日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

リコリスの命

2020年09月06日 | 生活・ニュース

 3年前、植物に詳しいエッセイ同好会の仲間からもらったリコリス、毎年ヒガンバナのころに咲く。今年は少し遅れたが先月29日に花芽がのぞいた。それからちょうど1週間過ぎた今月4日、予想していた通り花が咲き始めた。この花は茎が伸びるのも咲くのも夜の作業のようだ。

 2日の朝、まだ咲いていない茎が密で花芽が絡まっているので解消しようとしているときそのうちの1本が根元から折れた。大事に扱っていたつもりだが手が滑った感じだ。折れたばかりだから助かるだろう、人なら救急車を呼ぶところだが水を張った花瓶にさしておいた。それから2日たった今朝、花が開いた。やはり夜の間の仕事だった。

 リコリスはヒガンバナ科の仲間のひとつ。ヒガンバナは稲穂が頭を垂れる頃になると田んぼの法面や土手、あぜに真紅の花を咲かせる。その咲き方はホイッスルに合わせて咲くかのように一斉に咲く。それだけに一晩で景色を鮮やかに変える。古い時代に中国から持ち込まれた植物だが日本の里山や稲田には欠かせない存在になっている。

 ピンク色のリコリスの花言葉は「快楽」とFBを通して知人からコメントがあった。快楽は私のイメージにはつながらないが、気持ちよく楽しいことくらいにしておこう。まもなくよわい80、花のような生命力は望めないが、人さまに迷惑をかけないよう、ボケ防止に投稿を楽しんでいこう。県内は台風10号の強風圏内に入った。
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