2018/08/02 記
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しかしひどいものだと思う。私は現在、両手とも、乗り物の吊革や手すりを握れない。ビッグイシューの買取の帰り、買い物した野菜と冊子の包装した束を痛みの走らない指に引っ掛けて、路線バスの優先席の前に立った。
目の前には40代後半と、50代後半のスーツ姿の男性が座っており、バスがブレーキをかける度に、私がふらついて、50代後半の男性の革靴を踏みそうになっていた。思い切って、両手の負傷なので立っているのが危ないので、席を譲ってもらえまいかと言葉にした。
40代後半の男性が恨めしい顔をして譲ってくれたので、礼を言って席に座った。その途端、50代後半の男性が、「演技をして席を得て、君は恥ずかしくないのか」と、大声で怒鳴り始めた。装具を外し、傷口を見せ、「手すりも吊革もまだ握れないのです」と弁明。流石に語気は弱まったが、「障害者は荷物を持つな」と迫ってきた。「今の言葉は撤回して下さい」と私が抗議。口論となった。運転手から、「お客様の迷惑なので次の停留所で降りて下さい」とアナウンス。引くわけにいかないので、私と彼とがバスを降りた。
ところが彼は「役立たずが!恥かかせやがって」と捨て台詞を残して、路地を曲がっていってしまった。嫌な澱のようなものが胸に残り、20分待って後発のバスに乗って帰宅した。
この世代、ビジネスマン男性に、この手合いが結構いるのです。私の母を座らせた時も、となりの定年間際の年齢の男性が私を蔑み、「親の面倒は女の仕事だろうが」と捨て台詞をもらったこともありました。そういう性分業論で自己正当化してきた人なのだなと、そこに社会の歪みを思ったのですが、今回のように「障害者は」「役立たず」という言葉は、許せません。運転手の厄介排除言説も問題ではあるのですが。
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病院のリハを済ませ、内科外来に余計な薬を飲まない旨の宣言をしたところ、担当医不在のため、伝言を残しますという。薬は残して下さいといわれ、私はそれを拒否して、ともあれ飲まないからと伝えて病院を出た。
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幸いJR線は混雑の中、偶然座れたが、乗り換えの駅の階段が怖かった。勢いよく駆け下りる方と、同じ壁側の対向方向から、手すりを支えに上がってくる高齢女性にはさまれて、不安定な姿勢が崩れそうだったからだ、特に降りがいけない。
しかし一方、揺れるとひきつった痛みが走るが、なんとか荷物を下げられることが分かった。これでBDディスクプレヤー機を担ぎ込む「火曜災害ミニカフェ」の再開の見通しが立った。今、7/31やり直し分を含む8月分の予定表ポスターを作っている。
夜間傾聴: なし(退院メールを送付した)
(校正2回目済み)
p.s. 近所のビッグイシュー個人購読者に冊子を持ち込み、事情を説明した。快く了解していただいた。感謝。
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しかしひどいものだと思う。私は現在、両手とも、乗り物の吊革や手すりを握れない。ビッグイシューの買取の帰り、買い物した野菜と冊子の包装した束を痛みの走らない指に引っ掛けて、路線バスの優先席の前に立った。
目の前には40代後半と、50代後半のスーツ姿の男性が座っており、バスがブレーキをかける度に、私がふらついて、50代後半の男性の革靴を踏みそうになっていた。思い切って、両手の負傷なので立っているのが危ないので、席を譲ってもらえまいかと言葉にした。
40代後半の男性が恨めしい顔をして譲ってくれたので、礼を言って席に座った。その途端、50代後半の男性が、「演技をして席を得て、君は恥ずかしくないのか」と、大声で怒鳴り始めた。装具を外し、傷口を見せ、「手すりも吊革もまだ握れないのです」と弁明。流石に語気は弱まったが、「障害者は荷物を持つな」と迫ってきた。「今の言葉は撤回して下さい」と私が抗議。口論となった。運転手から、「お客様の迷惑なので次の停留所で降りて下さい」とアナウンス。引くわけにいかないので、私と彼とがバスを降りた。
ところが彼は「役立たずが!恥かかせやがって」と捨て台詞を残して、路地を曲がっていってしまった。嫌な澱のようなものが胸に残り、20分待って後発のバスに乗って帰宅した。
この世代、ビジネスマン男性に、この手合いが結構いるのです。私の母を座らせた時も、となりの定年間際の年齢の男性が私を蔑み、「親の面倒は女の仕事だろうが」と捨て台詞をもらったこともありました。そういう性分業論で自己正当化してきた人なのだなと、そこに社会の歪みを思ったのですが、今回のように「障害者は」「役立たず」という言葉は、許せません。運転手の厄介排除言説も問題ではあるのですが。
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病院のリハを済ませ、内科外来に余計な薬を飲まない旨の宣言をしたところ、担当医不在のため、伝言を残しますという。薬は残して下さいといわれ、私はそれを拒否して、ともあれ飲まないからと伝えて病院を出た。
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幸いJR線は混雑の中、偶然座れたが、乗り換えの駅の階段が怖かった。勢いよく駆け下りる方と、同じ壁側の対向方向から、手すりを支えに上がってくる高齢女性にはさまれて、不安定な姿勢が崩れそうだったからだ、特に降りがいけない。
しかし一方、揺れるとひきつった痛みが走るが、なんとか荷物を下げられることが分かった。これでBDディスクプレヤー機を担ぎ込む「火曜災害ミニカフェ」の再開の見通しが立った。今、7/31やり直し分を含む8月分の予定表ポスターを作っている。
夜間傾聴: なし(退院メールを送付した)
(校正2回目済み)
p.s. 近所のビッグイシュー個人購読者に冊子を持ち込み、事情を説明した。快く了解していただいた。感謝。