日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

美味しいですョ

2023年06月20日 | 生活・ニュース

 畑から直行でいただいた丸くて重たいキャベツ。虫食いのある葉を剥したら体長3センチくらいのナメクジ、これが穴あけの主と分かる。彼も驚いたのだろうか「邪魔するのは誰だ」とは聞こえなかったがゆっくり移動をはじめた。動きを見ながら、青虫が羽化するまで観察したという投稿を思い出したが、ナメクジは羽化しない。

 ナメクジについて「陸生の巻き貝だが貝殻はない。淡褐色の体表は粘液におおわれ、前端に触角をもつ。塩をかけると水分が出て縮む(広辞苑)」。塩をかけて処分することは耳学問で知っているが、それを実行したり見たりしたことはない。まあ、申し訳ないが、この歳になっても手に取って観察してみようという気にはなれない。

 「ナメクジは草食で、草花などの植物を好んで食べる。夜行性で日中は陽のあたらない湿度の高い場所に生息」(グーグルレンズ)。どこからやって来るか、駆除の方法、などなんでも教えてくれるから助かる。家で見かけるのはプランターや花の鉢などの底裏、日陰で湿度が高いところ、彼らには理想的な場所が身近にある。

 取り除いた葉には何カ所か虫に食われた穴がある。いつからこの葉裏に入り込んで新鮮なキャベツを味わっていたのだろう。大きさからすればまだ成長の過程だが、といって放置できない。穴あきの葉と一緒に燃えるゴミとして処理した。美味いキャベツと教えてくれたことに感謝しながら。

 (今日の575) ナメクジの駆除剤ありは害虫か
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

繰り返し言葉

2023年06月19日 | エッセイサロン
2023年06月19日 毎日新聞「はがき随筆」掲載


 人は感情や心境を表現するとき”繰り返し言葉”を使う。気持ちがよければ「わくわく、らんらん」、悪いと「むかむか、いらいら」。悪い気持ちを律する心は誰もが持っているが、感情を失うと悪い繰り返し言葉になり爆発、時には事件にもなる。 
 後期高齢の呼称にも慣れ、激しい感情は薄れた、いや抑えているのかもしれないが、できるだけ明るい表現で過ごしたい。いつもそう思っている。にこにこ、すやすや、りんりん、ろうろう、きらきら、ほのぼの、つやつや・・・。思いつくこんな繰り返し言葉の気持もちで平均寿命を過ごしたい。

 
 (今日の575) 声にして表に出せとラインあり
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝顔の種まき

2023年06月18日 | 自然 季節

 毎年採種し、翌年蒔いて、苗を育て、植え替えていた朝顔、今年は諸事忙しくしていて朝顔の植え付け準備が遅れた。ということで、今年は朝顔の苗を購入し植え付けることにしていた。ということでホームセンターへ出向いた。夏野菜などの植え付け時期でもあり、苗を買う人も多く、品数も揃っている。物価高騰対策も含めてだろうが、中には「えっ、これが」とよく見かける野菜だが高い苗もあった。
 
 屋外の広い展示場を見回すも目指す朝顔の苗は見当たらず、聞くと苗売りはしていないという。もう一軒も同じ。せっかく植える気になっているので、種から育てることに切り替えた。昨年は購入した種から育てたが、咲いた花には悪いがよくなかった。そんなことが頭をよぎったが、蒔き時は今でもOKを確認して何色か混合の物を購入した。

 種からの準備はしていなかったので急遽、プランターを準備し、説明を読みながら蒔いた。蒔くというより、準備した穴に種を入れることだが、芽を出せよと思いながら済ます。一袋に20数粒、発芽率は60%ほどとある、これだけ育てば何とかなる。

 弦は3㍍くらい伸びるとある。例年通りネットを張っての準備が待っている。梅雨明けはいつになるか予報は出ていない。梅雨末期の大雨までに植え付けしたいが、どうなるだろう。蒔きながら、種がすこし小粒の感じがしたのだが、気づいだけで終わればいいのだが。

 (今日の575) 朝顔の咲き放題を期待する
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日は父の日

2023年06月17日 | 生活・ニュース

 新聞の折り込み、店内の掲示も明日は「父の日」を呼び掛ける。子どもや母の日のそれに比べると呼びかけも店内の商品も少々地味に見える。まあ、これが男親のへの社会の姿勢かもしれない。そんな感じを受ける店内で見た光景にほっとした。

 園児と小学生くらいの姉妹がラッピングの列に並んでいた。通りかかったとき2人の順番になった。二人はそれぞれ手にしていた男物のハンカチをラッピング台に置いた。女性のラッピングする人と何か話していた。それぞれにラッピングをたのんだようだ。母親は後ろから眺めている。まだ若いお父さんの笑顔が浮かぶ。

 父の日は、アメリカで母の日のあることを知った一人の子どもが、だったら「父を称える日もあるべきでは」という嘆願から生まれたという。その子の父親の誕生月と同じ6月にその日が決まったという。日本には終戦直後に伝わったそうだが、一般的な行事となるまで30年くらいを要したといわれる。

 「母の日に比べ何んとなく印象が薄い」、ある人のエッセイの書き出し。私と似た様なことを感じる人もあった。最近のCMで中には父親をからかうものを見かける。からかう方法や内容はいろいろだが、人権だ苛めだなど厳しい世間の目はCMには向けられないようで、子どもには父親とはこうなんだ、と脳に刷り込まれるのではなかろうか。なんとなく印象が薄い、一つの原因かもしれない。

 (今日の575) 父の日は母に比べてわびしさが
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

室内干し

2023年06月16日 | 回想

 雨の日だった。レジに並んでいるとき聞こえてきた会話。「あんた洗濯物どうしとる」「乾燥機が無いので全部室内干し」「おじいちゃんおばあちゃんもいっしょじゃけえ大変ね」「3人の子どもの洗濯物は半端じゃない」。雨の日の洗濯、ふと、子どものころを思い出した。

 会話の中の家族構成が子どものころの我が家に似ている。両親と5人の子ども、祖父母のあわせて9人家族だった。洗濯は盥(たらい)と洗濯板を使っての手洗い、水を絞るのは手で強くねじって水を除く。これを母がこなしていた。今は洗濯機のスイッチをONさえすれば洗濯の全工程をこなしている。

 雨の日の我が家の洗濯ものがどう干してあったか、全く思い浮かばない。エアコンは無し、扇風機はどうだったろうか、これも記憶にない。部屋はいくつかあり室内干しをしていたとしても困ることはなかったろうが、どんな工夫をして乾かしていたのか、肝心なことが湧いてこない。

 「くさい、臭うと」若者が演技しながら、快適な洗濯や室内干しに最適と、今の時期ならではのCMがながれる。出演者からは洗濯したり使ったりしている感じはつたわらない。もう少しリアルに、実際に使っている人の声の方が商品の力を表現できるのでは、素人が勝手に思いながら、オーバーな演技を見ている。

 (今日の575) 洗濯機乾燥つきを次は買う
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

増額を喜ぶ

2023年06月15日 | 生活・ニュース

 年金生活になって20年余、完全リタイアして年金以外に収入のない生活になって20年弱、2カ月に1度の年金支給日が現役時代の給与支給日に当たる。若い時は三交代手当が3カ月ごとに支給され、その額はおよそ本給のひと月分になり、1年を16カ月分の給与で過ごしていた遠い昔を時々思い出しながら年金を受け取る。

 1週間くらい前、東京都在住で年金暮らしという方のSNSに載っていたのは「年金が増額」という嬉しい内容だった。内容は夫婦合わせて年間約ウン万円とある。当該年度初めの新支給額は第1回目の支払い(6月)前に通知が届く。首を長くして嬉しい通知を待っていたが、やっと届いたには1昨日、東京から遠いいから遅れるのだろう。

 令和になって初めての増額。昨年はマイナス0.4%減額と説明が載ていた。今年度は生まれ年で異なるが私の場合は1.9%増額改訂、但しマクロ経済スライド調整は実施とある。調整はあっても、この物価高騰が長期に続く中での増額は嬉しいが、毎日の物価高対応への工夫は続く。

 定年まで勤務する、年功序列制などは経済や働く意欲を損なうなど、否定する声が大きい。40年余、そんな労働環境で務めて来て今がある。裕福ではないがそれなりに安定した日々を過ごしている。時代変化への対応は絶対に必要だが、過去があるから今がることを否定するのはどうかと思う。広く深く慎重に将来を見つめて欲しい。

 (今日の575) 厚年の内で終活進めおり
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

後でたてた目標

2023年06月14日 | 生活・ニュース

 先日、ある行事の写真を撮ると勝手に決めて3週間余り毎日通った。構図ダメ、ピンと甘い、そんな下手な写りも含め数百枚くらい撮った。今は便利で、撮ってすぐダメ判定した写真はすぐに消去でき、間に合えば撮り直しがきく。一応カメラは忘れるくらい昔から使っている愛用の一眼レフ。

 ある行事が終わって、消去などした残りの写真をみながら、アルバムとして残しておこうという大それた目標を立てた。構成は行事の流れを追っていく、ということで作業を始めた。アルバムを作ることを当初から計画していればそれなりのシーンも撮っただろうが後の祭り。それでも何とか60頁余りの1冊を完成させた。

 毎年、手作りでブログ1年分を印刷し製本するなど小さな冊子は何種類か作っているが、写真中心の1冊はそれとは大違い。写真用のアプリなど持たないので、写真はパソコンに備わっている機能だけで加工などをした。あとは写真の大きさや配置をA4判の中で、ああでもない、こうでもない、と工夫して並べる。とにかく出来上がった。

 内緒で、これまた勝手に作ったアルバム、受け取ってもらえるだろうかの不安を乗せて手渡す。私の想定外の驚きと喜びをもらい、何日かの心配は飛んだ。スマホに残しておくだけではせっかく撮ったものが活きない、焼き付けしなくてもパソコンがあれば自前のアルバムは添え書き付きで容易に作れる、かつてのパソコン講座の講師でやったことを思い出していた。
 
 (今日の575) 思い付きうまく出来ればホッとする
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨の晴れ間

2023年06月13日 | 町かど

 朝の4時過ぎだった。「20分後から強い前が降り始めます」と挿入しているアプリから情報が入る。同時に送られてきた雨雲の写真では、当地の西方に強い雨を降らせる赤く表示された雲の塊がある。間もなくして大粒の雨音が聞こえ始めた。やれやれ今朝はひと仕事増えたかと思いながらうとうとした。

 一仕事とは。今日は月1度の資源ごみの回収日。今回は新聞、不要になった段ボール箱、本が主な資源品。準備は昨日のうちに済ませていたが、どれも雨に濡れては困る物ばかり。こういう時を思い使用後のポリ袋を何種類か保存している。その中から適当な大きさの袋へ入れ雨対策をした。段ボール箱の入るポリ袋がなく、これは来月回しと決める。

 持ち出しできる時間にはひと仕事が無駄になった。雨はやみ雲が切れている。雨仕舞を解いて所定の場所に運んだ。段ボール箱も含め持ち出しは1番だった。次第に雨雲は薄くなり日も差し出した。あっという間に集積所は山となった。皆さん雨をどうするか思案されていたのだろう、思いは皆さん同じかと納得する。

 そんな街の一角をアジサイが垣根から顔をのぞかせてみている。こうしていると近所の人はもとより、通りがかりの人や車の様子をじっといつも眺めているのだろ。もの言わぬアジサイだが、もし話が聞けたら直すところをいくつも教えられそうに思う。アジサイには雨というが、日を浴びてこっそり街を見つめる姿もまたいいものだ。

 (今日の575) 七変化色とりどりに楽しませ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マイナポータル

2023年06月12日 | 社会 政治

 相次ぐマイナーカードのトラブルや問題点の報道に目が向く。デジタル社会として遅れている日本を挽回するための焦りから、設計や普及についての策に細心の注意が不足したのではなかろうか。そうした中で急速な普及策としてポイント付与があり、周知不足が起きたのでは、これからカードを利用する者の感想だ。

 当初、他人の情報が入力されているのは、申請者が手続きの終わりにログアウトしていなかったという、申請者に責任があるような説明だったが、私の申請では手続き時には支援者の指示に従って手続きで、申請用の機器に触れたのは指定された項目の入力だけ、ログインもアウトも支援者から支持されなかったが、誤りなく情報が入力されている。

 ある民放でカード情報の確認を行う方法を放送していた。それはマイナーポータルから行う方法で、ポイポイと簡単に確認できます、と動画を見せた。女性アナウンサーが「私も確認したが簡単でした」とひと言。マイナーポータルの入手は説明なし。なれていないと入手は簡単ではないはず。そこも放送して欲しかった。

 信頼され安心して利用できるにはまだまだ手間暇がかかりそうだ。私事ではないが、カードに登録した金融機関が合併し名称が変わった。金融機関の再登録をするよう自治体から連絡が届いたという。これって新名称の金融機関がするべきでは、今後も発生することで対策が必要では。

 (今日の意575) マイカードちゃちな作りで威厳無し
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちっちゃな昆虫

2023年06月11日 | 自然 季節

 「一寸の虫にも五分の魂」ということわざ、こんな解説が載っている。「わずか一寸しかない小さな虫も、その半分に当たるほどの魂を持っている。小さくても弱い者や貧しい者であっても、それ相応の意地や思慮を持っているのだから、侮ってはいけない。自分にも意地があることを表現するときにも使う」。

 一寸もない2分ほどの黄色の南天の花が昨日から開き始、実になんるかいなと期待させた。今朝見ると、花と同じほどの体の大きさの虫(蜂の一種のようにみえる)が一匹飛び回っている。見ていると花に頭から突っ込み何かをしている。蜜を吸っているのだろうと見続ける。3個咲いている花のそれぞれに頭を突っ込んでいく。

 南天の小さな花に大きな昆虫では吸蜜出来ない。小さな昆虫のためには大きな昆虫に占有されない小さな花がある、自然界のうまい仕組みを改めて感じる。そう思いながら、蜜を吸うお礼に結実の仲立ちをしてくれているのだと思い致す。小さな昆虫にも体半分宿っているとする魂を見る気がする。

 数知れない政ごとの一つに少子化対策がある。その財源、防衛予算で増税するので少子化では増税しないで社会保険料をアップする。国民負担が増えることに変わりはない。与党には一時、年金減額の声もあったが、選挙云々で聞こえなくなった。小さな花も小さな昆虫によって結実する。裕福でなくても窮屈でない日々が過ごせるような政を願う。

 (今日の575) 蜜もらい受粉を助け飛び去りぬ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする