全国各地に「野鳥の森」があります。私は関西圏はもちろん、北海道、信州、北陸、中国、四国、九州、沖縄などへ出かけて、「野鳥の森」があれば訪れました。
得た感想は、「野鳥の森に野鳥はいない」というものでした。日本野鳥の会などが開設したところは別ですが、自治体などが開設した「野鳥の森」はほとんどと言ってもいいくらい鳥がいません。多分、専門家が十分リサーチすることなく、「森があれば鳥もいるだろう」という安易な想定で開設するのでしょう。
宇治市にも「野鳥の森」が2つあります。その1つは宇治市が開設したもので、以前、森林ボランティアとしてメンテナンスに関わったことがありますが、人が観察エリアを横切ってから観察小屋に入るという設計で、鳥を逃がしてから観察しようというひどいものでした。
もう1つは、府立の運動公園の一角にある「野鳥の森」。以前訪れて鳥が少なかったので、「やっぱり」と思ってその後は行きませんでした。
ところが、先日宇治のバーダーから「冬鳥が来ている」と聞いたので、とりあえず双眼鏡だけぶら下げて行ってみました。ルリビタキやベニマシコなどが見られたので、1週間後にカメラを担いで再訪しました。入口では、愛想のいいジョウビタキが迎えてくれます。
1回目にルリビタキの雄を見かけた場所でカメラをセットして待っていると、予想通り現れました。
久しぶりにミヤマホオジロにも出会うことができました。
2つある観察小屋では予想通り鳥は見られなかったものの、コースそのものは樹木に囲まれ、池や湿地も残っていて、それなりに多様な環境です。何より、人が少ないのがありがたい。
じっくり鳥見が楽しめるので、これからも時々行ってみようと思います。
得た感想は、「野鳥の森に野鳥はいない」というものでした。日本野鳥の会などが開設したところは別ですが、自治体などが開設した「野鳥の森」はほとんどと言ってもいいくらい鳥がいません。多分、専門家が十分リサーチすることなく、「森があれば鳥もいるだろう」という安易な想定で開設するのでしょう。
宇治市にも「野鳥の森」が2つあります。その1つは宇治市が開設したもので、以前、森林ボランティアとしてメンテナンスに関わったことがありますが、人が観察エリアを横切ってから観察小屋に入るという設計で、鳥を逃がしてから観察しようというひどいものでした。
もう1つは、府立の運動公園の一角にある「野鳥の森」。以前訪れて鳥が少なかったので、「やっぱり」と思ってその後は行きませんでした。
ところが、先日宇治のバーダーから「冬鳥が来ている」と聞いたので、とりあえず双眼鏡だけぶら下げて行ってみました。ルリビタキやベニマシコなどが見られたので、1週間後にカメラを担いで再訪しました。入口では、愛想のいいジョウビタキが迎えてくれます。
1回目にルリビタキの雄を見かけた場所でカメラをセットして待っていると、予想通り現れました。
久しぶりにミヤマホオジロにも出会うことができました。
2つある観察小屋では予想通り鳥は見られなかったものの、コースそのものは樹木に囲まれ、池や湿地も残っていて、それなりに多様な環境です。何より、人が少ないのがありがたい。
じっくり鳥見が楽しめるので、これからも時々行ってみようと思います。
面白いテーマですね。
私はへそ曲がりだからか、それ以前に「野鳥の森」と書いてある場所には行かない、かな(笑)。
知っている限り3か所あって、恵庭と支笏湖と十勝岳ですが、支笏湖のしか行ったことがありません。
恵庭のは道道から砂利道に入った先にあるらしいのですが、入口の看板からもう寂しくてあまり行きたいと思えない雰囲気です。
十勝岳のは冬は閉鎖していますが、夏でも、そこまで遠出してわざわざ野鳥の森に行かなくても鳥がたくさん見られるので行く気になったことがないです。
故にこの2カ所は鳥がいるかどうかが分かりません(だから一方的に批判もできないのですが)。
しかし支笏湖の野鳥の森は6月に行ってイカルとニュウナイスズメが割と近くで見られて、数は少なっかったけれど行ってよかったと思いました。
今後は各地で野鳥の森を見たら寄ってみたい、と今この記事を読んで思いました。
支笏湖の野鳥の森も行きましたが、当時のフィールドノートを引っ張り出して見ると「雨で、骨折り損のびしょ濡れ儲け」と書いてあります(笑)。
「野鳥の森」ではないですが、野幌森林公園はいいところでした。都心に近いのに、深い森が残っていました。