昨年もご紹介しましたが、京阪宇治駅で今年もコシアカツバメがコロニー(集団繁殖地)を形成しています。
この駅舎を設計したのは、南海電鉄の関空特急ラピートをデザインした若林広幸さん。コンクリート打ちっ放しのモダンなデザインで、駅としては初めてのグッドデザイン賞を受賞していますし、「近畿の駅百選」にも選ばれています。
そのデザインがツバメにとって好都合で、宇治川に面して丸い大きな開口部があるので、巣材となる泥や雛に与える虫をくわえて自由に出入りできます。駅側は毎年のように巣を取り払っていますが、繁殖期になるとまた営巣します。
今年は、このコシアカツバメのコロニーと駅の近くにあるサギのコロニーで、野鳥の会の初心者向け探鳥会を開催することになったので、下見がてら観察と撮影をしてきました。
せっかくのグッドデザイン賞受賞の駅舎も糞だらけ。巣の下には、2社がネットショッピング用の集配ボックスを設置していますが、それも汚れています。
天井が高いので、巣の撤去も駅員が脚立に登ってできるレベルではなく、おそらく業者に委託しているでしょう。宇治市民としては駅舎のデザインを誇りに思いますし、バードウォッチャーとしては巣を撤去しないでほしいですが、駅長は若林さんを恨んでいるでしょうね。
この駅舎を設計したのは、南海電鉄の関空特急ラピートをデザインした若林広幸さん。コンクリート打ちっ放しのモダンなデザインで、駅としては初めてのグッドデザイン賞を受賞していますし、「近畿の駅百選」にも選ばれています。
そのデザインがツバメにとって好都合で、宇治川に面して丸い大きな開口部があるので、巣材となる泥や雛に与える虫をくわえて自由に出入りできます。駅側は毎年のように巣を取り払っていますが、繁殖期になるとまた営巣します。
今年は、このコシアカツバメのコロニーと駅の近くにあるサギのコロニーで、野鳥の会の初心者向け探鳥会を開催することになったので、下見がてら観察と撮影をしてきました。
せっかくのグッドデザイン賞受賞の駅舎も糞だらけ。巣の下には、2社がネットショッピング用の集配ボックスを設置していますが、それも汚れています。
天井が高いので、巣の撤去も駅員が脚立に登ってできるレベルではなく、おそらく業者に委託しているでしょう。宇治市民としては駅舎のデザインを誇りに思いますし、バードウォッチャーとしては巣を撤去しないでほしいですが、駅長は若林さんを恨んでいるでしょうね。
全国的にツバメが減少している理由の一つになっているようです。
普通のツバメはお椀型の巣ですが、このコシアカツバメは徳利型の巣です。どちらも土がくっつかないと営巣できないですね。
巣は結構広そうです。♂♀2匹が中に入りました。見慣れた普通の燕とは違うのが分かりました。その白黒の燕も最近は見ていません。