日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

空気入れ

2020年09月10日 | 生活・ニュース

  久しぶりにかって知ったる隣の町を歩いた。大きな施設が完成したことは聞いていたが目にするのは初めて、「すごいなあ」と思いながら並行する歩道を歩いていたると併設された駐輪場、とてつもない広さに驚きながら見ると、自転車空気入れ無料の表示がある。空気入れなら無料は当たり前だろう、そう思いながら通り過ぎた。

 引き返すときその無料の空気入れ場に数人の人だかり、近づくと空気入れの順番待ちをしている人だった。手動ポンプで空気入れすると同じように設備の専用金具をセットする。続いてスイッチを押す、空気が入りはじめ適性圧になると自動的に停止する。金具装着はワンタタッチでOK。見ているとほんの数秒くらいで終わる。

 年配者は手押しポンプを使わなくなり助かります、価格はかなりするらしい、ここで空気入れができるので自転車に乗る機会が増えたなど、初めて見る設備に見入っていると話しかけられた。皆さん無料大歓迎の声ばかりだった。屋根があり雨の日も濡れる心配はない。

 ここには広い駐輪場に駐車場が備わっていた。公共交通の便が減少すれば自転車や車の利用に合わせた備えが必要になる。その時、利用者の便を考えた設備が望まれる。たかが自転車の空気入れされど空気入れ、施設利用者以外の方も簡単に利用できる、いい工夫だなあ、そう思いながらわが街を思い返してみる。交付金で箱物ばかりが建設される。子ども高齢者にも喜ばれる身近な施策が見られない。自動車にも使えると便利じゃが、こう笑わせた年配男性の自転車は新車に見えた。
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勧誘の言葉通り

2020年09月09日 | 陶芸

 「ゆう・遊・陶芸クラブ」今年度の2学期が先週から始まった。私は1回目所用で欠席、今日が夏休み明け最初の教室、20名ほどの仲間が集う。送迎のバス車中、創作室いづれも全員マスク着用は厳守、創作室にもイラスト入りでその旨が書かれているが、高齢者ばかりなので誰にいわれなくとも実行している。

 今日のテーマは「皿」。これまでにも色々な方法や組み合わせで皿は作っている。我が家にも重ねるほどあるがなかなか食卓ではお目にかかれないでいる。粘土とはひと昔前に出会ったが楽しさと交流で半分、創作半分の姿勢では、積み重ねて置いておく器くらいしかできないのも仕方ない。

 今日の皿つくりは初めての作り方、これまでは板状や玉状にした粘土を加工していたが、今回は粘土を棒状にしそれを積み重ねて円柱、底のいないコップを作る。進むほどに皿のイメージは遠のくが、ある程度まで進んだところでふと皿に変身する方法の謎が解け、一気に作りが進んだ。要領とはこうしたことか、何か発見したようで中空の円柱を作る。ここから皿に変身させるには少々神経を使った。

 写真は作品の一部、いつも感じることがある。同じ種類の粘土を同じ量使い、指導員の説明や作り方を聞いて見て創作に入る。完成したという作品、似ているかなという作品はあるが瓜二つという作品はない。個性的、そこが面白いといえばそれまでだが、学校のペーパーテストなら何点になるのだろう。入会の勧誘言葉は「世界で一つだけの作品を作ろ」だったがそのとおりになっており、見事というほかない。
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更地になると

2020年09月08日 | 地域

 散歩の暑さ対策として広い表通りを避け裏通りから裏通りへと道を選ぶ。それは、道幅が狭く道路との境界ぎりぎりに家が建っている。そのことで道幅左右どちらかが半分ほどが日陰となっており日の直射を浴びることなく歩ける。そんな散歩道は人通りも少なく新しい発見や珍しい出会いは少ないが文句は言えない。

 そんな道筋に建っているのは、かってに言わせてもらえが古民家のような歴史を感じる家が多く、広い畑が隣接していることもある。散歩していると古くなった家屋の解体に出会うことがある。解体はそれぞれに訳あってのことで見て通る散歩人が知る必要はないが、立ち話した家だと何か感じるところがある。

 やがて更地になり次の活用を待っている。不動産業者の広告では市内で人気の小中校学区内ということでこの地域に空き地を求める人は多いという。と言いながら管理する不動産業者の看板が雑草に隠れそうな空き地もある。隣接して住む人は大変だろうと思う。また、更地の土が道に流失しないよう整っていないところも結構ある。

 私も土地を探すときいくつかの尺度をもってあちこち見て回った。その一つに売り手側の姿勢を知るために「更地がきちんと管理されているか」という項目を加えていた。散歩しながら「売地の表示があってもその表示が雑草で見えない」、私なら敬遠するだろうな、そう思いながら今日も見て通る。
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感性養う授業不可欠

2020年09月07日 | エッセイサロン
2020年9月7日 中国新聞「広場」掲載


 3日付くらし面の「こだま」で「雨上がりの空へ」を読んだ。セミが理科の授業で扱われた時の教室と児童らの姿が、手に取るように伝わってきた。
 自分が教室で授業を受けているような気持ちになった。読み終わって、どうしてそう感じたのか考えてみた。
 それは、セミという身近な生き物に興味を示した児童らの声、それに自然体で応える教師の声が教室内で一体となって流れているからだと思った。そこにアブラゼミの鳴き声に気付いて捕まえるという、いわばハプニングがある。
 捕まえたセミを授業の終わりに解き放った。そのとき児童は瞳を輝かせ拍手したという。これは授業を通’して動物への思いやりが芽生えた証しだと思う。
 最近は授業にパソコンを使用するなど、近代的な方式に変化している。子どもたちもスマートフォンやゲームなどの操作を難なくこなしている。しかし、解放的で、子どもの素直な気持ちを引き出すような授業は、いつの時代でも欠かせないと思う。
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リコリスの命

2020年09月06日 | 生活・ニュース

 3年前、植物に詳しいエッセイ同好会の仲間からもらったリコリス、毎年ヒガンバナのころに咲く。今年は少し遅れたが先月29日に花芽がのぞいた。それからちょうど1週間過ぎた今月4日、予想していた通り花が咲き始めた。この花は茎が伸びるのも咲くのも夜の作業のようだ。

 2日の朝、まだ咲いていない茎が密で花芽が絡まっているので解消しようとしているときそのうちの1本が根元から折れた。大事に扱っていたつもりだが手が滑った感じだ。折れたばかりだから助かるだろう、人なら救急車を呼ぶところだが水を張った花瓶にさしておいた。それから2日たった今朝、花が開いた。やはり夜の間の仕事だった。

 リコリスはヒガンバナ科の仲間のひとつ。ヒガンバナは稲穂が頭を垂れる頃になると田んぼの法面や土手、あぜに真紅の花を咲かせる。その咲き方はホイッスルに合わせて咲くかのように一斉に咲く。それだけに一晩で景色を鮮やかに変える。古い時代に中国から持ち込まれた植物だが日本の里山や稲田には欠かせない存在になっている。

 ピンク色のリコリスの花言葉は「快楽」とFBを通して知人からコメントがあった。快楽は私のイメージにはつながらないが、気持ちよく楽しいことくらいにしておこう。まもなくよわい80、花のような生命力は望めないが、人さまに迷惑をかけないよう、ボケ防止に投稿を楽しんでいこう。県内は台風10号の強風圏内に入った。
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津波のような高潮

2020年09月05日 | 自然 季節
 

 台風10号、明日は猛烈な強さで、沖縄、奄美地方に近づき、7日にかけては、九州に接近し、上陸するおそれがあるという予報は少しも変わることなく繰り返される。最近は台風進路の予報はその精度が上がり、中心を示す円も従来より狭くなっている。それだけ観測技術が進んだことになり、進路に当たる地域は真剣に対策に取り組む。それもあってかホームセンターもスパーも買い物客で混雑していた。

 気象庁発表のなかで「風や高潮、高波、大雨のすべてで、これまでに経験がないような災害が起きる」とし続けて「津波のような高潮が起きる恐れもある」と発表している。これは気象庁として高い危機感を持ってのことだと思い聞きながら、20数年前に企業合併に伴う打ち合わせで先方を訪問したときに聞いたある事例を思い出した。それは伊勢湾台風により社宅が大きな被害を受けたことに始まった。

 先方の社宅を見学した。社宅1階の居住部分は。社宅を支えるかのように太い柱が何本もあるだけ。伊勢湾台風で押し寄せて来た高潮で1階部分は浸水の被害を被った。それを教訓にして建て直しや新築では1階部分には居住しない作りに変えたという説明だった。高潮の映像は見るが社宅の1階が浸水するなど瀬戸内に住む私には想像を超える話だった。

 岩国港の明日6日の満潮は11時39分と23時54分、7日は12時19分、潮は中潮で干満の差は約250㌢。高潮を経験した人が「ひたひたと押し寄せて来る浸水の様子は、洪水とは違った恐ろしさを感じた」という。津波のような高潮、気象庁のこの予報に海岸線沿いの方は高潮にもしっかり対応ください。
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台風10号と伊勢湾台風

2020年09月04日 | 回想

 週末にかけて奄美地方から西日本にかけて接近または上陸の恐れがあると予想される台風10号(ハイシェン)、その脅威は、観測史上最強クラスの大雨、暴風、高波、高潮などで特別警報勢力になるという。気象庁が予想される気象現象より4日も早く注意喚起を呼び掛けるのは異例という。それだけすごい台風ということになる。

 台風10号の強さ怖さを最近日本に上陸した映像で放映され改めて思い出す。その中で「伊勢湾台風(台風15号)」に匹敵するという年配予報士はいう。これは1959(昭和34)年9月26日18時ころ紀伊半島潮岬付近に上陸した。勢力は中心気圧920hPa、最大風速70m/Sという。海上での最低気圧は895 hPaを記録していたという。

 これは高卒で社会人になって半年が過ぎたころになる。仕事にも3交替にも何とか自信が持てるようになったころだった。三重県四日市市に就職したクラスメートがその時の台風の勢力のすごさ怖さを後日談として聞かせてくれた。瀬戸内では経験したことのない太平洋直々の台風だったという。

 気付いた飛散の恐れのある物や個所は一応処置した。過去にはアクリル板が飛散してきたことはあるが、これは防ぎようがないので天にまかせる。大雨による浸水は予想出来ないがこれも自然まかせになる。強風に耐えるガラスということになっているが、養生テープで補強するか否か決めかねている。花芽から丁度1週間目のリコリスが今朝開花した。これが倒れないように支えをしておいたがどうなるだろうか。
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雨傘と日傘と

2020年09月03日 | 地域

 雨傘は雨のときにさす傘。日傘は強い日ざしをさえぎるためにさす傘。こうして断ることのないほどそれぞれの意味は常識として持ち合わせている。ただ、日傘は女性が使用する物とばかり思い込んでいたが、時代は変わり男性用も登場、実際に目撃はしていないがTV映像では暑さを避けるために使われている。

 日傘をさすと2度か3度くらい暑さをやわらげる効果があるという。日焼けを防ぎ温度も低く感じのであれば一石二鳥の効果も頷ける。最近は日ざしから守るだけでなく雨にも耐えれるようになっている。天気予報で「お出かけには晴雨両用の折りたたみ傘をお持ちください」と親切につけ加える。この日傘の使用で論がおきている。

 小学生の暑さ対策と、新型コロナウイルス感染予防のためのソーシャル・ディスタンス(社会的距離)を保つために登下校時に日傘を使用することの是非で意見が分かれている。反対という意見を読むと視界が狭くなる、目をつく、交通事故に巻きこまれるとある。雨傘でも同じことは心配される。学校により対応の違いがあるようだが統一は難しいのか。

 若いお母さんに聞いたことがある。子どもらは長靴も雨傘も、自転車に乗るときのヘルメットもみんなおしゃれ感覚、ファションととらえているという。確かにカラフルでデザインも良くおしゃれに出来ていると思う。子ども用日傘がコロナと日ざしから守る手立てになるなら日傘通学もいいかな、日傘をさして下校する男児を見送りながら思いつく。
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天赦日の満月

2020年09月02日 | 生活・ニュース

 台風9号に続いて10号が西日本に向かっているが、これの進路を変えたり阻止したりは自然の生業で人力ではいかんともし難い。10号は9号以上の勢力になることが予想されている。ある予測では、今の状態から推し量れば伊勢湾台風以上の勢力になるかもしれないという。

 コロナをちょっとそばに置いてとは言わないが、台風から身を守るように勧めている。しかし今夜は満月、めったに出会えない満月という。それは天赦日(てんしゃにち)に当たるからという。天赦日は日本の暦の上では最上最大の吉日とされており、新しいことに挑戦したり、躊躇していたことに挑戦するにはもってこいの日という。

 実は、昨夜のこと就寝前に玄関先に出た。すると向こう隣の家の2階の窓に白い丸いものが見える。初めは部屋の明かりかなと思ったがカーテンが閉まっており違う。もしやと反対側の上空を見上げると暮れてはいるが良く晴れた空に丸い月が白く輝いている。窓に映っているのは月だった。暦で見ると9月2日は満月、それも天赦日と重なり縁起が良い日とある。

 そんな珍しい観月なら明日の晩に撮っておこうと思ったが、9号接近中で2日の夜は満月が見られないかもしれない、ということで、いつもの様に手のひらサイズのデジカメを手持ちで、1日前の月を記録として撮っておいた。予想通り月は見えず、年に数回という天赦日前日の月ですがご覧ください。
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総裁選に参加しませんか

2020年09月01日 | 回想

 安倍総理の辞意表明に伴う自民党総裁選の報道を読んだり見たりしながら思い出す。あれはいつの国会議員選挙だったか、真剣でなかったので定かな時期は記憶していないが、つまらないことは覚えている。公認で立候補するからにはかなりの人を勧誘し党員にすることが必要だった。これは今も変わっていないようだ。

 知人の党員が当時現職の議員の名前を出して「応援しているので党員になって欲しい」と勧誘してきた。誘い文句は「総理となる人を選ぶことができる」というような内容だった。党員として総裁選に参加できることから勧誘の話しに嘘はない。「党費は立て替えておくが請求はしないから」という。要は名義を貸せということになる。党員になることは断ったのでそれ以降は声がかからなかった。

 総裁選に参加できる、そのための党費が4千円と映像で語る人がある。勧誘文句は今も昔も変わらずに生きているようだ。しかし、今回の総裁選では党員投票は行わず14日の両院議員総会で行うことに決まり、総裁選びを楽しみにされた人にとって勧誘文言は反故になった。

 明日になると総裁候補が出そろうという。その投票は議員個々が考えてこれぞという人に投票するのではなく、各派閥のトップが決めた人に右に倣えで投票というのが大勢らしい。言論の府の基本は言論と思うが、トップから言われたとおりに投票する、児童会や生徒会でもしない投票方式だろう。国の総理になる人を選ぶ選挙にしてはお粗末と感じる。
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