ええい、恥をもういっちょ!
前回の続きにもなりますが、まあおつきあいください。その講座の後半ではシューマン。シューマンもショパン同様にピアノ作品を多数書いています。そのためショパンの時の「悪夢」が脳裏を掠めました。そこで、後半が始まる前、受講者に
「え~、後半の講座ではピアノの実演はありません。あしからず」
と、力強く宣言した……のですが、予期せぬ伏兵が。それは友人の管楽器奏者で、この講座にたびたび顔を出す人でした。
後半の講座が始まってしばらくした頃、電話が。
「あの~、シューマンの作品で管楽器のピアノのための作品あるでしょ?」
「ええ、ありますね」
「それ、講座の時に演奏したらどうかな」
「はぁ…」
「じゃあ、早速伴奏の楽譜、送るからよろしくね!」
ガチャ!!ツーツーツーツー
なんたること!! またもピアノに向かうハメに…。
言い訳じゃないんですが、シューマンのピアノ曲って、ショパンとは違う意味で難しいんですよ。専門的なことは書きませんが、ショパンが弾く人のことを考えて作品を書いているとすれば、シューマンは楽譜を見る限り、弾く人のことなんて考えていません。だから弾きにくいったらありゃしない。それがわかっていたから、敢えて弾かないでいたのです。ワシみたいな素人が弾いたら、まず自爆するのは明らかですからね。
数日後、恐怖の楽譜が届きました。ええ、練習しましたとも。講座の前日の深夜まで弾き込みました。でもねえ、やっぱり当日は悪夢再びでした…。
しかし、その数日後、ある発見がありました。それは…
前回の続きにもなりますが、まあおつきあいください。その講座の後半ではシューマン。シューマンもショパン同様にピアノ作品を多数書いています。そのためショパンの時の「悪夢」が脳裏を掠めました。そこで、後半が始まる前、受講者に
「え~、後半の講座ではピアノの実演はありません。あしからず」
と、力強く宣言した……のですが、予期せぬ伏兵が。それは友人の管楽器奏者で、この講座にたびたび顔を出す人でした。
後半の講座が始まってしばらくした頃、電話が。
「あの~、シューマンの作品で管楽器のピアノのための作品あるでしょ?」
「ええ、ありますね」
「それ、講座の時に演奏したらどうかな」
「はぁ…」
「じゃあ、早速伴奏の楽譜、送るからよろしくね!」
ガチャ!!ツーツーツーツー
なんたること!! またもピアノに向かうハメに…。
言い訳じゃないんですが、シューマンのピアノ曲って、ショパンとは違う意味で難しいんですよ。専門的なことは書きませんが、ショパンが弾く人のことを考えて作品を書いているとすれば、シューマンは楽譜を見る限り、弾く人のことなんて考えていません。だから弾きにくいったらありゃしない。それがわかっていたから、敢えて弾かないでいたのです。ワシみたいな素人が弾いたら、まず自爆するのは明らかですからね。
数日後、恐怖の楽譜が届きました。ええ、練習しましたとも。講座の前日の深夜まで弾き込みました。でもねえ、やっぱり当日は悪夢再びでした…。
しかし、その数日後、ある発見がありました。それは…