若き研究者からの提言(2)
大歳家保存会の今後について目指すのは、新野辺の人々 のコミュニティーの場とすることである。
トイレの整備と茶室の再建から
それを行うにあたり第一にすることは、次の事項である。
・夏季の暑さ対策と、冬季の寒さ対策。
・便所へ下水道管をつなぐ。
・傷みが進行していて、人が乗ると落ちそうなところ等の 危険な場所をなくす。
上記の事項が整えば、次の段階として下記のように活動を希望している。
・現在、床が落ち、使用不可能なお茶室を改修し、お茶会 に利用したい。
・以前、写経の団体が写経を行っていたことがあるので、 写経をする場として提供したい。
・左官の講習のワークショップを行い、建物の傷んでいる ところを補修する活動をしたい。
・花壇をつくり、庭を華やかにしたい。
・大歳家文書の研究を近くの公会堂で歴史の勉強会を行っているが、その会場を大歳家としたい。
・イベントを開催する時に展示スペースを設け、大歳家にしかないもの等を展示する。(no3562)
*写真:大歳家(上段の間)での学習会