2021/09/09 記
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昨日は、初期の認知症の家族への関わり方の話があって、遠隔操作のように、対象者の認知の歪み改善や、発症予防を求める語りに、私があなたは黒子なのかと問うことで、男どもの反発が始まり、疲労と認知症の違いも知らない方も乱入して、頭の痛くなるような治療法や訓練が登場して、女性軍は黙っている、しんどい対話をしていました。育児と同じく、ちょっとした離れる時間の貴重さのくだりでは、車内乳児放置にみる母親のプロ意識の低下の発言が重なり、主婦の家事と生殺しの日常を知らずに「プロ意識の低下」あなたは、いえで、なにをしたのと問う話。
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コロナ禍で、学校授業にまなびのリモート授業化がすすむことになったが、
現場では、少人数対面授業が並行して試行されたりと、教員の授業は混乱の淵を歩く状態が続いている。塾や家庭教師も、コロナ自粛措置が入り込み、受験戦線の親の焦りの持って行き所なしの暗闘がある。
授業の遅れというけれど、病欠留年を繰り返した我が身からは、教科の達成度より、やり直しの孤独の方が人生に意味を持っている。未習知識とて直線的に配列されるものではなく、網状の接点に呼びよされる。その触媒が対話だ。その個々人の内的対話に教師はいかに関われるのか。
親御さんに、いかに学習の見通しを語りうるのか、リモート学習方法の練習や操作トラブル対策のもぐら叩きに奔走する事態をどう抜け出すか、そんな裏話を論じていた。
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こういう話は、エキサイティングではあるが、子どもや、緊急ケアの現場から干された身で論じるに虚しさあり。
こうして、9/8は、過ぎて行った。
(校正1回目済み)