ICT甲府
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない




「いのち・むすびば」の皆さんが甲府市議会に「震災がれき受け入れの安全確保に関する請願」(多分こんなタイトル)をされて、6月15日の環境水道委員会の審議結果で不採択になったという情報をネットから知りました。

最初に結論を述べます。6月18日本会議で常任委員会からの報告により議決される時に、この請願については「継続審議」という本会議の議決になさってください。そんなことは甲府市議会史上前例が無いとおっしゃるなら、今は前例の無い放射能との戦いの最中にある事をお考えください。

環境水道委員会については、常任委員会委員名簿(平成23年5月20日現在)から分かります。24年度6月議会ですがこのページが更新されていないことから思えば、同じメンバーで構成されていると思います。
私が記録している2011年市議会議員選挙の時の「甲府市議会議員選挙候補者」をご覧になれば、各氏の出自が分かります。

 輿石 修 (委員長・新政クラブ)
 大塚義久 (副委員長・政友クラブ)
 森沢幸夫 (政友クラブ)
 鈴木 篤 (政友クラブ)
 石原秀一 (政友クラブ)
 中村明彦 (公明党)
 長沢達也 (公明党)
 山田 厚 (社会民主党)

2012.06.11 「甲府市議会_震災がれきの受け入れ、その後」 に書いたのですが、震災がれき(災害廃棄物)広域処理には大きな問題がいくつもあります。その中で最重要問題である「国策」に異を唱えるような請願では無いだろうと私は思っています。
平成24年3月26日の甲府市議会議決にも書かれている「条件」の判断について、より綿密、的確な判断と、全ての関係市民への公開を求めている請願だろうと私は考えています。

失礼ながら、市議会議員さん達は原発震災については情報収集に不慣れなようだと、この3月議会決議を知った時に私は感じました。どういう情報について確認が足りないように思えるかは、これまでこのブログでさんざん書いたことですから繰り返す必要もありません。
一言で言えば、今は放射能を武器とする見えざる敵と、子供たちまで巻き込んで対戦中なのだということです。
その見えない敵の実相を市民の前に明らかにしながら、市民の安全と安心をどうしたら確保できるかを考えるのが政治家の仕事だと私は思います。

4月6日期限を切った環境省の要請に対して全国各地で見られた反応の中では、長野県知事などがされた共同要請が注目されました。最近では新潟県知事から環境省に対する再質問に未だ回答が見えません。この真っ当な質問に即答できない人々が広域処理を推進しているのだと私は思っています。甲府市議会議員の皆さんが環境省に代って答えていただけるならありがたいことですが。

甲府市は情報収集のアンテナを高くして、今はじっと待つべきなのです。3月市議会議決を棚上げにせねばならない情勢が明らかになるかも知れないのですから、「慎重審議」に移行するには、市民からのこの請願をよいチャンスと捉えるのが賢いことであり、それによって甲府市行政も議会のどなたも、傷つかずにすむのではありませんか。

仮に、震災がれきが木屑として甲府市に来るなら、その放射能汚染の判断には、山梨県庁 発表日:2012年4月2日 薪ストーブ等に使用する薪の取扱いについて は参考になるでしょう。

広域処理の必要性については、民主党系組織票をバックになさる議員さんなら、宮城・岩手の震災がれき量推計と広域処理の関係とか、環境省、災害がれき広域処理に至る過程など、霞ヶ関に出かけてお調べになり市民にご報告ください。線量計を持って被災地に出かけるのは、その後で良いはずです。

本会議質問戦における環境部長の答弁に関係する情報はたった一度、2011.08.04 甲府市の焼却灰放射能測定結果が発表された と私は記録しています。この時には焼却前の放射線量については発表されていません。私はそれを議会で報告されるべきだと思っています。

日常生活排水とも関係すると思うのですが、2011.07.06 汚泥肥料中に含まれる放射性セシウムの取扱い@山梨 では下水汚泥のことを記録しています。
甲府市上下水道局からは定期的に「汚泥等(浄化センター・平瀬浄水場)放射性物質測定結果」が公開されています。環境部からの類似データは私には見つかりません。
教育委員会では、今年は子供たちのプールの測定は終了したのでしょうか。結果を公表すべきです。

繰り返しますが、線量計をかざして震災がれきの安全を計れるなら、スーパー店頭の農水産物も同様に計れることになります。私も昨年最初はそう思っていたのです、まったく無知でした。

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