樹樹日記

じゅじゅにっき。樹木と野鳥に関する面白い話をご紹介します。

奈良で鳥見

2024年02月22日 | 野鳥
明日、奈良の平城宮跡で探鳥会を開催するので、先日下見に行ってきました。コロナもあって、私が案内するのは2018年以来6年ぶり。個人的には昨年3月に冬鳥を、8月にツバメのねぐら入りを観察するために訪れているので、今回で1年に3回目。
ここの冬のハイライトはアリスイですが、前回の探鳥会では出現せず。昨年3月には確認・撮影できましたが、今年は渡来していないようで、ポイントの湿地を3回ほど回って探しましたが発見できませんでした。
代わりにベニマシコやオオジュリンがチョロチョロしていました。ホオジロも、雌がヨシの穂に止まったり、雄が休憩所の屋根にいました。そろそろさえずりが始まるのでしょう。



もう一つのハイライト、ミコアイサがいる佐紀池へ行くと、白い水鳥が5羽浮いています。いつもは雌が多く、雄は1羽程度ですが、こんなに多くの雄を見るのは久しぶり。明日もいてくれれば、参加者が喜んでくれるのですが…。




もう一つのポイント、オシドリがいる水上池まで足を伸ばしました。ところが、なぜか水位が下がっており、いつもオシドリが隠れている岸辺の茂みから水際が下がったので1羽もいません。オオバンやコガモ、ミコアイサの雌が水面に浮いているのみでした。
明日の探鳥会までに水位が回復すれば、佐紀池でミコアイサ、水上池でオシドリを見ていただけるのですが…。それよりも、天気が怪しくなってきました。前夜の降水確率40%以上の場合は中止ですが、今のところ、ウェザーニュースと気象庁は40%、気象協会は60%。どうなることやら。
コメント (3)
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