樹樹日記

じゅじゅにっき。樹木と野鳥に関する面白い話をご紹介します。

河原で生きる命

2013年12月23日 | 木と鳥・動物
前回、国交省の職員と一緒に河川を巡視したことをお伝えしました。宇治川にも4つの伐採予定地があり、その中の一つは私がよく歩いたり、鳥を見に行くエリアでした。
「木はもちろん藪の中に生息している野鳥が多いので、できるだけ残してほしい」と国交省に要望しましたが、実際に河原の樹木や藪にはどんな鳥がいるのか、私が伐採予定地周辺でここ数年の間に撮り貯めた動画をピックアップしてみました。
登場するのはアオジ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、カシラダカ、ベニマシコです。



このほか、ホオジロ、カワラヒワ、ウグイス、イソヒヨドリなどの小鳥がいます。キジのような大型の鳥も藪の中にひそんでいます。水辺にはカワセミもいます。夏にはセッカやオオヨシキリもやってきます。
こうやって思いつくままあげても15~20種の野鳥が河原で生きています。草本や昆虫の知識はありませんが、河原は生物多様性に富んだ環境です。都市部に残された貴重な自然をできるだけ広く残してほしいです。
コメント (4)
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