湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

二日分のダイジェストで、もうしわけない

2007-07-04 07:14:24 | 引きこもり
ちょっと話せない青年へのサポートを行っています。家族の絆が危うくなってそれが影響しています。命に関わりのある深さではありませんが、ごめんなさい。病院のソーシャルワーカーと連携しています。

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もうひとり、同時並行で毎日新聞6/28の記事に関連して、気になる青年がいます。

●「抗うつ剤:『パキシル』服用の自殺者増加 副作用の疑い」(毎日)
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/medical/news/20070628k0000m040173000c.html

デパケンとパキシルを常用していて、彼は時々死を口にします。それが、眠れないということを理由に、服薬の時間間隔が短くなったとき、危なくなります。ということは、薬物依存は、注意したほうがいいと彼にいい、担当医に薬物の再検討をレポートしていたことは、どうやら正しかったようです。服薬時、解離が見られたのです。

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話は変わります。

一昨日は、茅ヶ崎市との意見交換会(福祉関係)があり、6団体が4つのグループに分かれて懇談しました。私たちのグループでは、湘南村の岡本さんとふたり。福祉総務課・障害福祉課・産業振興課の7名の担当職員の方に質問をするという形で、岡本さんは地域介護福祉の関連を、私が「生き難さ」を抱えた若年者就労について話しました。

お互いの領域の重なり目が実践的にはほとんど無い状況で、実質は別々の話をする形でしたが、それでも高齢化社会を背景に、「買い物支援」・「ゴミ出し支援」などの仕事が原資本を準備せずとも、身体大の大きさではじめることが出来るという仕事を、絞り込み・出発させていくという、具体的な会議の仕事も浮かび上がってくるという場面もありました。この辺は高齢者地域支援という点で、湘南村の課題と重なる部分でもあります。

私の提唱している就労支援は、生活圏の外への遠方通勤企業就労支援ではなく、生活圏に根ざした「地縁作り」としての社会参加としての就労、地場への自立就労にアクセントを置いていることです。生涯を見通して人の輪の中に当事者を根付かせる活動です。このことをまず、はっきりさせました。「就労しゃべり場」という提案の彼方に登場するデザインは、地域起業を含む、地域にコミットする当事者の活動であり、企業就労を単独活動にしないピア・カウンセリング的なサロンを形作るものでした。

今回は角度を変えて、そこを起点として提案可能な「高齢者地域支援」事業として「買い物代行」「ゴミだし」などの生活支援の事業化など、当事者が地域参加しうる形がありうること。その議論の地域公開を「わーく」とオンライン交流が支え、そのマスコミ活動自身も地域就労であり、プレ就労・求職活動であるということを語りました。

しかし行政との交渉は、いつも人事異動に阻まれます。今回も私にとってのレギュラーは産業振興課の方だけ。岡本さんは福祉総務課のふたりというわけで、構想の知識を前提に出来ないもどかしさがありました。

次にNPOサポートちがさきがホスト役で場の提供と講師招待の補佐をしてくれることになった公益性の高いPJ立ち上げの紹介と、PJへの協力をお願いしました。

私たちは「ヤングジョブスポット湘南」「実務者ネット」の有機的なシステムを提案していること、「ヤングジョブスポット湘南」は、「就労しゃべり場」の当事者活動を以前の「ヤングジョブスポットよこはま」の「ミニ講座」に代わる物として構想しており、それは特に、手帳をもたない軽度障害の方、発達障害の方等、公的支援の手薄なところに光をあてるような活動でありたいと伝えました。

これらの話について、行政からは産業振興課の方から、対話自身は進めていくことは必要があるということや、産業振興課は最終的なアウトプットの部分を支えている課であるという認識を示し、一般就労と福祉的就労の二元論から一歩踏み込んだ考え方を発言されたことは意義深いことでした。

これから個別折衝に入りますが、「わーく」「就労支援PJ」が公的な場に登場したのです。

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意見交換会のあと、巡回が待っていたのですが、わずかの間を使って、元町の家(精神)と茅ケ崎市社協に、意見交換会・6/28江原顕さんの講演会の報告と7/23講演会参加依頼を駆け足でしてきました。特に社協では会長のSさんと会うことが出来、特にPJについて関与をお願いしてきました。こちらは改めて7/23招請状を持って、プレゼンさせてもらうことになります。1件巡回キャンセルとなったので、湘南ライフタウン行に乗って、翔の会本部へ。7/23招待の話を伝えて、辻堂駅へ。

辻堂駅南口駅前の湘南パールで、急ぎ買い物をし、母に食材をバトンタッチし、次のバスに飛び乗るいつもの慌しい経過の後、大森へ。地元ハローワークに彼をつなぎ、同時に東京コロニーの工場を紹介。今月中に彼とそれぞれの場所に行くことにしました。帰宅、終バス1本前にセーフ。(家族の協力がないのが最悪。)

夜間傾聴:入谷さん(仮名)初めて当人が電話に!
     ちょっと公開できない件
夜間作業:市との意見交換会レポート作り

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一夜明けて、昨日は、再三JC(ジョブコーチ)ネットから会費督促があって、郵便局に行けないでいたので、金欠の病が起きないうちに、会費を振り込みました。しかし高いですねえ。

茅ケ崎図書館に館外予約。海老名へ巡回指導。今回は母親同伴。どういうのだろう、活発な母親の子は、大概しずんでいるのだ。今回も海老名君(仮名)の補講。通学しているので、当座は学習補助をしながら、回復したかを観察し、医師へと連絡をとる約束をした。

帰り道、寒川に立ち寄り、「喫茶ともだち」と、「翔の会・すまいる」を巡回。PJ参加依頼。閉館間際の寒川町図書館に。アスペルガー症候群の青年の恋愛を描いた「モーツァルトとクジラ」を探しに言ったのだが、タッチアウト、貸出中だった。予約をしてきた。香川へと出る。湘南福祉センター「下宿屋」さんに立ち寄り、久々にMさんに会うことが出来た。ここしばらくMさんと会っていなかったので、有意義な時間をすごすことが出来た。北茅ヶ崎から茅ケ崎サポセンへ。カラー印刷原稿のプリントアウトを予定していたが、間に合わず、駅前へ。「The Big Issue」最新号を2冊買い込んで、駅ビルに飛び込み、++さんと会食。問題集作りの方に今年も入れさせてもらうことに。彼女も歳を食った。私と口論せず、情報を奪い去っていくとは。こちらが話を聞きたいくらいなのに。来年定年退職という話。力のある編集者がまたひとり去っていくのはさびしい…。

食事をせずに待っている(待たなくてもいいのに…)両親相手に遅い夕食つくり。買ってきたレギュラーコーヒー(ブレンド)をあけて、自分の分をつくりカップを抱えてPCの前にごろり横になった瞬間、すぐに眠ってしまった。一時間ほど寝たところを家の修繕の電話で起こされ、応答しているうちに、夜間傾聴の時間になってしまった。

おつかれさま。読むほうが疲れたのでは。明日は少し休みます。
寒川図書館でDVD2冊借りました。ケストナーの「飛ぶ教室」(笑)と、観世喜正と野村萬斎の「鉄輪」(変な趣味で…)。おそらく問題の件で呼び出しがかかると思います。あきらめています。

夜間傾聴:大森君(仮名)
     ちょっと公開できない件
今日の仕事:茅ケ崎市立図書館への「The Big Issue」納本。
      悲願の「わーく」No.2完成

PJの掲示板、妥協線が出来ました。広告が怪しいので、あれこれさがしていました。まだ安全ではないのですが…。

(校正2回目済)
コメント
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