日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

道しるべ

2007年06月10日 | 生活・ニュース


これまでとは、まるで異なる新職場。仕事も、同僚にも不満はない。導入教育も素直に受け入れられた。3ヶ月位たったころ、少しは戦力になれるかと思い始めた。一方で、なにか重しを背負っているような気持ちに気づいた。といって、重しに感じる不満を思いつかない。
こんな日々を続けてはいけない、それは強く意識していた。

答えを見つけ出せたのは偶然だった。

1人になった終業後の職場。指導を受けた復習をかね、処理できなかった仕事をしていた。ある方が「ちょっと教えて」と尋ねてきた。規則集を見ながら何とか説明できた。笑顔で「ありがとう」と言ってくれた。初めての実践、ホッとしたとき、気持ちが軽くなっている、重しを感じない、そんな自分に気づいた。

その日の帰り道、夕暮れの橙色の空は今も目に残っている。

どうして気持ちが軽くなったのか、数日そのことを考えてみた。あの日、質問へ説明出来た、納得してもらった、仕事が出来た、この3つのことで気が楽になた。こんな繰返し繰返しをするうち、上辺の知識だけではない、問題に実践できる知識が要るんだ、「実践できる仕事の実力をつける」、これが自分の結論になった。

40歳直前の経験だった。そのことがあってから、仕事への積極さや発言が増えるなど、自分の変化を実感した。
悩みながら自分で見つけた分岐点、時に思いだし、迷惑をかけない高齢者生活を送りたい。
(写真は進路を決めさせる表示版)
コメント
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