長く入院していた知人が「体のどこが悪くてもいけないが、入院していた時に特に感じたのは『耳と歯とそして目』は病まないこと」と経験を聞かせてくれたことがある。聞く、食べる、見るの3つは、高齢になっても長生きの楽しみを生み出してくれる、病床の天井を見ながら思いついたという。詳しい訳は省くが、後期高齢者へ仲間入りしてみて何となくわかる。
これを思い出したのは、白内障の次は加齢黄斑病に注意をという先輩の経験と、次回の運転免許更新の視力検査でNOが出ないようしたいことから、定期的に眼科へ通っている。先日は病の心配はなく、裸眼視力も1.0で免許には今のところ支障なかった。その時待合室の掲示に、目に関する「五つの心得」が掲示してあった。
思うに今の生活で得ている情報は視覚と聴覚で、それを断たれることが万一起きたら、運転はダメ、パソコンも打てない、新聞や本も読めないなど楽しみが消える。テレビは見えない聞こえないで不要な置物になる。加えて食べることも出来なくなったとしたら、まだ考えたことはないが体のメンテナンスは必要と思い直す。
この日、親と同伴の児童が何人も受診していた。学校の検診結果での受診のようで視力検査や聞き取りにかなりの時間が掛かっていた。学校ではタブレットを使用しての授業があるそうで、高齢者の子ども時代とは違った目の疲れがあろう。大事にして欲しい。掲示の一つに「画面と目 30センチ以上離して 姿勢よく」とある。掲示の協力は文科省だった。
(今日の575) 見て聞いて食べて楽しむ幸せ日
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます