樹樹日記

じゅじゅにっき。樹木と野鳥に関する面白い話をご紹介します。

自治会でバードウォッチング

2023年12月07日 | 野鳥
私が住んでいる地域は自治会の活動が活発で、夏祭りや秋祭りのほか、10月下旬からは文化祭として演芸フェスタ、作品展、囲碁大会、輪投げ大会、歩こう会、グランドゴルフ大会、スカイクロス大会が毎年開催されます。
そのプログラムの一つとして、今回新たにバードウォッチングを実施しました。以前から要望があったので、私が企画し、町内にいるもう1人の野鳥の会の会員と2人で案内しました。
宇治川のカモを見るつもりで、事前に何度か下見したものの、今年はカモ類の到着が遅くて数が少ないため予定のコースを変更しました。



応募された参加者は20人で、うち5人が子供。京都支部から貸出用双眼鏡20台と子供用の望遠鏡1台を借りました。
最初のポイント、京阪宇治駅の前ではトビ、モズ、ムクドリ、コサギ、カルガモ、コガモなどが見られ、バードウォッチングが初めての参加者は「こんなにたくさんの鳥がいるのか」と驚いていました。



3つめのポイントにはマガモがいて、首の緑色の美しさを堪能していただきました。上空をミサゴが飛んだので、案内役の2人は一生懸命「魚食性のタカです」などと説明しましたが、今日がバードウォッチングデビューの参加者には希少性の実感がなく、ミサゴよりもマガモやアオサギをじっくり観察していました。
来年も多分実施することになると思いますが、ホシハジロやキンクロハジロを見ていただけるように、もう少し遅い時期にしようかな。
コメント (2)
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