日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

時代劇

2008年01月20日 | 生活・ニュース


勧善懲悪物語の時代劇、嵐寛・坂妻など祖母と一緒に見た四角な白黒画面の中での男優の活躍が懐かしい。

画面が大型化しそして天然色へと映画の世界は発展していった。総天然色からオールカラーの表現、いつの間にか当然のこととなり使われなくなった。技術の進歩に合わせ今ではバーチャルリアリティー、仮想の世界がいともた易く画面に登場する。

こんな中での時代劇。時代劇は「武家時代を題材や背景にした映画・演劇」(日本語大辞典)とある。武家時代の姿を今に留める街並みは消えうせ、やがてはバーチャル画面の時代劇になるのではと心配する。

水戸黄門さま、助さん格さん、お銀さんに八兵衛さんを座らせ「お茶を頼みますよ」と言わせたい場所がある。公園にある旧城主の先祖を祭る神社の鳥居の下にある茶店。春は桜、秋は銀杏と背景も申し分ない、とひとり思っている。

時代劇人気はどれほどあるのだろう。BS放送には時代劇専門チャンネルがある。再、再々登板の時代劇が早朝から夜半まで放送されている。鬼平犯科帳・剣客商売はたまに見る。原作を読んだときのあの緊迫感は伝わってこないが。

年が明けても「偽」がはびこる社会。素晴らしい印籠で正直者が救われる世直しの主が求められる。

(写真:黄門さまを招きたい茶店)
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春待つころ

2008年01月19日 | 自然 季節


センター試験が始まった。受験生諸君には来る春に向かって蓄えた力を全開にして欲しい。天候や交通事情による大きな混乱がなく受験生はもとより関係者の皆さんホットされたことだろう。わが家では20年も前の思い出になっている。

小寒から2週間、冬平年の天候が続いている。朝ウォークの時間、玄関のドアを開いて感じる冷気は年とった面の皮でも冷たい。青空駐車の窓は霜に覆われている。冬は寒くないと畑の虫が生き延び農家が困る、燃料高騰でも冬は寒くないといけない。

この寒さの中でも生き物は春に向かって息吹いている。

公園の白梅の幾本かに花がついている。咲き始めたというにふさわしい花数だが、これをバックに記念写真の方もおられる。1本の紅梅に小さな小さなつぼみを見つけた。

数ミリほどのつぼみだがその1つ1つはしっかりとした紅色、それが木全体を覆うようについており、少し離れて眺めるとぼんやりと紅色に見えるほどのつぼみの数がついている。

紅梅は華やかで美しいが、白梅の香りと気品には及ばないと言われるそうだ。その白梅は寒い季節に百花に先んじて咲く花として尊ばれたそうで、古くには花と言えば梅といわれた時代も有ったようだ。

写真を撮っているとき孫と同じくらいの女の子が「私も撮ってみよう」とシャッターを押し始めた。数枚とって内容を確認して待っている母親のほうへ駆けて行った。春の息吹はじめを撮った子、どんな成長をしていくのだろう、きっと優しい人になるだろう。ふと、同じ様子で写真を撮る孫の姿を思い出した。

暦で大寒はまもなく。梅は俳句の季語では「早春」という。県内の梅の便りもちらほらと届き始めた。今が春待つころか。

(写真:紅梅の小さなつぼみ)
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同人誌「花水木」2号

2008年01月18日 | エッセイサロン


エッセイサロンの同人誌「花水木」第2号が出版された。どんな新刊書にも勝るインクの匂いがする。花水木は、昨年1年の間に新聞掲載された会員のエッセイを収録した、結成2年目の会員の活動の足跡である。

前書きによると、昨年の創刊号に比べ掲載数・ページ数共に1.5倍に増え随分厚いものっとなった。特記は宇野千代生誕110周年記念エッセイコンクール「幸福の言葉」PARTⅡで一席となった会員の作品も掲載された。

入会して1年余、毎月の例会へは欠かさず出席している。会員とそうでない方の作品も読み合わせ感想を述べ合うなかで、スキルアップに連なりことを自分から掴んでいく、考えてみれば難しい例会かも知れない。が会合は実になごやかに進む。

エッセイサロン代表のOさんは、年末の紅白歌合戦をBGMにして最後の編纂をされ、予定日通りの出版となった。そんなことを思いながらめくる。昨年投稿し掲載された自作は7編。本として読み直すと年甲斐もなく感が高ぶる。

エッセイについて「まえがき」で次のように述べている。この姿勢は単にエッセイを書くことだけでなくこれからの日々にも通じる。

「エッセイを書くということは、単に文章を書くということではなく、人・もの・自然・社会を丁寧に見て感じることである。言い換えれば、充実して生きることだとも言える。生きる年数を重ねても、なお感性を鋭くして、感じたこと・思うことを鋭く切り取り、これからも良いエッセイを創作していきたい」

今日の例会、会員の一言決意は意気高く、3号への歩みは始まっていた。

(写真:読む前の花水木2号)
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出張講座

2008年01月17日 | パソコン講座


出張講座は自治会・婦人会・教委・地域団体などの主催されるパソコン講座に講師としてお手伝いする会独自の呼称で、始まって5年目になる。最近は皆さんに認知されたのか毎月講師派遣の要請がある。

今年初めての出張講座は或る自治会主催でその地区にある供用会館が会場。

冷え込みの厳しい夜明けそのままに会場は寒かった。パソコンのセットを終えたころストーブの暖かさをようやく感じるようになった。申し合わせたように受講者の皆さんが来場され始めた。

自治会長さんの「パソコンは1にも2ににも触って使って慣れること」のご挨拶で講座が始まった。今回は文字入力が出来始めた方を対象にワードとエクセルの初歩的な内容がエントリーされた。会としても改訂テキストによる始めての講座になった。

防寒着を着用して始まった講座も途中から無意識にそれを脱がれる熱のこもった受講者の皆さんだった。

自治体の財政難はこの地も同じ、こうした講座への支援も細るばかり、新年度はどのように変わるのか先行きは不透明だ。他方、パソコンを習いたい方は多くおられる。習得したいニーズをお持ちの方にどんなにしてお応えをするのか大きな課題を背負っている。

(写真:講座の様子)
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黒帯

2008年01月16日 | 生活・ニュース


きのう成人式のニュースを見ながら昔は15日が成人式だった。40数年前、今は駐車場に変わったが、その時の式場は大型スクリーンの最新映画館だったと思い出した。その日の夜には青年団の祝賀会もあった。今のような大騒ぎや華美な様子はなかった。

柔道金メダリスト黒帯の井上康生の結婚記者会見の様子を観た。試合中のあの顔、CMでのあの顔からは思いもよらない「頼りなさそうな顔」に好感を持った。シドニーオリンピックで母の遺影を掲げた表彰台、世界に名立たるあの選手の人間さかとひとり納得した。

井上は「今年の目標は北京オリンピック代表、そしてオリンピック金メダルです」に続けて「私にとって今年はいろいろなことで特別な年になるでしょう」と元日に語った。特別なことに結婚が含まれていたのだろう。

黒帯は黒帯でも今朝の新聞の黒帯、株価の安値行の黒帯は本当に寒々とする黒帯に見えた。新聞・TVともに専門家というひとの解説を読ませたり聞かせたりしてくれるが、日本の実力がどこにあるのか理解できない。今日も大幅な値下がりだった。明日は・・・・・・。

(写真:今朝の新聞の株式欄)
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お土産の絵

2008年01月14日 | 生活・ニュース


「お土産に絵を描いて帰るね」と三が日が終わる日、少し遊びつかれた感じがするときを見計らったかのように孫が提案。異存あるはずがない。画用紙もクレパスもそして画板も帰省時の必需品として準備してある。

描く時は無口で一心不乱。見ているうちに気が緩みそばでうたた寝。ハットして薄目で見るが描き続けている。何度かそんな繰返し。「おじいちゃん描いたよ」の声でまどろみからさめた。

2枚の絵はどちらも女の子らしい絵だった。雪合戦の絵は分かった。もう1枚は「おばあちゃんとおばあちゃんの妹」という。やけに若作りな絵に評が出なかった。孫はいつものように「飾ってね」と言って片付け始めた。

帰省のたびに絵を描いたりぬり絵をすることにしている。年毎に少しではあるが上手くなっているのかな、と身びいきな目で見ている。帰省したとき飾ってある事を確認し笑顔で喜ぶ顔を思い出しながらも飾った。

たわいない様なことがいつまで続くか知れないが楽しみに成長を見続けたい。

(写真:右が雪合戦、左はこれまでの絵)
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とんど焼き

2008年01月13日 | 生活・ニュース


三連休中日。毎年1月の第2日曜日は恒例のとんど焼き。昼間は近所の河川敷広場、暮れてからは錦帯橋の下川原で催された。両方の炎にあたりそれぞれに無病息災家内安全をお願いした。

注連縄や破魔矢にお札、子どもたちの書初めもあった。さすが門松はなかった。燃え盛るそばで、どちらも暖かいモチ入でほど良い甘さの善哉がふるまわれた。善哉は「善いと感じてほめ、または喜び合う語」という。とんど焼きに善哉が振るわれる慣わしはいつ頃からだろう。

暦より1日早く成人式があった。
玄関前に立つ晴れ着姿の娘さんを父と祖父と思われる2人が撮る姿をみた。ほほえましくなるような光景を見ながら通りすぎた。親はもとより親族にも頼もしいことでこの門出を祝う気持ちになる。

新成人の諸君、選挙権を持つ責任を自覚ししっかりした足元を築き挙げて欲しい。

(写真:河川敷でのとんど焼き)
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雨上がり

2008年01月12日 | 生活・ニュース


市の保健センターから葉書が届いた。
定期健診で1項目「肺がん検査について心配はないと思うが関係者と相談する」という診断があった。そのこと自体を失念していたが「検査では異常を認めません」という通知だった。

知人にも肺がんの手術経験者がいる。その1人が術後の跡を見せた後にこう話した。

風邪と思い行きつけの医院でレントゲン写真を撮った。すると、この写真を持ってすぐに行きなさい、と命令口調である病院を紹介された。診断の結果は肺がん、すぐに入院・手術になった。病院の医師から「医院の先生は命の恩人」と言われた、自分もそう思っている。そして早期発見が大事と付け加えた。

関係者の相談とは専門医を交えた複数の医師がレントゲン写真を見て検討することのようだ。ということはしばらくは安心ということになる。葉書には「次回も受診ください」と注記がされている。

久し振りの雨。深夜には雨音を聞いた。市の奥地では40~50㍉の降雨があった。雨上がりの山合や川面からは靄が立ち上る。日本画風の情景はいつ目にしても趣がある。心和む。人の病も苦しくて高価な検査をしなくても立ち上る何かで診断が出来ないだろうか。

(写真:雨上がりの心和む情景)
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変形樹

2008年01月11日 | 自然 季節
気になる木です。



木の種類や名前は知らないがいつも通る道そばに3本並んで立つ木。周囲の様子から植えられたものだろう。
大きな弦が芯となる幹にからんだように延びている。弦の触れ合うところに様々な形をした彫り物が出来ている。これは人工ではない。見ていて飽きない。


この松も気になっていた。曲げた人の膝に見えたり頭を伏せている人のように思えたり、高さは2階の屋根より少し高い。庭木だから人の手が加わっているかもしれないが、ここまでにはかなりの年月が必要だったろう。松は喜んでいるだろうか。

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陽気

2008年01月10日 | 自然 季節


天気予報は㋂中旬とかの気温と伝えている。ここ2、3日の昼間はいい陽気だ。燃料高騰のおりこのまま春が来ることは有りがたいのだが、季節は小寒が過ぎたばかり寒さのぶり返しは気に留めておかねばならない。

とはいえ、植物は春に向けて活動を始めているようだ。
30年余り楽しんだ沈丁花が枯れた。掘り起こすとき、元気そうに感じた小枝を鉢に挿しておいた。その小枝が新しい世代として定着しひと塊10数個の花芽をつけている。

花は地味にだが秋に咲く金木犀にも勝るかと感じさせる香り、爽やかとはいえないがその匂いで花の位置が分かる。花に鼻をくっつけその香りを嗅いだら気分悪くなった、そんな話を聞いたことがあるが試したことはない。

あの香りは沈香という香りに似ており、葉が丁子という植物に似ているところから沈丁花になったと解説されていた。沈香も丁子も知らないが似ているから付けられた名前とは少しばかりもの悲しい。

3月になれば元気な姿で2代目の花を咲かせてくれそうだ。

(写真:鉢植えに育った沈丁花の花芽)
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