日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

手作り製本

2017年09月20日 | 生活・ニュース

 数年前、同好会の茅野さんが自製の製本機を活用されていることを知り、遠慮もなしに同じ物をと所望した。忙しい時間を所望品のためにさいていただき、資材、工具すべて茅野さん準備で制作してもらった。製本機の使用法と製本のノーハウも合わせ教授してもらい、大切な一品としている。製本機所持以前のブログを印刷、製本した。並べるとそれなりの味がある。以後は1年分を1部製本している。

 先日からブログが12年目に入った。今ではブログの1年が過ぎると当たり前のように印刷し製本している。今回も世に1冊しかない11集目が完成したと喜んでいる。息切れしないで続けられるのは飾らないで自然のままに書いているからだと思っている。高邁なことを書く力のないことが幸いしている。

 これまで、製本の意味を深く考えもせずに気安く「毎年製本している」と書いてきた。製本とは「原稿・画稿・印刷物・白紙などを糸・針金・接着剤などで綴じて表紙をつけ、小冊子・書籍などに形づくること(広辞苑)」とある。自作のブログを原稿としそれを印刷、教わったノウハウ通り接着剤で綴じ冊子としたので製本に該当するだろう。外注でないから手作りとする。

 「そんな面倒なことをせず外注すれば3千円か4千円で硬表紙の立派な冊子ができる」と教えてくれた人がいる。印刷は頁ごとに状態を確認しながら刷る。頁が進むにつれ冊子らしくなる。表紙印刷は何度か失敗しながら工夫して完成して今に至る。こんな過程も楽しみながら冊子に仕上げている。特に綴じて最後の工程となる表紙取り付けの緊張感と仕上がったときの満足感は外注では味わえない、と今年も一人喜んでいる。
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ある分析

2017年09月19日 | 生活・ニュース

 広島東洋カープはセリーグ連覇で地元紙は大方の紙面が赤文字に赤地紋、折込広告も大方が祝カープ優勝のお祝い売り出しで目を悪くしそうな感じだが悪い気はしない。優勝売り出しを待っている市民に、準備されていたのだろうが戦果を即刻反映させる広告業界の手腕も見事で、カープ優勝に華を添える。

 そんな紙面を作るカープ担当記者が「強いカープの今は大変だ」と話したという。不思議に思うが記者ならではの思いとわかった。勝てないときは幾つもの課題があるから書きやすい。強い今は書くことが難しいそうだ。はたから思えば贅沢な悩みにも思えるが、担当記者とはそういうものかと思う。その年間共に移動する球団担当記者はビール掛けの現場にはいない、その時間は記事を書いているからという。本当は一緒に祝いたいだろう。

 知人がSNSに日本シリーズの予測を「互角の戦いになる」と書いている。その理由は昨年のカープセリーグ優勝の日にさかのぼる。優勝の胴上げで緒方監督は両手とも握りしめていた。ジャンケンでいうところの「グー」にしていた。一方、パ・リーグ覇者の桐山監督はジャンケンでいう「パー」だった。グーがパーに負けて広島は日本一を逃した。今年、緒方監督はパー、パ・リーグ工藤監督もパー、というところから互角の戦いと予測している。勿論カープはCS戦を勝ち抜く自信があっての予測。

 広島もリーグトップになって今日までその位置を守った。だが、順風満保では無かった。9点差をひっくり返された、マジック点灯後の3連敗、相次ぐけがや故障選手の欠場、マジックも3度消えるなど色々あった。一方、黒田や欠場選手に変わって由宇球場育ちが大活躍した。セの覇権はチーム総力の賜物、その力で「互角の戦い」を制してくれ。
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投稿写真がTVに

2017年09月18日 | 自然 季節

 大型台風18号は日本列島を縦断、大きな台風の爪痕を残した。沖縄北方で進路転換直後は瀬戸内直撃の進路予想だった。それが、転換後に進路が東北東となり、九州南端に上陸、再上陸は四国となった。飛散や転倒防止などそれなりに対策を講じていたが空振りとなった。16日マツダスタジアム9回裏1死からの2者連続の空振りはいただけないかったが、わが家の空振りは心地よい。

 北日本方面で18号が荒れるなか、今朝は台風が過ぎ去り快晴の夜明け、心地よい風が秋を実感する。18日朝5時ころ、東の空の月と金星の接近を見るようにという記事を読んでいた。5時、よく晴れているが明け直前の青黒い空に目的の月は街並みの屋根に隠れて見えない。すこし間をおいて再び見に出る。下弦の月と金星が情報通り見えるが、月が少し先へ進んでいる。

 だからどうなの、と聞かれそうだが、ただ、こんな話に興味があるだけで聞かれた人には「どうでもない」が答えになる。今朝の月の姿は月齢27、その細さからまもなく隠れる直前だとわかる。暦には20日が新月とある。

 この大接近、敬老の日の話題にならないか、とローカルTV局へメール投稿した。「天気コーナーで紹介、よろしければ、ぜひ番組をご覧ください」という返信に促され放送を待った。「金星(明けの明星)と細い月が競演」というタイトルで短い時間だが放映され記念になった。カープの優勝も決まり心地よいよい一日となった。 
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選者の真似ごと

2017年09月17日 | エッセイサロン

 所属するエッセイ同好会は、発足から月例会を欠かさず開催しており今月は139回目となった。例会では、毎日新聞県内版掲載の「はがき随筆」(西部本社管内)の月間賞を参考にする。月間賞は入選3編、佳作7編と決まっている。その作品は月間掲載60編前後から選者3名によって決められる。月間賞を狙って同好会からも多く投稿するが選に入るには難関がある。

 投稿作品は選者A(支局長)によって毎日の掲載作品が選ばれる。この選考はAの基準によるもので支局長交替の都度変わる、これが投稿者には難関の一つ。月間全掲載作品から社外の選者2名(BとC)がAとともに当該月掲載作品から月間賞10編を選び、結果は大きく紙面に載る。この月間賞を例会資料とするが、紙面の結果と例会の合評には大きな開のあることが多い。

 今月は月間賞の発表が遅れ新たな企画で例会が進められた。8月の掲載全作品を会代表の作成資料をもとに63編を参加者が輪番で読み、入選や佳作に該当すると思う作品を自己採点で選ぶことになった。1作品の読みが約1分、その自己採点に1分あまりで進行する。ゆっくり派の私には多少きつい感じもしたがいいレッスンだった。

 全員の採点結果を白板で集計、同好会としての入選と佳作の10編が決まった。私は、聞いて、読んで、短時間で言いたいことが分る作品を選んだ。おって紙面に載る選者による結果を待っている。今月の選者に似た学習はその作業の厳しさの一端を感じた。月間賞を射ること、それも入選を狙って全員頑張っている。入選は年間賞への途が開け、さらには地区大会へと続く栄冠への始まりになる。
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最後の写真

2017年09月16日 | 生活・ニュース

 先日書いたNASAなどの無人探査機カッシーニ、予定通り昨15日に13年にわたる土星やその衛星の観測を終えた。購読紙の総合・国際面に30行ほどの記事で載っている。記事によると、土星への突入は日本時間15日午後7時半ごろとある。土星から電波が届くには80分かかるため、同午後9時ごろにカッシーニからの最後の信号を受信とある。

 任務終了の間際まで、先日も書いた土星大気の成分分析に挑戦したという。観測データや撮影した画像を突入まで地球に送信し続けた。突入により機体はばらばらになって燃え尽きた。これは地球周回の衛星が任務を終えて大気圏で燃え尽きる運命と同じだ。掲載した写真は、完成直後の高速道路のように見えるがカッシーニが最後に撮影した土星の輪。

 衛星の一つエンケラドスでは、南極にある割れ目から間欠泉のように水が噴き出す様子が発見されている。表面の厚い氷の下には広大な海があることを突き止めている。さらに、海底では地球と同じ熱水活動が起きているとみられ、生命を育んでいるという期待が高まっているという報道は宇宙への夢を膨らませる。

 宇宙の航海者ボイジャーは、最近話題の太陽風の届く太陽圏を脱し他の恒星空間へ向かっている。一方で長い観測を終えた探査機は打ち上げ者の目の届かない惑星へ突入し燃え尽きる。国際観測衛星は人類未来の幸せのために活動している。無限の宇宙で人でない人工物が未知への夢を開いている。そんな宇宙へ戦の飛び道具を飛行させるなどとうてい許されるものではない。宇宙は地球人だけのもではない、未来永劫安泰で欲しい。
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禁煙35年目

2017年09月15日 | 生活・ニュース

 タバコを吸い始めたのは二十歳をかなり過ぎていた。きっかけは、ある試験準備を仲間としていた。一休みしているときタ仲間の一人がタバコをふかし始めた。その煙に誘われたことで喫煙者の仲間入りとなった。タバコの量、常用となって3日で2箱くらい、1本の半分くらいで灰皿に捨てていた。「もったいない吸いかた」と母が家内に話したという。

 ある休日の朝、タバコの買い置きが切れていた。それをきっかけにキッパリと吸わなくなった。よくある禁煙宣言などしないまま喫煙にさよならできた。元々、好きでなかったのかもしれない。それでも、「ある休日」はいつだったか気になっていたが、古い古いメモの端に「昭和57(1982)年9月15日、敬老の日」、と残していた。ということから今日で35年になる。

 禁煙開始日を記憶しているようでは本当の意味での禁煙者ではない、というお叱りもあるようだが、タバコの煙漂うとこには近づけなくなっており、喫煙者に戻ることはない。禁煙宣言をしていないからいつでも再開できると強がりも言っていたが、その気は完全に失せている。禁煙の勧めもあり喫煙人口の減少は社会的にはいいことだ。

 2020年に向けて禁煙の勧めが一層拍車をかけている。禁煙は五輪開催の絶対条件と言いながら国の方針が決まらず東京都が独自の条例制定に向けて動き出した。紙巻タバコに変わって登場の加熱式タバコ、こちらも税額を紙巻と同水準にする検討が始まると報道されている。喫煙経験があり一刀両断とすることに気の毒な思いもする。その昔、喫煙室で同僚と遠慮なく語ったことが懐かしい。
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探査機カッシーニ

2017年09月14日 | 自然 季節

 今日も宇宙の話。「土星」は太陽の周囲を回る太陽系8惑星の一つ。太陽から6番目に近い軌道を回り、太陽からの距離は地球の10倍ほど離れていて、29年余りかけて太陽を一周する。大きさは惑星の中で木星に次いで大きく、その赤道半径は約6万㌔で地球の9倍以上あるという。土星といえば、その赤道上空の円盤の様に広がる輪は子どものころの教科書で知った。土星探査機によって輪は氷の塊などの粒子でできているなど数多くの新しいことが分かった。

 この探査機の名前は「カッシーニ」。1997年10月15日というから丁度20年前、米航空宇宙局(NASA)や欧州宇宙機構(ESA)などが共同で打ち上げた。金星、地球、木星のスイングバイに成功し土星へ進路をとった。打上げから7年経った2004年に土星の周りを回る探査機となった。あの輪はダイナミックに変化することや、2つの衛星に子機を降ろし表面の状況や大気の様子、間欠泉の発見から生命をはぐくんでいる期待を持たせた。

 探査機カッシーニ直近の観測作業は今年4月末、惑星と一番内側の輪の間を22回通り抜け、これまですべて推測にすぎなかったデータを採取した。また、そこから輪の起源や土星内部の性質も判明するかもしれないと期待されている。カッシーニは新しい衛星を7個発見するなど、これまで40数万点の映像など資料を収集、その解析が進んでいるという。 

 運用が順調で2回観測期間が延長されたが、9月12日衛星タイタンへ接近しその重力により軌道を変更し15日に土星の北半球へ突入し観測13年のミッションを終える。突入でカッシーニはバラバラになるが、その寸前まで土星表面の画像や大気の分析を続け新たなデータ取得を行いフィナーレとする。20年間のお勤め本当にご苦労様でした。
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12年に向けて反省

2017年09月13日 | 生活・ニュース
 
 ブログを開設してまもなく11年の月日が過ぎる。ここ数年は欠かさずに毎日書いている。公開とは言え所詮は日記、常識的なルールを働かせれば自由な気持ちでパソコンに向かえる。特別な書く訓練を受けているわけではないのでその内容は我が身の幅を超えることは無い。我が身を超えることを書こうと思えば長続きはしなかっただろう。

 同好会で教わる。登場人物と作者の関係をはっきりして文章を展開する。やたら登場人物を多くしない。書くからには自分の考えや思いを明確にする。仮に暗く息づまる話題でも文末でそれを救えたり光の差し込むような結末にする。単語やことわざなどは誤った解釈をしていないか確認する。などなど、思い出しながら、辞書を開きながら心づもりしているが、アップ後に気づいたりメールで教えられたりしている。

 人様について言える力は無いが、先日、病院の待合室で週刊誌のコラムを読んだ。書いた人はTVコメンテーターでたまに見る人だが、そのコメントは聞いても何か理解しづらい内容に思っていた。コラムは1行15字で30行の枠物、改行や文頭1字下げなどで字数は430字ほど、少ない字数なのに読みずらい、それは文中にカタカナが90字以上も使われているからだと気づいた。TVコメントの分かりづらさもこれが原因だと気づいた。他山の石として学ぶ。

 毎年、同じ反省や改めることを書いているように思うが「継続は力なり」というから加齢対策の一つにはなるだろう、そう思ってキーを打っている。この1年分は総文字数で22.5万字強、原稿用紙換算で560枚以上、我が1年の長編小説として残る。いつか子や孫が目を通してくれると嬉しい、そう思いながら製本準備をしつつ健康だから続けられたと感謝する。
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運転免許証の返納

2017年09月12日 | 地域

 75歳以上の高齢運転者に対する認知機能検査強化の新しい道交法が施行されて半年なる。高齢者の事故は依然として多い。しかし、1月から7月までの期間に運転免許証を自主返納した人は14万件を超え、死亡事故が減少するなど一定の効果があったと報道された。返納率は大都市で高く、公共交通機関が不便で生活に車が欠かせない地域は自主返納が難しいともある。

 返納促進のため、自動ブレーキなど先進安全装置を搭載した「安全運転サポート車」に限る限定免許の導入など、自主返納促進と事故削減への取り組みもある。免許証返納した高齢者をサポートする環境も自治体によってはあると聞くが我が街ではまだ聞かない。そんな記事を読んで散歩に出かけた。

 そこで見かけたのは旧市内のあるバス停の1日片道1便の時刻表。そこは以前幹線道路を避けて運行される循環バス路線のバス停の一つで重宝されていた。この1便しかないバス便を利用してきた人は、帰りのバスはやってこないことになる。不思議な路線というか、利用者のことなど思いつかない企業の姿勢を感じながら返納は厳しいと思う。

 返納したくてもできない人もいる。市内北部の限界集落に実家がある人の話を聞いた。実家には義姉が独り住まい、家の周りの畑は猪、狸、鹿、猿などのオンパレードで荒れ放題、買い物や通院は予約すれば送迎もあるが時間が決まらないなどで車は手放せない。街中の病院へ通うときは車でなければ宿泊になる。こうした地域の人らにも免許返納促進の策は何があるのか、思いつかない。
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最短で木曜日か

2017年09月11日 | 地域
 
 男子100㍍で9秒98、日本で初めて10秒の壁を公式に破る記録が出た。この記録を達成したのは東洋大の桐生祥秀選手。9日の日本学生対校選手権、追い風1.8㍍の好条件下で力強いピッチを最後まで維持し達成したという。日本の誰もが抱えていた長年の夢が達成され新聞各社は号外を発行した。世界で9秒台をマークした126番目のスプリンターとなった桐生選手は「これがスタート」と話す。3年後を楽しみにしたい。

 このところ若手選手の活躍が東京五輪へ向けて期待させてくれる。柔道、卓球、レスリング、バトミントン、体操。水泳などなど世界の舞台で活躍し新聞スポーツ面を飾る。時には1面でメダル獲得が報じられる。連日のように緊張の続く世界の政治情勢を気にするも、ひと時の潤いを感じさせてくれる若い選手の姿に夢を託す。

 郷土に目を向けるとサッカー、広島はJ1サンフレッチェ、山口はJ2レノファ共に降格圏で戦っている。ともに主力選手の移籍など気の毒な条件を備えてはいるが、地元応援員としては歯がゆい思いでいる。試合も残すとこわずか、確かなゴールを狙ってシュートし悔いを残さないで欲しい。

 プロ野球セリーグ、CS出場で広島は決定、残り2チームをかけて熾烈な戦いは続く。そんな中で今朝の知人のSNS書き込み「最短木曜日リーグ優勝」とある。根っからのカープフアン、単にフアンだけでなくデータにも詳しく分析力とそこからくるひらめきにも優れている。今日は試合無し、ということは14日マツダスタジアムで決まる。楽しみに待とう。
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