日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

鵜飼い

2023年06月01日 | 地域

 今日は太公望には待ちにまった錦川の鮎釣り解禁日。先日からの降雨で増水しているが初日の釣果はどんなんだろう。錦川の鮎は数が多いだけではない。全国の河川の優れた鮎を選ぶ「清流めぐり利き鮎会」で錦川上流宇佐川の鮎は、河川名を伏せ「姿」「香り」「味と歯ごたえ」「わたの味」味などの競大会でこれまで2度のグランプリを獲得している。

 名勝・錦帯橋を背景とする鵜飼いも始まる。寛永年間(江戸時代初期)の記録に登場するそうだからおよそ400年前からということになる。錦帯橋の鵜飼いは19時から21時まで、鵜が獲った鮎は遊覧船に投げ込まれる。運が良ければ何よりの土産となる。私も2度ほど土産にしたが、家族の夕餉にはまにあわないが、生きた鮎を手にできる。

 「岩国通になろう」ではこんな紹介がされている。鵜匠の服装は昔のままの伝統を踏襲し、頭に風折烏帽子、衣装を着て、胸に胸当て、腰に腰蓑をつけ、足に足半を履く。手縄はヒノキの木質部を繊維として鵜匠自身が作っている。こうした伝統の姿、篝火に照らされた川面と鵜の絡みは、AIやITの世界を忘れさせてくれる。

 鮎料理はいろいろある。甘露煮の缶詰は大きさも値段も鮎の土産としては最適な一品と思う。起こしの節はお試しください。鵜飼いは9月10日まで、洪水などの自然現象で中止になる日もあり、主催者は大変だろう。明日の午前中に大雨に厳重な警戒が必要で、線状降水帯の予測情報が発表された。始まった鵜飼いには好ましくない情報、どうなるだろう。

 (今日の575) 飲ませずに巧みに手縄絞りおり
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