20日(土)の夕方に栃の森のキャンプサイトに到着し、翌朝4時半に起きて出発しようとしましたが、夜中に始まった雨と雷が止みません。過去20数年間、雨で出発を遅らせたことはありませんが、さすがに雷はやり過ごして30分ほど待ちました。
不安定な天候はその後も続き、小雨が降ったり止んだり、晴れ間が出たかと思うと急に滝のような雨が降ってきたり、また晴れたり…という猫の目状態。レインウェアを着たり、脱いでデイパックに詰めたりの繰り返しでした。
カメラと三脚もデイパックに収納して、雨が止んだらセットするつもりでしたが、なかなか出せません。
そんな状態にもかかわらず、鳥たちがよく姿を現してくれました。繁殖の最終段階というか、巣立ちしたばかりのヒナが親鳥の後を追いかけて餌をもらうシーンがあちこちで見られました。下は、ヒガラの親子。
このほか、アオゲラのヒナが巣穴から餌をねだったり、アカゲラの幼鳥が餌をもらったり、コガラやキバシリのヒナ連れが出てきたり、森の中は鳥の保育園のよう。育てる親は必死でしょうが、見ている私はつい微笑んでしまいます。
最後の休憩ポイントでは最近必ずタカが出現しているので、「今回も…」と空を見上げていると、期待どおりツミのペアが登場。しかも、ハチクマまで現れて、ツミがモビングするという贅沢なシーンを見せてくれました。
同行の仲間は「ハチクマの羽根が傷んでいるのは抱卵のせいかもしれない」とのこと。ということは繁殖しているということです。ペアのツミも繁殖の可能性が大。この森の豊かさをあらためて実感しました。
帰路の林道では、オオルリがすぐ目の前の木に止まってさえずってくれます。天気には恵まれませんでしたが、鳥には恵まれた一日でした。
雨の森歩きは厄介ですが、帰宅後も大変。ほとんどのものが濡れているので、部屋中に広げて乾かすことになります。レインウェアや三脚、レジャーシートは広げて、カメラや双眼鏡、デイパック、フィールドノートなども机の上や床に置くので、私の部屋は丸一日足の踏み場もなくなります(泣)。
不安定な天候はその後も続き、小雨が降ったり止んだり、晴れ間が出たかと思うと急に滝のような雨が降ってきたり、また晴れたり…という猫の目状態。レインウェアを着たり、脱いでデイパックに詰めたりの繰り返しでした。
カメラと三脚もデイパックに収納して、雨が止んだらセットするつもりでしたが、なかなか出せません。
そんな状態にもかかわらず、鳥たちがよく姿を現してくれました。繁殖の最終段階というか、巣立ちしたばかりのヒナが親鳥の後を追いかけて餌をもらうシーンがあちこちで見られました。下は、ヒガラの親子。
このほか、アオゲラのヒナが巣穴から餌をねだったり、アカゲラの幼鳥が餌をもらったり、コガラやキバシリのヒナ連れが出てきたり、森の中は鳥の保育園のよう。育てる親は必死でしょうが、見ている私はつい微笑んでしまいます。
最後の休憩ポイントでは最近必ずタカが出現しているので、「今回も…」と空を見上げていると、期待どおりツミのペアが登場。しかも、ハチクマまで現れて、ツミがモビングするという贅沢なシーンを見せてくれました。
同行の仲間は「ハチクマの羽根が傷んでいるのは抱卵のせいかもしれない」とのこと。ということは繁殖しているということです。ペアのツミも繁殖の可能性が大。この森の豊かさをあらためて実感しました。
帰路の林道では、オオルリがすぐ目の前の木に止まってさえずってくれます。天気には恵まれませんでしたが、鳥には恵まれた一日でした。
雨の森歩きは厄介ですが、帰宅後も大変。ほとんどのものが濡れているので、部屋中に広げて乾かすことになります。レインウェアや三脚、レジャーシートは広げて、カメラや双眼鏡、デイパック、フィールドノートなども机の上や床に置くので、私の部屋は丸一日足の踏み場もなくなります(泣)。
シジュウカラやヤマガラ、ヒガラに比べると数は少なく、時々出てくるといった感じです。
そちらのハシブトガラとは識別しにくいですね。私も北海道へ行ったとき、どちらか分かりませんでした。気持ちとしては「ハシブトガラであってほしい」と思って見ていましたが、夏に低地で見たので、あれはやっぱりハシブトガラだったわけですね。
ハチクマは、これまでにも渡りの時期に時々見られていました。今回、渡りの時期は外れているので繁殖でしょうね。
サシバも繁殖しているようです。
栃の森はコガラもいるのですね。
本州などでコガラがどれくらいいるのかあまり話を聞かないし(私が調べないだけですが)、こちらでも私は山にあまり行かないしハシブトガラと見た目ではすぐに分からないので、コガラは私の中では、冬に低地に降りてくる以外は謎の鳥です。
一方、ハチクマがいるのは、これまでこちらの記事で読んできた栃の森のイメージに合うなあ、と、名前が出てきた瞬間に思いました。
こちらでもそろそろ巣立ち幼鳥が増えてきました。
雨の中の調査大変でしたね、お疲れさまでした。
体調を崩されなかったようで、それはよかったと思いました。
現地で天候待ちというのは初めてだと記憶しています。
雨の中を歩くのはつらいですが、おかげでご褒美をいただきました。
もうすぐ会員専用サイトにこの日の様子を動画で掲載するはずです。
でもご褒美がすごい! 笑点流に言えば「も・の・す・ご・い大きなご褒美ですよ、きっと。(笑)