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主婦は夕食準備に忙しいころ。「印刷できません。教えてください」と受話器から聞こえた。先日開いたM町でのパソコン講座、そのときの受講者からだった。「困ったときには電話をください」と講座の終りに電話番号を板書した。
お互いパソコンの前で電話を持っての会話。電源は、インクは、パソコンからプリンターへの操作は、用紙は等などの様子を伺う。テキスト通りで間違いはない。
「どうして印刷できないことが分かったか」との問いに「印刷したら白紙が出てきた」その声は不信そうだった。「インクジェトですか」「そうです」。「前回いつころ印刷されました」「覚えていない、何ヶ月もまえかも?」。
ノズルの詰まり、と判断し電話講座を始めた。いくつかの操作を電話で伝える。初めての操作です、といわれながらも手際よく進むように感じた。数分で終わった。
ジィージィーという印刷独特の音が電話を通して聞こえ始めた。待つこと10数秒、「印刷できます。ありがとうございました。またお願いします」で電話講座は終了した。
それは我家の夕食時間だった。遠隔講座、いやプリンターを復活させたのだから遠隔操作なのかもしれない、晩酌が美味かったのはいうまでもない。
(写真はパソコン講座用のテキストを印刷中のプリンター2台))