日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

赤い羽根

2020年09月20日 | 社会 政治

 赤い羽根といえば共同募金、これは子どもころから変わらない。そのころは各家庭を地域の人が訪問し募金として集めていた。その世話する人が「最初に高額の募金をする家をたずね記帳する。その記帳をもって各家庭を回った」と苦心談を聞いた。募金は自由なのに記帳して残すのというのは首を傾げることことと思う。

 赤い羽根は10月1日から募金が始まる。ここ何年も募金箱へ入れたことはない。地域の自治会がまとめて支払う。その金額はしかるべき筋から届く。自治会長のときはそうだったが、今も変わっていない。というのは自治会の会計報告で知ることができるから。今年は9月15日号の市報と一緒に赤い羽根が届いた。義務ではないが果たしたことになる。

 赤い羽根が始まったのは1947年という。これは昭和22年、終戦直後で新学制制度の初年度あたり市立小学校の1期生として入学した年になる。そのころの赤い羽根の記憶は無いが、高学年になると学校から販促の手伝いをしていた。しかし、どのように有用な募金活動かは知らなかったと思う。

 赤い羽根や緑の羽根、これが始まると議員皆さんの胸に登場する。どういう形で募金をされているのだろう、映像などで見たことがない。最近は羽根に限らず寄付や募金で個別に出すことはなく、自治会で支払う。思い出した、大人の指導の下で、小中学生が町内の祭りの寄付集めをしていた。「分限者」のとこから回ることを教わった。赤い羽根と同じことをしていたことになる。赤い羽根募金の使途が回覧されることは知っているが深入りして先へ進んだことはない。
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ブログ14

2020年09月19日 | 生活・ニュース
 

 先日、ブログ開始から15年目を迎えた。そこで過去1年分を印刷・製本し14集目を作った。この1年間も毎日アップでき、うるう年なので366編。まず、この稚拙なブログにご訪問いただいた皆さんに感謝申し上げます。連続できたということは体調に波はあっても、パソコンに向かえない日はなかったということになり、わがことながら健康に過ごせたことを喜ぶ。

 ブログを開設したのは2006年9月。それは「岩国エッセイサロン」に入会した月で、情報発信の一つとして勧められ今日までに至った。開設から5000日を達した日も節目ではあったが、1年ごとの区切りもまた節目になる。サロンは解散したが同人誌最終号のあとがきの終り数行は、文を書くことだけでなく加齢で衰える諸々の対策として参考にしている。

 その数行にはこうある。「毎日、のんべんだらりと生きていて、身の回りの出来事や物をただ見ているだけではエッセイは書けません。それらを丁寧に観察し、そこから何かを感じとる心が大切です。さらに感性を磨き、人生をより輝かせて生きるために、これからもエッセイを書き続けていきたいと思っています」。これは同人代表のメッセージ。

 印刷しながら年明けからコロナに係わる内容が多いと改めて感じる。罹ると高齢者は重症・重篤になるということから身を守ることと、人にうつさない、この2点に気を使った。終りはだれも見通せないが、経済のための活動活発化が気になる。自然災害についても多く触れていた。災害の減少は温暖化阻止しかないと願いながら次の15集が編集できるよう頑張る。
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祭りの写真展

2020年09月18日 | 生活・ニュース

 西岩国駅構内ふれあい展示場で開催の「日本の祭り写真展」、今回は近くのといっても足を運んで見に行ったことはないふたつの祭りだった。下松市花岡の「花岡きつねの嫁入り」と光市室積の「早長(はやおさ)八幡宮秋祭り」。前者はローカル放送では毎年放送され映像で見ている。ふたつめの祭りは初めて知った。

 今年はコロナウイルスの感染防止で各地の行事が中止され撮影には苦労されたという。きつねの嫁入りは白きつねの面を被った新郎新婦が人力車で練り歩く。仕掛け事があって、新郎新婦は面を外すまで相手がどこの誰か分からないというから面白い。速長八幡宮秋祭りの写真は白の腰巻姿の若衆の掛け声が聞こえてくるような躍動感あふれる写真に見入った。

 会場で出会った知人と写真にとられている子どもの生き生きとしたアップ姿について話していた。TVカメラを回していた記者もその話しに入ってきた。マイクに向かう子どもらの応答の良さを話していると「街の中心地より周辺地域の子どもの方が応答の内容がいい」と各地での取材体験を話してくれた。詳細は避けるが、子どもらが駆けまわれる環境に違があるようだ

 この「日本の祭り写真展」は全国の祭りを撮り歩いた近所の方が退職後に始められた写真展。各回とも80枚から90枚の写真が整列して来場者を待っている。毎回、開催を楽しみにしているのは私だけでなく多くの人がおられる、会場に入るとそう感じる。撮影の苦労や作品への苦心談を聞くと祭りへの臨場感を感じ、作品への思いが深まる。
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消えた神社

2020年09月17日 | 地域

 田中明神では、古くから烏(からす)に供物をして吉凶を占う儀式が行われてきました。一般に「御鳥供飯(おとぐい)」と呼ばれている神事で、毎年、初亥(はつい)の朝、米の粉をつくねた団子を二つの土器にのせて社前の畑におくと、厳島から鳥が二羽やってきて、団子をくわえて再び厳島へ飛び帰ったといわれます。この神事は近年まで行われていました。

 この神社を知ったのは8年ほど前になる。ぶらっととなりの町を歩いているとき、幹線道路から十数㍍入った道沿いで見つけた。前段の話しはその神社の鳥居のそばに立っている説明版の「『御鳥供飯』」伝承の地」という説明の全文。境内にはその姿がそっくりな杉の木が2本、社の正面に並び厳かな神木の構えをしていた。

 それから1度か2度立ちよったが施錠されている社に変わりはなかった。境内の草も掃除されておりどなたかが見守っておられるものと思い、目礼して境内を後にした。先日、立ち寄ると社も神木も鳥居も、そして説明版もすっかり姿が消え、神社のあったことを知らなければただの広場に変わっていた。

 この神社が消えた由は知らない。先日、他県のニュースだが有名な神社で後継者が見つからないということで解体が決まり、地元では神社が存在したという石碑を建てるという。このように、世間では神社仏閣が年々減少、その姿を消していくことは常識のように語られる。高齢化、過疎化、人口減少、後継者不足、核家族化などその因子は示されるが対策は進まないようだ。 弔い方が多様化したこともあるだろう。
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用をなさない

2020年09月16日 | 地域

 裏通りを歩いていた。大きなワンボックスカーに追い越された。この先は道幅が狭くなっているがどこまで進むのかと思いながら見送った。少し進んだところで追い越された車が停まっている。停まっているその先はさらに道幅が狭く、サイドミラーを閉じないと進めなくなるが、その一歩手前のところで停まっている。

 私は車の位置よりさらに先へ行く予定でいる。中年の女性ドライバーが困った顔でハンドルを握っていた。行き先を尋ねると「西岩国駅、この道をまっすぐ行けばいい」と教えられ、その通り運転したと話す。運転は間違っていないが教え方が間違っている。教えたのが地元の人なら不親切か道を知らないことになる。

 誘導してバックさせ、広い入り口のある家で方向転換、道を教え見送った。県内ナンバーだが地元の人ではないのだろう。以前にも似た経験がある。黒の車とは逆方向から進入したYナンバーのワンボックスカーだったが、サイドミラーを閉じて停まっていた。狭くてドアも開けれない状態だった。近所のご婦人が「どうにかしてあげて」という。バックさせ、来た道に戻らせた。

 黒の車が停車している少し手前に写真のような表示が立っている。白地に赤字で「この先道幅狭く普通車通行困難」と書かれているが雑草に隠されており、さらに道筋を気にしている人には見えない。これでは用をなさないと写真に撮って進んだところで停車している車に出会った。私の気づきが当たったが喜ぶ当たりではない。何度か雑草のことを書いたが、これも一例として記しておこう。 
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アンテナ

2020年09月15日 | 社会 政治

 ふと見上げたら青空を背にTVアンテナから送受信されているような一直線の白い雲の筋が見えた。アンテナの位置で少し角度をつけているが、左右で筋のかたちが異なりいかにも仕事をしているように見せている。電波は見えないが、漫画ならストーリーにあったいろんな形の電波が描かれているがそれを不思議に思わない。

 空中には幾百千の電波が行きかっている。そのすべてが地球を含む宇宙の平和と安定に寄与する電波なら喜ばしいが、ニュース報道から思うに、中には戦争を頂点とする人類を含む生き物を不幸にさせることをたくらむものがある。こうした電波をとらえるのがアンテナ、TVから宇宙船まで様々にある。

 アンテナは「電波を送受信するために、空中に張る金属製の装置、いろいろな情報をつかむ手掛かりとなるもの」で電波は見えないがアンテナはいつでも目にすることができる。最近その姿を見かけなくなったアンテナ、それはアマチュア無線家が建てていたアンテナ。その昔は銭坪の山頂で送受信を楽しんでいたという知人が「時世の移り変わり」と遠くを見つめるように話した。

 アンテナを張るという。これは情報を集める手段を講ずることと辞書は説明する。今、マスコミは明日発足する新内閣のことで報道合戦をしている。各報道を見ていると予測する内容はほぼ類似同一で差異がない。同じアンテナか、情報の発信元が同じではと思いながら聞いている。自然に出来たあの筋雲はどんな情報を発信しているのだろうか、いや受信しているのだろう。もしかしたら新内閣を知っているのかもしれない。
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空気つぎ 2

2020年09月14日 | 生活・ニュース

 先日、初めて見て知った「自転車の自動空気つぎ」を書いた。投稿は19時前後だった。翌朝パソコンを開くとなんと空気つぎのCMが数件載っている。これまで興味あるCMを開くとしばらくは関連する商品の紹介がアップされる。こんな物もあるのか、そう思いながら眺めているが、買い物かごに入れることはない。

 それにしても自転車の空気つぎなれどこれだけあるのかと驚く。自動空気つぎは10数万円から、手押しは2千円弱くらいから数千円くらいまでと値幅は広い。タイヤ圧を確認しながら手押しで空気を押し込む。押し込むには少々の抵抗がなければポンプの役目を果たさない。子どもや高齢者にはたやすいとは思えない。

 送信元が私の知らないところからアンケートが届いた。内容はパソコンにアップされるCMについて意見を聞きたいという。これは詐欺メールの1種だろうと決めつけ内容には手を付けなかった。初回試用無料で申し込んだら定期的に商品を送付されたという消費者センターの情報もある。ネットの便利さだけを信じてはいけない、ワンクリック100万円という、メール開始時の先輩の言葉を忘れないようにしている。「初回と初回だけ」の違いはあり。

 以前は自転車屋の店先に「自由にお使いください」という掲示のそばに手押しポンプが備えてあった。近所では自転車店は減ったが、私らの子ども時代に比べたら自転車を持つ子どもの数は比較できないほど増えている。子どもらは空気つぎはどうしているのだろうか。抜けにくくなってなっているのかもしれない。適正な空気圧は自転車の安全に連なる、気をつけてほしい。
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道沿いの草刈り

2020年09月13日 | 生活・ニュース

 たまに歩く山裾の狭い道。アスファルトの舗装幅は1㍍くらい、その片方は山裾からの雑草、反対側は舗装幅より狭いゴミの浮かんでいる側溝だが水すましも見かける。狭い道幅なので自転車とすれ違うには、歩く人が雑草側によけて自転車を通らせている。たまに道沿いの雑草が刈られ気持ちよく歩くこともあった。

 その道の雑草を刈られる人に出会った。高齢の男性が折りたたみ式の小さな椅子に腰をかけ、前かがみになり釜で刈っておられる。草のたけは数十㌢ほどある。その刈り取りの様子から奉仕、ボランティアだろうと思った。刈られた草は帯状に盛られ、その先には竹ほうき、竹製の熊手、大きな袋が置かれており、その周到さに感心した。

 手慣れた刈り取りの姿に「綺麗になります」と声を掛けると「お邪魔します」と返事があった。私は「ご苦労さまです」と言いながら通り過ぎた。この道は山の樹木が日差しを避けてくれるので夏場は特に気持ちよく歩けるし、車の通る表通りのバイパスの役目を果たしているから狭くても地元の人には重宝だと思う。

 最近は公道沿いの草刈り回数が減った、年2回が1回になった、声を聞くし実感している。ある年には草枯らし剤が使われたのかという雑草処理を見たことがある。雑草が刈られたきれいな道沿いは子どもたちにとっても安全な通学路であり、車ににも路側帯の確認など安全確保になる。市街の中央地域だけでなく周辺地域についてはより重要なことだと思う。
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頑張れカープ

2020年09月12日 | 地域

 試合数70、勝数27、負数35、引分数8、勝率0.435、トップとの差14.5ゲーム、順位5位(6チーム中)、残り50試合。これが広島カープの11日現在の勝敗表。カープのことなら当社と自負する中国新聞の70戦目(11日)の見出しはこうだ。広島0:4阪神。「コイゼロ行進、西勇の壁」「対エース級苦戦が続く」「3併殺で3敗目」、記事も見出しもいいとこなし。

 10日、広島2:1ヤクルト。「森下タフに6勝」「初の中5日 ピンチにも動じず」。9日、広島10:10ヤクルト。「コイ痛恨ドロー」「野村、7回途中7失点」「墼江、八回同点許す 3適時打浴びる」。8日、広島5:1ヤクルト。「粘る九里6回無失点」「1カ月ぶり白星 2度の満塁断つ」。5日、広島1:10DeNA。「大瀬良KO 自力V消滅」「今季最多8失点 球威・制球らしさなく」。

 これはここ5試合2勝2負1分のカープ戦の試合に関する新聞見出し。繰り返して読んでみようという見出しがない、写真はしゅんとしたアップが多い。プロの選手といえどもそれぞれに時々の波があり全力を出せないことはわかる。ただ、カープに対しては一昨年までの強いカープの思がぬぐえていな。

 観客数の増員も実施される方向で進んでおり、選手をはじめ関係者は希望が湧くだろう。カープ練習場も今期無観客で行われているが、緩和策は適用されるのだろうか。由宇駅のカープ階段、これを踏みしめて1段1勝の気持ちで上っていき、残り試合で来季への芽を育ててほしい。が、今日のデーゲーム「広島1:3阪神」でした。
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新しい伝統

2020年09月11日 | エッセイサロン
2020年9月11日 中国新聞セレクト「ひといき」掲載 

 定年になって何年かたっていた。朝、経験のない目の異常を感じた。何の病気かー。にわかに心が騒いだ。遠くだが、当番医である眼科へ急いだ。
 「涙腺の働きが鈍っています。治療を続けてください」という診断だった。その後、医師に自宅近くの眼科を紹介してもらった。
 そこは私のかかりつけ医になった。医院の様子を書いて投稿すると、「城下町の医院」の表題で「ひといき」に掲載された。医院長には「隣の敷地に医院を新築するので、いい記念になります」と喜んでもらえた。
 新築・開院から1年。建屋は落ち着いた和風で、歴史ある町並みへの気配りが感じられる。城下町に面していた和風の玄関は、広い道路に接する駐車場の奥となった。今はコロナ対策として、大きな自動ドアも窓も開放、風通しがいい。
 受付の木枠の窓や、床板の色つやに先代からの歴史を漂わせた待合室は、一体化されて開放的な空間になっている。
 診察は医師2人が担う。診察室内は現代風に一変、手書きのカルテは電子化された。新しい検査機器が入り、手術も可能という。高齢者はこうした変化がうれしい。安心感が増す。
 旧待合室で掲示された盆・正月の旅の写真は、エンドレスのスライド上映になった。受診待ちの間に、ちょっとした海外旅行の気分が味わえるようだ。
 スタッフの真新しい制服に目がいく。新しい伝統づくりが始まっている。
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