日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

宇宙の航海者

2017年09月05日 | 回想

 「40年前出発 太陽系外へ」という見出し記事を見て、そんな宇宙探索機に目や耳を傾けたことを思い出した。ボイジャー1号は1977年9月5日に、2号は同年8月20日に地球から飛び立った。飛び立った順とは逆の番号がついているが、同じ日に打ち上げるはずだったが予定変更で1号が遅れて飛び立ったという。打ち上げの目的は、木星、土星、天王星、海王星と太陽系外の探索だった。

 1号機は木星、土星、2号機は木星、土星、天王星、海王星へ接近した。その際数多くの鮮明な写真撮影に成功した。写真からは木星にも土星のようなリンクがある、木星の衛星には活火山がある、土星のリングは奥のリングの重ね合わせからなっているなど、接近しなければ分からないことを教えてくれた。

 1号機は2012年8月25日、太陽圏を通過し太陽系から他の恒星空間へ出たという。地球から208億㌔離れたところを進んでいるという。2号機はまだ太陽系を進んでおり地球からの距離は171億㌔の位置を探索を続けながら進んでいるという。

 ボイジャーには重要なミッションが託されている。将来、宇宙にいるかもしれない生物、知的生命体と出合った時に、地球はどのような星かを伝えるディスクを搭載している。地球人の知らない未知の空間を40年間航海しているボイジャー、ディスクを届けることを願いながら安全な航海を祈る。難しいことは分からないのに、宇宙の話になるといつも熱心に記事を読んでいる自分を不思議に思う。
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