日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

秋の空

2012年09月20日 | 生活・ニュース
           

 昨日は彼岸の入り。「暑さ(寒さ)は彼岸まで」、厳しい厳しいと叱責を受けていた残暑も、いにしえの言い伝えどおり遠のいた。新聞を取りに玄関を出る。5時頃の気温は15度くらい、一気に涼しくなった。「もう夏日に戻ることはありません」とローカル放送局の気象予報士は宣言、良い季節になった。 

 緑のカーテン、と呼ぶほど威勢のいいできばえではなかったが、夏の間、咲いたり生ったりして楽しませてくれたつる科の植物を取り除いた。一部は来年用のために採種もした。どれもプランター育ちだが、その底まで張り詰めた根を取り出すのは容易ではなかった。夏用のDNAを持っているのだが、厳しい季節を乗り越える底力を見た。

 背も高く横に広がっていたつる科が姿を消すと庭が広くなった感じ。収穫量も味も大満足させてくれたミニトマトのプランターを置いていたあたりが、少し誇らしそうにしているように思える。朝顔が咲いたあたりでは、早くに落ちた種から育った数センチの芽が何本も伸びている。自然の回りは留まらないことを感じる。

 田んぼ沿いの道を久しぶりに車で走った。稲刈りは9分どおり済み、はぜ掛けの稲が秋の日を浴びていた。家内の実家は自給用だけの米を委託生産している。それでも新米の収穫が終わるとすぐに届けてくれる。その新米が今日、届いた。明日からいただく。京都の孫はご飯が大好き。その孫へもお裾分けを送る。一緒に送るものを家内が考え中。
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1枚の写真から

2012年09月19日 | 生活・ニュース
                      

 ブログめぐりをすると「そうなの、そうか、いまごろ、ふしぎだ、それから・・・」などなどいろいろな話題にめぐり合う。そんな中に時どき不思議を感じるときがある。最新の不思議は写真。

 親しい人との楽しかった旅のことを書かれた話。訪ねたところは初めての場所なので観たもの、食べたもの、語らいみんな楽しく書かれていた。ここまでなら普通のことで珍しさはない。

 そこに掲載された数枚の写真のうちメインは私も名前だけは知っている名所。そこの由緒などを読みながら、大判のそれはアングルも色合いもいいなと思いながら眺めていた。そして、おやっ、と気づいた。写し込まれている日付は投稿日より2日先の日付。目をぬぐって確認するが間違いない。

 推理ドラマなら意識して図るトリックとしてあるだろう。が、これは普通の人のブログ、その必要はない。理由はカメラの日付設定が違っているのだろう、と決める。今までも多くの写真を載せていた人、カメラが変わったのかと続けて思う。

 出かけるときはいつも小さなデジカメを持ち歩く。持ち歩きはするが、このカメラ、使い始めた時に日付や時刻の設定はしたもののそれ以後、何年も確認などしていない。いい機会と、操作を思い出しながら確認すると、日付はあっているが時刻が10分進んでいた。

 カメラに限らず、生活の中で行っているいろいろな計画や設定などの内容について、その確認や見直しが時には必要だ、そう自分に言い聞かせる。2日先の日付写真のブログをもう一度開き礼をいった。
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6冊になったブログ

2012年09月18日 | 生活・ニュース
                      

 昨年の春過ぎ。9月にはブログの開設から5年という節目を終えるので、全掲載の中から幾編かを選んで1冊にしたい、そんな心積もりで準備を始めていた。

 ところが梅雨のはじまるころ、家庭医の検診で大腸癌の疑いが出た。そのため、1冊を作ることより、病気と向き合うというサイド変更になった。家庭医の手順を踏んだ診察や検査で疑いは正真正銘の癌と判明、秋に医療センターで切除手術を受けた。

 術後の回復は順調に思えたが、3カ月すぎた今年初め、体力の低下などから思わぬ病に罹り、春過ぎまで無理をしない生活を続けた。エッセイを書く・作る、その意欲はあってもまとめるとこまでいけない。そんなぐずぐずした日を歯がゆい思いで過ごした。しかし、妻の支えもあり、初夏を迎えるころから体にそれなりの自信が戻ってきた。

 すると中断していた1冊を思い出した。その前に、ブログ開始から6年目なっている。その区切りとして、ブログ1年ごとを1冊にまとめてみよう、そう計画を変更して作業を始めた。6年、小学校でいえば卒業する年。そして児童から生徒というひとクラスアップして自立心を育てる学業を学ぶことになる。小学校卒業文集のつもりでまとめよう、と決めた。
 
 横書きのブログを文集風への置き換え、改行した行の削除、数字や英文字の変換、やってみると思っていた以上に手間の掛かる細かなことが多い。時間を掛け何とか仕上げた。B5版で総冊数6、掲載数1912編、本文の総文字数104万字、目次など入れて6冊合計で2250頁。で、印刷したものを見ると編集ミスがそこにも、こににも、あそこにも・・・、自分だけの1冊だからまあいいか、と矛を収める。

 製本は工房木馬さん製作の製本機とノーハウをお借りし本の形にした。気に入っている。
 
 ブログは岩国エッセイサロン入会を機に勧められ、そしてはじめた。稚拙な内容でも本人はその時に喜んだり怒ったり考えたりの綴りなので、それなりに満足している。ひとつでも何か作り上げた、そんな形に残せるものがあれば、そこへの挑戦もまたひとつの人生かも知れない。2013年には達成したい小さな目標がある、そのために頑張ろう。

 癌は術後5年間の経過観察がある。前回の定期検診時、乳がんを患われ5年目で最終の診察日という女性に出会った。診察を受けられたあとの顔、それは生への喜びに満ちていた。医者からOKがもらえ、あの女性のような喜びを得るぞ、まもなく1年目の検診。
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6年目が終わる

2012年09月17日 | 生活・ニュース
            
 
先日、中学1年生がこんなことを書いていた。小学校では上級生だったが中学校では先輩と呼ぶ。挨拶ひとつにしてもそれまでの「おはよう」から「お早うございます」と敬語に変る。それも頭を下げながら挨拶する。その驚きとその良さを交わりの中で学んでいる。2年生になったら恥ずかしくない「先輩」になろう。

 ブログを始めて今日で6年が終わる。うるう年2回を加え2192日目になる。小学生なら卒業して中学校へ自動進級し児童から生徒になれる。先述の中学生のような新鮮さを感ずる年ではなくなったが、ひとつの節目として記しておきたい。

 このブログ、岩国エッセイサロンへの入会にあわせ勧められて始めた。内容はともかく楽しく画面に向かっている。大きなことを達成しようとか、新しい能力を芽生させるなど思わずにここまできた。そんな合間に新聞へ投稿しそれが掲載されると単純に喜んでいる。顔を知らない多くの人に目を通して貰って喜んでもいる。

 今年は今日が敬老の日、町内の敬老会への参加は75歳から、案内がもらえるまでにはもう少しある。最近の高齢化のスピード化に伴って様々な角度から問題が指摘されたいる。時には報道過多と思うこともあるが、ブログを書くことが物忘れや痴呆症などの発症遅延に少しは役立つかも、ちらっと思う。 

 7年目の明日から何か変わるかと聞かれても答えはNo。ただ、稚拙でも楽しく飾らずアップしていきたい。 

 写真は卒業した小学校の玄関、懐かしい(岩小HPより)。今は鉄筋の校舎となり偲ぶ由もない。
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誉めことば

2012年09月16日 | 陶芸
           

 月2回の陶芸教室、8月はお休みだった。というのは、その施設は夏休みになると子どもら専用館かと思われるほど子どもらで賑わう施設。そこは集団教育の大切な役目を担っている公共の場。ということで将来を託す子どもらへ席を譲るとは方便、夏休みは子どもら以上に欲しい長~い人生経験者ばかり。

 「いい色合い」「斬新な形」「いつ勉強したの」「贈り物にしたら喜ばれる」など、仲間の作品を評して誉める言葉はいろいろ。気にいったと思っている作品にピタリの誉め言葉がかかると嬉しい、らしい。自分にはそんな思い出がまだ無い。

 夏休み明けの初回、「いいですね」と制作の途中から指導員の声が掛かっていた作品の作者、完成として次の工程へ進む。その作品を評してある人が「今日は粘土が良かった」という。制作の腕でなく粘土が作品の出来栄えを助けたというのだ。制作者は苦笑しながら余った粘土を丸めた。時にはみそくそな言葉で誉めあう、楽しい集団だ。

 遠慮なく評しあいながら粘土を練る。練りながら作品の姿を思い描く。日常の話題を口には出しても思い描く仕上がりの姿はなかなか口には出さないでいる。そこは積み重ねた年齢の技といいたいが、定かな形になっていないからだろうか。声を掛けられる作品作りができる腕前、早くそうなりたい。
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ISS補給機「こうのとり」

2012年09月15日 | 生活・ニュース
           
 

 「こうのとり」は一家に幸運をもたらすとか、赤ん坊を連れてくるという言い伝えのために、昔から人々に非常によく親しまれ、また大切にされていた。しかし、狩猟による殺戮や農工の近代化にあわせ日本では一時、絶滅した。そのご保護増殖活動が展開され、再び姿を見れるようになった。

 宇宙ステーション補給機は同じ名前の「こうのとり」。これは国際宇宙ステーション(ISS)へ補給物資を運ぶための、日本が開発して運用している無人の宇宙船。これまで3回ISSへ物資を運んだ。3回目、ISSから切り離された直後、軌道を外れたが修正され「9月14日午後2時27分頃、ニュージーランド東の海上上空において高度120キロに達し、大気圏に突入し今回のミッションを終了した」と発表された。

 今回は、大気圏突入の際の補給機が分解・燃えるという破壊の様子のデータが取得されたという。今後の物資輸送後の機体回収や将来の有人機用への資料にされるという。これまで大気圏へ突入し燃え尽きる長く赤い帯を見ていたが、そこに科学のメスが入れられた。

 このデータ収集装置は、バラバラになっていく「こうのとり」の機体から飛び出し、収集したデータを衛星通信で日本に送信したという。この映像は公開された。素人には何も分からないが、貴重なデータが得られたようだ。こんな年でこんな情報に喜んでいるこんな自分、どこかで呆れられているだろうと思う。
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アップデートは大切

2012年09月14日 | 生活・ニュース
           

 2日ほど前、朝パソコンを立ち上げようとしたら「不正終了されたので・・・」と画面表示が。前日の夜に特別に何かをした覚えはない、手順どおり起動し、いつものようにインターネットのアイコンをクリックした。そしたら表示まで十数秒かかった。やり直してみたが同じ。不正終了表示の影響だろう、そう思いながら使い続けた。

 夜のパソコン時間、やはインターネット立ち上がりに時間が掛かる。素人にその原因のつかみようはない。点検してもらうか、そう思いながら今朝、いつものように起動したら、ソウフトウエアのインストール指示が表示された。これは教えられている通り、いつものようにインストール。時間は少し掛かるが、欠かしたことは無い。

 再起動後、インターネットは一呼吸ほどで繋がった。アップデート、その意味を引いてみた。それは「コンピューターで、ソフトウエアの内容を、より新しいものに変更すること。不具合の修正や小規模の機能追加を目的として、ソフトウエアのメーカーや作成者が提供するソフトウエアの一部をインストールすることを指す」という説明。

 このアップデート、何度も実行してきたが、特別に効果があったという気づきはなかった。アップデートはソフトの更新と思い込んでいたが「不具合の修正」もあることを知った。これまでも知らないうちにその恩恵を受けていたのかも知れない、その大切さをこの年にして知った。
 
 パソコンに詳しい人には笑い話にもならない内容だろうが、クリックするだけで不具合の修正が出来た、やはり優れものだ。何か気持ちよくネット巡りが出来た。
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網を張る

2012年09月13日 | 社会 政治
           

 山裾の小道を歩いていたら、名前は知らないが似たような蜘蛛の巣が数張り並んでいる。その芯で各網の主はじっと獲物が掛かるのを待っている。そのうちのひとつを大きな虫が突き破って通り抜けた。網は一部分が破れ大きく揺れた。それでも主は芯のところから動く様子は無かった。唐突だが、永田町の騒ぎが浮かんだ。 

 代表と総裁、呼称は違うが、今の日本の2大政党の党首選がトップニュースになっている。党首になれば片や総理続行かこなた近々総理になれるかもしれない、日本のトップの座を競う選挙。だが、党員やそのサポーターでないと投票権が無い。党や議員身分だけの都合で総理を変えてもらっては困る。

 立候補を名乗り出るまでの経過、報道で知るわけだが、あちらの縦糸からこちらの横糸まで四方渡り歩いて初めてその意志表示にいたる。意思表示があると、代表や総裁に就任したらこうする、その考えだけでは運営できないかのように、人間関係を含めたもろもろの情報や裏話が出る。それらに持ちこたえられる力がないと、党首選は戦えないようだ。
 
 「網の目に風たまらず」といわれる。しかし、名乗りを上げるということは「網なくして淵にのぞむな」の例えどおり、そこには何かの網が張ってあるのだろう。かっては飛びかったという実弾は消えたという。変わりに論功褒章や論功人事とい活字が報道に載る。投票権のない者の願いは国民のための政、それだけだ。

 
 

 

 
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恒例の家事

2012年09月12日 | 生活・ニュース
           

 新築の翌年から欠かさず実施している年1回のメンテは床などへのワックス掛け。広くはない床面積だがあれこれと置いているもろもろの物を移動させることから始める。家内との協働でないと動かせないものも、何年もやってきたことで呼吸は合っている。自前でキャスターを取り付けてひとりで動かせるようにしたものもある。

 移動した跡の掃除、年単位の埃と挨拶を交わす。続いてワックス、注意書きに「拭くのではなく塗るように」とある。十数年前のワックスに比べ最近の品は扱いやすい。乾燥時間も三分の一ほどでよくなっており仕上がりは早い。

 乾燥して少し光沢を感じさせる床を見ながらつめたいお茶を飲む。最近までは1階と2階を1日で済ませていたが、暑さや体調を考え2日に分割して済ませる。今日はその2日目。腰を落としワックスを塗るのは小学校での床拭きを思い出す。先日の2学期始業式の日の教室の掃除で床拭きをする児童の映像は昔と同じスタイルだった。

 移動したものを元の位置に戻す。広く感じていた床が急に狭く感じる。いつもの広さなのに一時の錯覚が惑わかす。ガラス越に入る陽のひかりが白く床をてらす。心なしか柔らかく秋の装うおいを感じる。そういえば富士山で例年より早く初冠雪が観測されたという。公園の落ち葉も舞っていた。季節はとまることなく移っている。
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秋らしく

2012年09月11日 | 自然 季節
           

 子どもの喚声などであれほど賑わっていた公園の噴水まわり、猫の子一匹見えない静けさ。残暑厳しいといいながらも夏が過ぎ去ったことがひと目でわかる。

 芝生は瑞々しい緑を残しているが、周囲の木々の葉が色づき始めた。桜も来春の開花へ向けて長い準備期間に入る。

 紅白が咲を競い合っていた百日紅だが暑さに少し疲れたように見える。幹はつるつるしており、もうしばらくは頑張ってほしい。

 秋は立秋から立冬までのおよそ3カ月、するといまどきは初秋から仲秋にかわるころになる。秋が深まると昼間が短くなる。今月末までに30分も日の入りが早くなるり、10月に入ると午後5時台になるとか。

 錦帯橋の鵜飼、例年より10日長く行われたが昨日で終り、これで夏の催しは終わった。鵜飼は観覧者増を狙った新しい工夫が取り入れられたそうだが、成果のあった報告が聞きたい。

 錦川の上流でオオサンショウウオの観察が続いている。稚魚を守る親の姿も映像で紹介された。今月下旬には全国オオサンショウウオサミットが開かれるという。川にすむ自然の生態を見てみたい。
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