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ICT工夫

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宇野善昌さんの退任ご挨拶を記録します

2012-09-07 00:51:00 | 行政・議会

甲府市議会議事録 から、「2012.06.18 : 平成24年6月定例会(第5号) 本文」 に掲載された議事録をここに引用します。


◯宇野善昌君 退任に当たりまして、一言お礼のごあいさつを申し上げます。
 平成20年7月に副市長を拝命してから、早いもので4年が経過いたします。
 この間、議員の皆様、宮島市長様を初め、多くの方々の御指導、御鞭撻を賜りまして、まことにありがとうございました。心より感謝申し上げます。

 この4年間、私のミッションは甲府市の活性化であると思い定めて、精いっぱい力を尽くしてきたつもりでありますが、目に見えるような大きな成果を実現できなかったことがまことに残念です。

 しかしながら、甲府市は魅力に満ちあふれたまちです。都市機能が充実していながら、すばらしい自然を満喫でき、深く重層的な歴史を持っています。

 中でも、甲府市の最大の資源は人です。私も数多くの方々と出会いましたが、優秀な職員の方々を初め、皆さんに助けられ、支えていただきました。感謝の言葉しかございません。

 これから甲府市のまちは、甲府駅周辺の整備や新庁舎の完成を持ち出すまでもなく、大きく変貌していきます。また、中部横断道の開通、リニア中央新幹線の開業と、夢の広がるプロジェクトが待っています。私は甲府市の発展を強く願っておりますし、確信をしております。

 今後は別の立場から、微力ではございますが、甲府市の発展にお力添えをしてまいりたいと考えております。
 終わりに、宮島甲府市政並びに甲府市議会のますますの御発展と皆様の御健勝を心から祈念申し上げまして、退任のごあいさつとさせていただきます。
 本当にありがとうございました。(拍手)


甲府市議会2012年9月定例会が開会していますので、6月議会の議事録が読めるだろうと開き、最終日18日の確認をしている時に、目次に宇野さんのお名前を見付けて、このご挨拶が拝読できました。
2012.06.09 甲府市議会2012年6月定例会で書いたことをここに再掲しておきます。

6月末で退任されると報じられた甲府市副市長の宇野善昌さんですが、私は2008年7月17日のガチバトルでお話を伺って以来、常に敬意をもってお仕事ぶりに注目していました。このブログでお名前を書くことはもう無くなるかも知れませんが、今後のご活躍を心からお祈りしたいと思っています。
このガチバトルのような中心市街地活性化に関係するシンポジウムなどについて私はいくつも参加したり記事にしてきました。宇野さんご就任以来の4年間、そのお力を甲府市としては活かせたのでしょうか、その疑問が残ることが残念です。

その他、次のようなブログで宇野さんのことを書きました・・・
2011.05.28 菅直人内閣不信任でも国会解散は無くて当然、この記事では宇野さんの Twtter を記録しています。
 『甲府市の宇野善昌副市長の twitter では5月26日のツブヤキ-『明日午後10時甲府発→28日午後11時帰甲の強行軍で、甲府市役所職員ボランティア41名+市議会議員5名が、災害支援隊として宮城県東松島市へ行きます。私も参加し、1日だけですが、被災家屋の片づけ等に頑張って来ます。』
2011.02.15 「夢を繋ごう!甲府中心街の未来」 ガチンコジウムⅤ
2008.08.15 甲府市副市長さん

ショーケンさんと宇野善昌さん ブログには書きませんでしたが、先年湯村の塩澤寺厄地蔵さんの日に湯村で映画関係のイベントが開催されました。
その時ショーケン(萩原健一)さんが旅館柳屋で講演され、次の会場まで歩いて行かれました。
厄地蔵で混雑する湯村温泉通りを著名人が歩いていくことに私はそれとなく備えていたのですが、ショーケンさんを案内しながら並んで歩いて行かれたのが宇野さんでした。
人込みの中です、ぶつかりそうになる人に挨拶しながら、まるでショーケンさんをガードするかのように歩かれる宇野さん、私はお二人につかず離れず終着まで様子を見ていました。この時の甲府市副市長宇野善昌さんの姿を私は決して忘れることはないでしょう。


竹島問題と山梨県議会の要請書

2012-08-25 18:12:04 | 行政・議会

山梨県議会で竹島問題要請書をとりまとめました、との記事を読んだときに 「共産党の県議が反対しましたが、当初の案でまとまりました。」 の部分が意味不明でした。
日韓の緊張関係を高めるような要請書には賛同できません。 2012年08月25日の「こごし智子だより」 が出ましたので了解。
日本共産党の歴史認識とは異なる私の考えはありますが、外務省: 竹島問題の概要 はすでに山梨県議会の皆さんの共有情報でしょう。

この記事は要請書が容易に確認できたら更新します(今回はハングル版も当然出るでしょう、相手に配慮するのは「おもてなし」の基本)。 情報公開ランキングで山梨が最下位という事態の責任も問われてしまう県議会では無いと思います。
2012年8月25日  読売新聞山梨版と、NHK山梨県のニュースは確認しました。

島根県 : Web竹島問題研究所 かえれ島と海 【島根県公式サイトのページに気付きましたのでリンク追加しておきます】
竹島の「真実」と独島の《虚偽》 (下條正男先生) 【Web竹島問題研究所にあるホームページです、2012年の「6月20日掲載」 が最新記事です】
Wikipedia 保坂祐二、(上記サイトで下條さんが言及し論破している研究者)
下條先生の反論レポート「韓国が知らない10の独島の虚偽」 (互いにネットの上で議論を交わす、いいですね)--日本が知らない10の独島の真実(PDF 203KB) (翻訳) 【原文】韓国 東北アジア歴史財団「日本が知らない10の独島の真実」 として相手サイトにリンクしています!
◇ 島根県議会サイト-竹島問題と「竹島の日を定める条例」について

【ずいぶん以前のことですが、私は島根県サイトをWebページ制作の参考にしたことがあります。オブジェクト指向のページ制作としてかなり進んでいた記憶があります。久しぶりに拝見しましたが、流石です】

google ニュース検索 竹島問題

韓国イ・ミョンバク大統領の再選事情や彼への韓国民の想いなどは私は知りませんが、日本ではNOだ!氏政権が消えることで国の姿が変わるでしょう、変えたいと思っています。


二元代表制のもとで議会情報は、県庁新着情報からではなく、山梨県議会ホームページから読めます。
PDFファイルから取り出してテキストで掲載しました、「韓国語翻訳 - エキサイト 翻訳」で機械翻訳できるでしょう。

  竹島問題に関し国に毅然とした外交姿勢を求める要請書
 
 竹島は、歴史的事実に照らしても、かつ国際法上も、日本固有の領
土であることは明らかである。
 しかしながら、韓国は、国際法上何ら根拠がないまま半世紀以上に
わたって同島を不法に占拠し続け、埠頭やヘリポートなどを整備し、
実効支配を強めていることは、我が国に対する主権侵害であり、断じ
て放置してはならない。また、この度の李明博大統領の訪問や石碑の
設置は、さらなる不法な実効支配の強化に繋がることも想定され、強
い対抗措置をとるべきである。
 竹島の領土問題は、両国政府の外交努力によって平和的に解決され
なければならないが、このような韓国側の動きは、両国の友好関係を
損なうものであり、容認できるものではない。
 また、竹島問題が長期化している原因の一端は、韓国の領有権の主
張に対し、今日まで効果的な対抗措置を講じてこなかった国の消極的
な外交姿勢にもある。
 国においては、今後、竹島の領有権の確立に向け、我が国の主張や
姿勢を関係国はもとより国際社会にも明確に示し、これまで以上に毅
然とした対応で臨むとともに、国際司法裁判所への提訴や両国間での
協議の場の設置など、竹島問題をはじめ領土問題の平和的解決に向け
た真に実効性のある対策を積極的かつ粘り強く実施されるよう強く要
請する。

   平成24年8月24日
                山梨県議会議長 浅川 力三   
提出先
 衆議院議長、参議院議長
 内閣総理大臣、内閣官房長官
 外務大臣
以下は、ictkofu による添削結果
 竹島は、歴史的事実に照らしても、かつ国際法上も、日本固有の領
土であることは明らかである。
 しかしながら、韓国は、国際法上何ら根拠がないまま半世紀以上に
わたって同島を不法に占拠し続け、埠頭やヘリポートなどを整備し、
実効支配を強めていることは、我が国に対する主権侵害であり、断じ
て放置してはならない。
 竹島の領土問題は、両国政府の外交努力によって平和的に解決され
なければならないが、この度の李明博大統領の訪問や石碑の設置は、
さらなる不法な実効支配の強化に繋がることも想定され、両国の友好
関係を損なうものであり、容認できるものではない。
 また、竹島問題が長期化している原因の一端は、韓国の領有権の主
張に対し、今日まで効果的な対抗措置を講じてこなかった国の消極的
な外交姿勢にもある。
 国においては、今後、竹島の領有権の確立に向け、我が国の主張や
姿勢を関係国はもとより国際社会にも明確に示すべく、これまで以上
に積極的かつ効果的な情報の発信に務めると共に、国際司法裁判所へ
の提訴や両国間での協議の場の設置など、竹島問題の平和的解決に向
けた真に実効性のある対策を積極的かつ粘り強く実施されるよう強く
要請する。
 山梨県議会としては国家間の外交努力に期待しつつも、山梨県出身
の浅川巧(白磁の人)らの功績を踏まえて両国民間の交流を支援しつ
つ相互理解を深めることに尽力する意思であることを付記する。

山梨県人事委員会委員選任の履歴

2012-08-20 17:24:46 | 行政・議会

過日の山梨県人事委員会問題についてニュース記事などを読んでいても分からなかったので、人事委員会委員選任の履歴 として自分がインターネットで確認できた限りを整理しました。

私がこのページをまとめながら、度忘れしていて使えなかった言葉は、巡回先のおやじのぼやき - livedoor Blog(ブログ)を拝読して思い出しました。「おやじ」さんは2012年8月記事の8日、10日の記事で問題を整理しておられます。

私の場合は公的な組織のメンバー表などのあり方については、いつも他都市のページを確認しながら比較して、ネティズンとして評価しています。多数の情報を付き合わせることで、「何が伝えられていないか」、それを観ることです。

山梨県議会の議員視察が観光旅行だと誹られるのも、その報告をいつでも、だれでも観ることが出来るようにされて無いからに過ぎないと思っていますが、当事者の皆さんはそのことに気付かない、それを「情弱」とネティズンは言います。
本会議はシャンシャン儀式に過ぎず、本命は委員会審議だとも言われますが、それも委員会中継や議事録がいつでも、どこからでも見られないことにあるでしょう。
国会中継や議事録は本会議より委員会を観ることが参考になるものです。


山梨県知事のお仕立券問題、実は終っていないのです

2012-08-07 21:59:59 | 行政・議会

ポイントは甲府検察審査会の議決過程が明らかでは無い事と、捜査関係者による捜査情報のリークについて疑問があるからです。有能なる山梨県議会議員諸氏がこれに気付かないはずはないでしょう。
山梨県議会議員のこごし智子さんはお仕立券問題について鋭く追求なさっておられますが、私はそれとは違う視点で以下のように問題を感じました。

甲府検察審査会の不起訴相当の議決は、検察官の説明があった後で行なわれたものと思います。(この点の問題は、今、国政レベルでも小沢一郎さんの検審起訴に関しての問題が問われていることは、このブログの読者ならご承知の通り)

私は2012年7月21日の県内各紙サイトの記事で甲府検察審査会議決を知りました (この記事に書いたことは問題その0、基本です)
その後、7/23 19:21 山梨放送記事で、
『仕立券を使う際に職業を「医師」とうその申告をしていたことが捜査関係者への取材でわかった。捜査関係者によると、警察は寄せられた情報をもとに2010年秋ごろから捜査に着手し、仕立券を発行した都内の紳士服店の関係書類などを調べた。捜査関係者によると、知事は仕立券を使う際に自ら店を訪れ、自分の名前を名乗った上で職業については「医師」とうその申告していたという。捜査関係者の1人は「後ろめたさや発覚を恐れ、うその職業を申告したのではないか」としている。』との記事を読みました。
検察審査会の審査過程での検察側からの説明に際して、この「医師」記載についても捜査資料に記載されていたのかどうかという疑問をすっきりさせたいですね。

検察審査会の審査員には不起訴に至った捜査結果に含めて説明されていて、それを含めて審査会で、『議決は、県人事委員の選任と関係ない時期にも仕立券を受け取ったことや、男性が前知事や国会議員、弁護士などの知人にもギフト券を渡していたことなどから、「賄賂性を認めるに足りる証拠はない」と結論付けた。』(7月21日 朝日新聞山梨版記事)ということでしょうか。
捜査関係者の感想が山梨放送記事のとおりなら、捜査関係者でも起訴相当の意見があったと思える状況において、「医師」記載についての資料を確認できた検察審査会としての「市民目線」で、不起訴相当になったのでしょうか。
検察審査会の審査過程について、確認する必要はありませんか?というのが問題点の一つ。こういうことを曖昧にしておくと、どちら様も明日は我が身です。

不起訴相当議決が報じられた後で、「医師」記載問題が報じられた、このような捜査情報のリークは、どこまで許容されるべきなのか、私にはこの事に大きな問題を感じています。
山梨県議会議員の諸氏は、報じられる以前に「医師」記載についてもどこからか知らされていて、その後の県議会の展開であるのかどうかも、市民の前に明らかにすべきでしょう。
山梨放送も当該捜査関係者から情報を得たタイミングと検察審査会の議決のタイミングとの時系列を明らかにする説明責任があります。仮に、審査会議決後に捜査関係者がこのように語ったのなら、それは個人情報の漏洩とも判断される事案では無いでしょうか。無罪判決を受けた人について「アイツにはこんな犯罪的行為もあった」と公的に知り得た情報を語るようなものです。

この事については、山本美保さん事件で、ご家族が知る前に、DNA鑑定の結果美保さんは自殺と報道されたという事案を思い出しています。
山梨県議会が知事の減俸条例を可決したことはそれで良いと思いますが、以上のような各種情報に基づく判断のスタンスについては、県民の前に明確にすべきものであり、何時、どこまで情報を知っていて判断したのかということ、捜査関係者リークをどう判断するか含めて、これが問題点の2です。

お仕立券問題、実は終っていないのです、山梨県議会自身の調査力・判断力の問題が残りました。
なんだか震災瓦礫広域処理引き受け問題とも似ていると感じたので、私には縁のないこんな事案をブログに書きました。
山梨県議会には、甲府市議会が学校パソコン紛失事件を曖昧に終らせたような轍を踏んで欲しくないものです。紛失41台-27台(窃盗起訴事実)、残りはどうなった?ということ。

原発震災については民間事故調、国会事故調など複数の検証が行なわれました。今回の検察審査会への説明内容や捜査関係者による発言などの問題が美保さんDNA鑑定の二の舞とならないことを、山梨県議会はもとより山梨県自身の名誉のために、上記の問題について明確な発信がされることを。
「やまなし安全宣言」が信頼を得るためには、バックグラウンドが大切であることをご承知の皆様だと思っています。


仕立券を贈ったのは人事委員としての資質の問題に

2012-07-26 00:14:00 | 行政・議会

山梨県、知事記者会見(平成24年7月24日火曜日)が出ていたので走り読みしました。
県内マスメディアの記者さん達がどのような質問をしたかを確認したかったのです。
仕立券を知事に贈った方がどのような方か、私は全く知りませんし、知りたいとも思いません。しかし、その方が人事委員として適確な資質をお持ちだとは、私には思えないのです。

山梨県庁サイトに人事委員会のホームページがあり、「人事委員会とは」から仕事について分かります。
東京都人事委員会-「委員の紹介」ページには次のように書かれています。
 人事委員会は、人格が高潔で、地方自治のあり方及び民主的で能率的な行政運営や人事行政に十分な識見をもった3人の委員によって構成されています。  委員は、知事が都議会の同意を得て選任します。任期は4年で、議会の議員や都職員との兼職は禁止されています。
山梨県の「人事委員会とは」で解説されている法的な意味と、東京都の人事委員会が掲載している「業務の概要紹介」を併せて読むと、こりゃ大変な仕事だ!と思いました。
ごちゃごちゃ法律条文を説明されるより、このような仕事なので人格・識見がポイントだと説明されれば納得です。

昔からの友人で、盆暮れには贈り物を欠かさなかったような親密な相手でも、その彼が知事になった時点で、その慣習、付合い方を今後はどうすべきかを考えられる「見識」がなければ、こんな大仕事の人事委員としての適格性は無いでしょう。
今回の問題はそこんとこが一番のポイントじゃないですか?

ですから、横内知事に責任があるとすれば、この程度に不見識な人を人事委員に任命したこと。これに同意した議会にも何がしかの責任があるでしょう。
山梨県職員組合も何か申し入れをされたそうですが、この委員の任期中に県職員に関する人事委員会案件があったなら、その裁定について調べてみることも、お考えになったらいかがでしょうか。

ついでに、この記者会見で横内知事は記者質問の冒頭で、『リニア新駅の利用者数約12,300人は、適当な数字ではないかなという感じがいたしております。』と答えておられました。私は一瞬「おっ?」と思いましたが、続けて読んでいったら、「適当」は「適切」あるいは「妥当」と読み替えるべきものと分かりました。「その仕事はテキトウにやっておけ」という時の「適当」では無かった。
いやまったく、3.11以来、テキトウにやっているとしか思えない仕事ぶりを見せられてきて私の脳細胞はかなり汚染されている。

相手がどなたであれ、職業に貴賎は無く、聖域も無いと私は思っています。が、こんなブログ記事を書けるのは私が山梨県に縁も無い「流れ者」だからです・・・地域のシガラミの中にある方々はお読み捨てくださいませ。


山梨県の検察審査会、審査員選任から議決に至る過程

2012-07-22 23:26:00 | 行政・議会

山梨県知事の贈収賄に関するニュースを読んだ時に、私は小沢一郎陸山会事件における東京第5検察審査会の問題を思い出した。

森ゆうこ議員や多くの市民、なかでも、『検察審査会の闇を追い続けてきた』「一市民が斬る!!」ブロガーさんによって、小沢一郎さんの検審起訴そのものが瓦解したと私は考えている。それは民主党現政権の正当性への疑問に至る。

「不起訴相当」議決に至った山梨県の検察審査会について、審査員選任から議決に至る過程を明確に示すことで、その議決の正当性が「担保」されると思う。(このように使われる「担保」って変な日本語だが、この場合他に用語を思い付かない)
山梨県内のマスメディア・ジャーナリズムはこんな事に手を出さないと思うが、「一市民が斬る!!」ブロガーさんのプロセスを精読することで、どこをどのように押していけば、甲府検察審査会の議決過程について納得できる答えが得られるか、分かると思う。
そもそも、県民が選出した首長の問題であるから、当該審査会の議決全文を審査会事務局が公開するべきで、メディアの垂れ流しで済ませるなら、そこに問題がある、とは思わないか?

外からとやかく言われるよりも、県内で県民自身が答えを見付けるしかないだろう。
小沢一郎さん検審起訴の時に、「国民目線による」検察審査会の議決の重さをさんざん語った人々が、甲府検察審査会の不起訴相当議決は軽く見て、知事の問題をとやかく言うことはおかしい、とは思わないのか。
とやかく言いたいなら、まず、山梨検察審査会のプロセスを確認してからにした方がよい。
もし、検察審査会を調べてボロが出た時に・・・・その結果を恐れ口をつぐむなら、ヤマナシも「NOだ」ということになる。
「不起訴相当議決」で司法的な決着はついたと理解しても、しかし、知事の「政治とカネ」の問題として政治的・道義的責任を追及し説明責任があるとするなら、県民としてもメディアとしても小沢一郎さんのケースと同じ扱いにすればよい。「政治とカネ」 「政治とカネ」とシツコク言い続ければよい。
そういう軸がブレると民主党幹事長の2004年のケースと同じになって幕引き。


山梨県議会で新会派「創明会」設立

2012-07-19 18:35:11 | 行政・議会

2013年(平成25年)5月時点で森屋宏議員の辞職などを反映して、山梨県議会議員一覧 Ver.03 として更新しました。会派構成は自民党・県民クラブ(15)、創明会(13)、フォーラム未来(6)、公明党(1)、日本共産党(1) 、無所属(1) です。


読売新聞山梨版に掲載された2012年7月10日と7月18日の記事を参照して、山梨県議会議員一覧 Ver.02 を作成しました。
山梨県議会議員名簿が更新されたら照合、確認する予定です。

山梨県議会議員定数38の会派内訳は、自民党・県民クラブ(15)、創明会(14)、フォーラム未来(7)、公明党(1)、日本共産党(1)になったはずです。会派の政治理念が判りそうなのは公明党と日本共産党でしょうか。自民党・県民クラブは自由民主党所属議員と思いますが、自民党そのものが寄り合い世帯なので、利権理念はともかく政治理念が一致しているはずも無いでしょう。
フォーラム未来は民主党・労組系組織議員と思います。7名中3名が甲府市選出というのもそういうことでしょう。
公明、共産は市町村議会では議員が多数おられることをそれぞれ党本部のサイトから確認はしていますが、県議会選挙区では有権者数・支持基盤の関係で甲府市しか当選圏に入れないのだと思えます。
地方議会の選挙区制度のことを私はキチンと知りませんが、国民主権・地方主権の下でそれぞれの地域の選挙区のあり方も変っていくべきだと思っています。

山梨県議会議員視察報告のネット公開は未だ実現していないようです。議員自らがWeb発信しているのも私には未だ見つかりません。情報は一方通行でしか流れておらず、日常生活では狭路の対面交通に注意深く適応している人々も、情報の流れに別方向の流れがある事を見たくない、触れたくないという立場を堅持しているように思えます。
3.11以後、この情報脆弱性は山梨県内の全ての施策に大きく影響しているだろうと思いますが、次の統一地方選挙は2015年春、その頃に日本の姿が変っている・・・と期待できるかどうか、あまり期待しない方がよさそうです・・・。


株主提案と市民請願(原発震災に関連)

2012-06-27 23:12:00 | 行政・議会

東京電力や関西電力の株主総会の様子を報じるテレビニュースを見ながら、ふと、先日甲府市民から甲府市議会に寄せられた 「震災がれき受け入れの安全確保に関する請願」 の取り扱いを思い出していました。

「東京電力株主総会 株主提案」などで検索すれば様子は分かりそうです・・・『経営改革を求めた筆頭株主の東京都の分を含め、10件の株主提案はいずれも否決された。』[東京 27日 ロイター]
「東電の筆頭株主である東京都の猪瀬直樹副知事が株主提案をした。猪瀬副知事の指摘からは、東電と政府の病状があまりにも似通っていることがうかがえる。」田中龍作ジャーナル
【株主総会ライブ】東京電力(1)序盤から荒れ模様 「動議! 動議!」と株主連呼、この記事から始まり、「東京電力(16完)大荒れの5時間31分が終了」までの長文です。(産経新聞社は小沢一郎裁判のときも丁寧な記事を流してくれました)

甲府市議会ホームページでは、6月定例会で市民からの陳情や請願にはどんなものがあり、その結果はどうなったのかは未だ分かりません。もれ聞くところでは、環境水道委員会には原発震災に関連して別な要望だか、陳情だか、請願だかもあったらしく、それらは委員会で採択されたとか。

Z_flag 甲府市議会・甲府市が東京電力と同じ穴の貉だなどと誹られないように、総会屋が暗躍する市議会・委員会だなどと誤解されないように、そういう「風評被害」を殲滅するには、まっとうな情報発信しか無いだろうと、ネットオタクの私はいつも思うのです。

「陳情」とか「請願」という語彙を見ると、私は不愉快な気分になるのですが、もうちっと国民主権、国民が主(あるじ)であることを明確にした言葉が日本語には無いものか。
 陳情-『その問題についての決定権をもっている上位の者に実情を説明すること。特に,議会や関係官庁に実情を述べて,善処を要請すること。』
 請願-『国民が国または地方公共団体の機関に対して,文書により希望を述べること。』
petiton, appeal などが該当するようですが、法定用語の英訳などワタシにはワカリマセン、ラテン語にも強い英語学者の領域かも。いや逆にそういう学者が原意を汲んだ日本語を創るのかな。

『内部被ばくを生き抜く』「いのち・むすびば」-上映会広報記事 6月28日(木) 午前10時~/29日、30日も

6月30日(土)13時~ 「いのち・むすびば」の代表である小河原律香(福島県より山梨に移住)のお話会があります。ぜひこちらもご参加ください。(お話会の参加は無料です)

また、各回上映後、映画についての座談会を行います。自由参加ですのでお時間がある方は映画についてはもちろん、内部被ばくなど普段思っていること、心配なことなどお話しませんか?



甲府市議会_震災がれきの受け入れ、その後

2012-06-11 23:46:00 | 行政・議会

2012年6月12日13時開会の甲府市議会では冒頭で政友クラブ代表質問として斉藤憲二議員が登壇されます。その質問のなかに震災がれきに関することが取り上げられるという情報をネットから得ていますが、11日23時現在、甲府市議会サイトでは質問予定の内容は確認できませんでした。

質問があるとすれば、3月決議文の最後に書かれている事柄についてでしょう。
1.市民の理解を得る・・・これが現状はどうなっているかです。
2.放射性物質の安全性が国の責任において確保されている・・・甲府市はこれをどのように判断しているかです。
3.最終処分場が確保できる・・・甲府市サイトでは未だに情報が確認できませんが、甲府市が最終処分を依頼している県外施設の場所と名称もはっきりさせることが必要です。
4.焼却施設等の安全性・・・例のバグフィルターの性能とか、焼却炉に残る放射性物質について、どのような後処理計画を考えているのか等でしょうか。

マンガで解説

民主党組織票系列の中にある政友クラブとしては質問し難いことでしょうが、そもそもが、広域処理は本当に正当な復興施策なのかという問題。甲府市行政が正当であると考えているなら、その明確な理由を問いただし市民の前に行政のスタンスを明らかにする事は、真っ先になされるべきことです。それは新潟県知事から環境省への質問に関心ある人々への甲府市としての回答にもなります。
早い話が、国から**千万、**億円貰えるから甲府市と最終処分地でいくらずつ分ける予定かということ、金の問題は一番分かりやすい。

議員ご自身あるいは政友クラブ同僚議員諸氏からも、この代表質問の予定内容についてはネット発信を確認できませんので、3月議会決議のその後について、議場で話が出るかどうかはわかりませんが決議文を再掲しておきます。全会一致での決議と聞いておりますので、あるいは他会派の議員からも質疑があるかも知れません。
先日掲載したその他の議員諸氏も質問内容が不明なので傍聴したりCATVを視聴したりする予定も組めないのですが・・・私がこの時間帯に起きていて仕事をしていればサブのパソコンでテレビを表示してナガラでなんとかなるかも・・・

追記-平成24年6月定例会発言通告一覧を掲載しました(更新日:2012年6月12日) としてPDFファイル(作成 2012.06.11)がアップロードされていましたので、前記事の質問項目を更新しました。質問項目の一覧は別ページで保存します。
給食食材の安全確保については、給食メニューの事前公表がやっと始まりました。使用される食材はお母さん達なら推測できるかも知れません。他都市でも多くの測定が行われており、問題が発見されたケースとその対応について事例も出ています。
甲府市が公開したメニューから市民は他都市の事例を参照して、他都市が未だ調べていない食材について甲府市が調べることを期待することも可能です。そういう安全情報を交換するネットワークを自治体間で組めるかどうか、そこまで突っ込んで考えられる行政であることが期待されている今次大戦じゃないかと私は思っています。議員さんの質問に期待しています。
サンプリング検査が震災瓦礫や食材について果たして有効なのかどうかすら理論的な説明が無いままに進行している中で、内部被曝について甲府市の基本認識を確認することは最も大切です、後世のために議事録に残してください、よろしく。(2012-06-12 夜)
『太平洋戦争の時代と異なり、今次大戦後に団塊の世代が発生することはない、むしろ、未来の戦死者をいかに減らすかに、今、尽力せねばならないと思うのです。 』と書いたのは、1年前でした・・・2011.06.11 学校給食、食材の放射能測定は不要か


甲府市議会の議事録で、「2012.03.26 平成24年3月定例会〔議案審議結果〕」 によれば、「甲議第2号は委員会付託省略して原案可決」となっています。
「2012.03.26 平成24年3月定例会(第6号)」 から、提案理由の説明 「◯斉藤憲二君 甲議第2号 東日本大震災における震災がれきの受け入れに関する決議について、甲府市議会会議規則第14条の規定により、別紙のとおり提出いたします。」に掲載された決議文です。(これは以前画像で掲載したのですが、テキストなら引用も楽です)


東日本大震災における震災がれきの受け入れに関する決議
 平成23年3月11日、日本における観測史上最大規模のマグニチュード9.0を記録した東日本大震災が発生し、東北地方をはじめ東日本の広範囲にわたる地域が、地震とそれに伴う津波により、我が国でかつてないほどの甚大な被害を受けた。
 これまで、全国各地の多くの方々が、被災地の復旧と復興に向けた多様な取り組みを進めており、本市においても震災直後から茨城県水戸市等へ救援物資を搬送するとともに、福島県郡山市への医師等の派遣や、宮城県気仙沼市への避難所管理運営及び家屋被害調査等に職員を派遣するなど、様々な形で支援を行ってきた。

 しかしながら、被災地の復旧と復興に向けて大きな障害となっているのが、膨大な量のがれきの処理である。岩手県、宮城県の両県で2,000万トンを超すがれきが発生し、震災後1年が経過した現在で、全体のわずか5%程度の処理にとどまっている状況である。政府は、処理が進まないがれきを広域処理することとし、全国の自治体に対して協力を呼びかけてはいるものの、がれきの受け入れが進んでいないのが実情である。

 被災地の方々の苦悩を思うと、全ての自治体及び国民の協力による1日も早いがれきの処理が求められており、その処理を迅速に進めなければ、被災地の真の復興はありえない。

 よって、本市に対し、環境センターの地元をはじめ市民の理解を得ることを前提として、がれきに含まれる放射性物質の安全性が国の責任において確保されていること、最終処分場が確保できること、焼却施設等の安全性に問題がないことなどを条件として、国や県に対して受け入れについての環境づくりを強く求めつつ、放射性物質の安全性が確認されている通常のがれきについて、その受け入れを表明することを要望する。
 以上、決議する。
 平成24年3月26日


甲府市議会2012年6月定例会

2012-06-09 19:04:12 | 行政・議会

平成24年6月市議会定例会日程をお知らせします 及び、平成24年6月市議会定例会の招集告示に伴う市長記者会見が出ています。
甲府市議会はCATVによる中継があります。13時~終了まで(途中休憩あり)、チャンネルは「10」(101,102)。傍聴についてはQ&Aで、「市議会本会議を傍聴したいのですが、できますか?」が出ています。

6月7日(木)開会、質問戦は6月12日(火)・6月13日(水)・6月14日(木)、6月18日(月)閉会
質問の日程は、平成24年6月市議会定例会発言日程(予定)を掲載しました
私がネットから得た情報で、原発震災関連について質問されるらしい議員にメモしておきます。
その他、各議員の質問項目・要旨などが分かれば、この記事を更新する予定です。

6月12日(火)
 政友クラブ代表質問  斉藤 憲二議員 震災ガレキの対応について
 新政クラブ代表質問  清水 仁議員
 公明党代表質問    兵道 顕司議員
 日本共産党代表質問  内藤 司朗議員 
6月13日(水)
 政友クラブ一般質問 原田 洋二議員
 政友クラブ一般質問 大塚 義久議員
 政友クラブ一般質問 坂本 信康議員
 新政クラブ一般質問 山中 和男議員 
6月14日(木)
 公明党一般質問   植田年美議員
 日本共産党一般質問 清水 英知議員
    学校給食で使用する食材の放射性物質測定について
 社会民主党一般質問 山田 厚議員
    放射能汚染食材から学校給食・保育給食の安全を確保する対策について
    「震災がれき」の広域処理における安全最優先について
 みんなの党一般質問 飯島 正樹議員 

震災がれき(災害廃棄物)広域処理に関する質疑応答の中では、環境省も答えに窮しているらしい(2012-06-08 現在)新潟県知事の質問内容に対応しているかどうか、中継が見られたら確認したいと思っています。
受動喫煙にウルサイ人々が、なぜ震災瓦礫の焼却には問題を感じないのか、ヘビースモーカーの私としては小一時間話を聞きたいところですね。

質問される議員のサイトは2011年統一地方選による現職でリストしています。震災瓦礫引き受けを提唱した政友クラブ は情報発信力が弱いようで、「いわゆる組織票」に頼る人々の弱点を、ここでも私は感じています。

6月議会で質疑応答を期待したいのは、学校からパソコンが盗難・紛失した事件の詳細~特に教室でパソコンを使ってどのようにIT教育が行われているのかという基本問題。
3月議会では情報整理が間に合わなかったのだと思いますが、甲府紅梅地区市街地再開発組合の解散によるココリ関連事業についての甲府市中心市街地活性化事業当事者からの中間報告、それがあると期待できるか。
6月末で退任されると報じられた甲府市副市長の宇野善昌さんですが、私は2008年7月17日のガチバトルでお話を伺って以来、常に敬意をもってお仕事ぶりに注目していました。このブログでお名前を書くことはもう無くなるかも知れませんが、今後のご活躍を心からお祈りしたいと思っています。
このガチバトルのような中心市街地活性化に関係するシンポジウムなどについて私はいくつも参加したり記事にしてきました。宇野さんご就任以来の4年間、そのお力を甲府市としては活かせたのでしょうか、その疑問が残ることが残念です。