いたかは全く知りません。

私が甲府市富士見の衛生環境研究所に電話して、測定場所について確認したのは5月12日と日記に残しています。多分その頃から政府発表の環境放射線データの測定に疑念を感じ始めたからと思います。

幸いなことに山梨県議会はテレビ中継とインターネット中継があります。半日くらいをこのテーマの集中審議にして、可能なら県内研究機関、大学などからも参考人を招聘して、広く県民にも関係国民にも伝えることができると思います。各会派、無所属を全て含めて質疑応答に参加されることで、それぞれの考え方もはっきり分かります。山梨県議会の正念場だと私は思っています。