湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

茅ヶ崎市民活動カフェに出席/京都に就労支援ネット誕生とか

2007-07-30 06:21:35 | 引きこもり
昨日は茅ヶ崎サポセンで「市民活動ネットワーク」があり、文教大学ボランティアーズの若手がボスニア・ヘルツゴヴィナ紛争のクロアチア戦災市民支援活動の報告をしながら、後半4テーブルに分れてバズ・セッションをしました。文教大の学生さん以外は、白髪頭ばかり。7月末・参議院選投票日・雨天などの影響もあって、参加者層に偏りが出た模様。学生さん、がっかりしなければいいのだけれど。

市民活動カフェは「予期せぬ出会い」「未体験視角の面白さ」にあり、出会いの先は当事者に任されています。しかしカフェは企画として連続していきますから、なんらかの成果を参加者に還元していかなくてはなりません。バズ・セッションはカンフルのような面があって、その効果に寄りかかるわけにはいかないのです。この「ほぐしと束ね」の主体性は企画側にあるわけで、今回はその辺が問われているように思えました。

私はサポチガ自主企画「福祉PJ」の今後のスタイルとして「《公募》福祉講演会」を提案しました。広い福祉の分野を束ねる論理は、政治(社会統治)の価値観からおろされる論理に依拠しないと無理なところがあって、成熟した活動の出会いならまだしも、成長の手がかりを模索している段階の活動では、束ねること自体が無謀なところがあります。そこで逆に、言いたい側に来てもらって、互いに耳を貸すことを保障しあうことで、「未体験視角の面白さ」を確保しようとしていました。公募テーマの設定や、「面白がり方」というか媒介と魅力の引き出しが主催者の主体性(センス)となるので、同様の問題を抱えているように思えました。

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今夜の傾聴は参議院選一色。こうして話すことで、彼は社会の先端に、ちょうどETの指先が接するように、孤独ならぬ孤毒状態を癒していきます。

昨日の市民活動カフェで文教大の学生さんが、以前からいわれるスチューデントアパシーを口にすることへの違和感、レッテル貼りとぶったぎりという切断が、若者の感性を自らが捨てて爺ぃに擦り寄っているような違和感があったのも、この傾聴の表の論理と裏の論理というか、「このコーヒーうまいね」という言葉が、コーヒーを越えて共にあることへの幸せを表明していることがあるように、平板な理解への齟齬を感じさせた。逆に言うと傾聴はそのレベルの交流が起きているのだとも思えます。

今日は駒沢公園君と大森君(いずれも仮名)との話でしたが、爺ぃにあわせて話すことは労力がいること。ま、ご苦労様でした、駒沢公園君、大森君。

今日は星槎学園青葉校の実践報告会が蒲田であるので、覘いてきます。帰りに大森君に会います。昨日の雨で流されていた相模大野の巡回は期日を改めてということになりました。

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注目!京都で、就労支援ネットが動き出しています。

●「11機関でネット結成、初会合 府南部、障害者の就職促進へ」
Kyoto Shimbun 2007年7月17日(火)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007071700174&genre=K1&area=K20



(校正2回目済)

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