この冬も宇治川にオシドリがやってきました。一応カモの仲間ですが、繁殖期は山の中にいるちょっと変わったカモです。
冬になると宇治川の上流のあちこちで数羽~数十羽の群れを作って、ドングリを食べながらのんびりと過ごしています。
オシドリは仲のいい夫婦の象徴ですが、実際には毎年ペアの相手が変わります。それなのに何故「おしどり夫婦」と言われるのかについては、以前の記事をご覧ください。
そこでご紹介した中国の故事が出所でしょうが、日本にも似たような伝説が残っています。「弓矢で射たオスを持ち帰ったら、夫を慕うメスが家にやってきた」とか、「オスを射ると、メスは夫を思うあまり自らのクチバシで腹を刺して後を追う」など…。
オシドリの漢字から「鴛鴦の契り(えんおうのちぎり)」とも言うようです。「鴛」はオス、「鴦」はメス。
下の動画のように、鴛と鴦は一緒に行動します。それを見た人間が「夫唱婦随」とか「夫婦円満」というイメージを勝手に膨らませたのでしょう。
オシドリに限らず他のカモもペアで行動しますが、姿が派手で注目度が高いので夫婦仲のシンボルにされたのではないでしょうか。
うちですか? もちろん典型的な「鴛鴦の契り」ですよ。
宇治川にはオシドリもやって来るのですね。
こちらも毎年市内で1羽だけ来る場所があるのでそろそろ見に行こうかと思いました。
夏の雄だけの群れを一度見てみたいですが昨年は幼鳥を連れた雌を1回ダム湖で見ました。
カモ類はだいたい雄と雌が近くにいますよね。
ところで関係ない話ですが大相撲の「鳰の湖」が今場所は幕内に上がりましたよ。
今日は家にいて大相撲が見られるので見てみます。
ただ、車が止めにくい渓谷沿いのロング&ワインディングロードなので、あまり見に来る人がいません。
鳰の湖が幕内に上ったこと知りませんでした。私も一度見てみます。
住まいから車で約15分の天ヶ瀬ダムを時々
通りますがその近辺で多数の人がバードウォッチング用の望遠鏡で冬鳥を観察していますが
オシドリも観察できるのでしょうか・・・
天ヶ瀬ダムの下、宇治川右岸で大きな望遠レンズ付きのカメラを構えている人たちは、ヤマセミを撮影しています。大阪や神戸あたりから遠征してくる人もいます。
あのあたりにオシドリもたまに来るようですが、私は見たことありません。
天ヶ瀬ダムから1~2km上流に行けば、動画のようなオシドリの群れがいます。私はミニバイクですが、車だと止める場所がないので、なかなか見られないと思います。
また、肉眼では観察できません。双眼鏡で対岸の崖の下の水際を探すと、場所によってはいます。
記事の内容と矛盾してまた混乱が起こるのでは?
細かいことですいません。
本題ですが、宇治橋のすぐ下流でオシドリらしき鳥を見たのですが、このへんにもいるのでしょうか!?
ないので明日にでも観察に出かけてきます。
トウキササゲの漢字が「楸」であることは知りませんでした。
漢和辞典で調べると、「楸」も「梓」も「キササゲ、またはアカメガシワ」と出ています。
本を出版することを「上梓」と書くのはキササゲの材を版木にしたから、ということを何かの本で読んだので、樹木のことを「楸」、木材のことを「梓」と使い分けるのかな?と思いましたが、ネットで調べると、「楸」はトウキササゲ、「梓」はキササゲという説が有力とありました。
椿、榎、楸、柊と木ヘンで春夏秋冬が全部そろうわけですね。
私はみたことないですが、鳥仲間の話では、オシドリは宇治橋あたりまで降りてくることもあるようです。
オシドリはドングリの実を食べるのですが、下流にはドングリの木がないので、基本的には上流の川の両岸にアラカシなどの木が生えているあたりにいくことが多いです。
あのあたりには、ほとんど常時、カメラを構えている人がいますから、すぐに分かると思います。
ただ、ヤマセミも別の場所に移動したり、いつもの場所にいないこともあるので、行ってすぐ見られるとは限りません。
半日粘って写真を撮る人もいます。
私も何度か行きましたが、確率は4割くらいです。