7月9日~10日、栃の森に行ってきました。6月は参加できなかったので2カ月ぶり。
林内では、花の種類は少なかったものの、同行の仲間が珍しいキノコ(冬虫夏草)やランを次々に発見するので、見どころの多い森歩きとなりました。
樹木は結実の季節。4月~5月に花を咲かせて虫を呼び寄せ、受粉して、子孫を増やすために実を膨らませています。今回は、花が終わって結実したばかりの樹に注目して歩いてきました。
まずは、ヤマボウシ。名前の由来になった、山法師がかぶる頭巾のような白い総苞片(そうほうへん)が落ち、本当の花だけが残って結実しています。ちいさなキノコが伸びているようで可愛いですね。
ヤマボウシの実は秋になると赤~赤紫に変化します。何度か口にしたことがありますが、種がジャリジャリするものの、マンゴーのような食感で、ほのかに甘いです。
次はサワフタギ。5月には白い綿のような花が満開でしたが、2カ月後には黄緑色の実になっていました。秋になると、「ルリミノウシコロシ(瑠璃実の牛殺し)」と呼ばれるような鮮やかな紫色に変化します。
次の実は、ミズキ。この樹も、5月には綿のような小さな白い花をいっぱい付けていましたが、ご覧のように黄緑色の実に変化しています。秋になると、実は黒く、果軸は赤く変色します。その2色効果で鳥を呼び寄せる、という学者もいます。
ナナカマドも黄緑色の実を鈴なりにつけていました。この樹も花は白ですが、実は秋になると真っ赤になります。
こうやって並べてみると、花は白→結実は黄緑色までは共通していますが、秋の実の色は赤や紫、黒と多彩です。何故だろう?
白い花が多いのは昆虫を集める効果でしょうが、実の色が多様なのは、呼び寄せる鳥を選別するためでしょうか?
以前、木の実の色と鳥の関連を調べましたが、そういうことは書いてなかったな~。誰か、実の色と鳥の種類の相関関係について研究していないのかな。
林内では、花の種類は少なかったものの、同行の仲間が珍しいキノコ(冬虫夏草)やランを次々に発見するので、見どころの多い森歩きとなりました。
樹木は結実の季節。4月~5月に花を咲かせて虫を呼び寄せ、受粉して、子孫を増やすために実を膨らませています。今回は、花が終わって結実したばかりの樹に注目して歩いてきました。
まずは、ヤマボウシ。名前の由来になった、山法師がかぶる頭巾のような白い総苞片(そうほうへん)が落ち、本当の花だけが残って結実しています。ちいさなキノコが伸びているようで可愛いですね。
ヤマボウシの実は秋になると赤~赤紫に変化します。何度か口にしたことがありますが、種がジャリジャリするものの、マンゴーのような食感で、ほのかに甘いです。
次はサワフタギ。5月には白い綿のような花が満開でしたが、2カ月後には黄緑色の実になっていました。秋になると、「ルリミノウシコロシ(瑠璃実の牛殺し)」と呼ばれるような鮮やかな紫色に変化します。
次の実は、ミズキ。この樹も、5月には綿のような小さな白い花をいっぱい付けていましたが、ご覧のように黄緑色の実に変化しています。秋になると、実は黒く、果軸は赤く変色します。その2色効果で鳥を呼び寄せる、という学者もいます。
ナナカマドも黄緑色の実を鈴なりにつけていました。この樹も花は白ですが、実は秋になると真っ赤になります。
こうやって並べてみると、花は白→結実は黄緑色までは共通していますが、秋の実の色は赤や紫、黒と多彩です。何故だろう?
白い花が多いのは昆虫を集める効果でしょうが、実の色が多様なのは、呼び寄せる鳥を選別するためでしょうか?
以前、木の実の色と鳥の関連を調べましたが、そういうことは書いてなかったな~。誰か、実の色と鳥の種類の相関関係について研究していないのかな。