干拓田でようやくタシギを撮ることができました。クチバシが異様に長い、変な鳥です。
このタシギの英名はsnipe(スナイプ)。狙撃手のことをsniper(スナイパー)と言うので「何か関係があるのかな?」と思って調べたら、面白いことが分かりました。
フランス料理ではタシギを食材として使うそうです。ものの本には「タシギは骨も柔らかく、その味は正に焼き鳥の王者である」と書いてあるとか。
食材としてタシギを捕獲するので、snipeには「タシギ」以外に「シギ猟をする」という意味が加わり、シギ猟をする人をsniperと呼ぶようになったようです。
ここから先は私の推測ですが、タシギは警戒心が強いので、猟師は身を潜めてじっと待って弓矢なり鉄砲を撃たないと捕獲できません。狙撃手をその猟師にたとえてsniperと呼んだのではないでしょうか。
私もこの撮影のために、狙撃手のように、タシギが草むらから出てくるのを息を潜めて待ちました。
「狙撃手」と言えば、多くの男性はゴルゴ13を思い出すでしょう。あのデューク東郷の先祖はシギの猟師かも知れません(笑)。ゴルゴ13に加えて、私は映画『ジャッカルの日』と『スターリングラード』を思い出しました。
映画の「ジャッカルの日」はよくできた作品で、最後までハラハラドキドキしました。
アオシギも警戒心が強いんですね。私も一度、栃の森で遭遇しましたが、すぐに飛んでいきました。
fagusさんのように根気があればタシギを撮ることができるのですね。
私はタシギは見たことはないけどアオシギをたまにA公園で見ますがでもいつも咄嗟のことで撮ろうと思ったことすらないです・・・
映画はどちらも見ましたが「ゴルゴ13」は見たことがなくて私は「多くの男性」のほうではないようです(笑)。