日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

新聞創りから

2007年06月16日 | 生活・ニュース


3ヵ月前、新聞へ載った私の投書が縁で、同じ市内の3児の母であるNさんが訪ねてきた。

投書は、毎月作る孫の名前を付けた新聞が70号になった、その経緯や希望を綴った500字ほどの内容だった。それを読まれたNさんは、インターネットを駆使、我家へたどり着いた。熱心さに驚いた。理由は、家族新聞を作っている人、その1点だった。

その日「新聞作りは初めて、第1号です」と持参した2種類の新聞を開いた。学校新聞の発行などで少しは「新聞作り」に関心は持っていたが、素人作成の第1号とは思えない出来栄えに、ただ驚いただけだった。

よく見、話を聞くうちに思い出した。
私は、ある新聞社のブログを、その開設時から訪問している。そのブログの中で、面坦といわれるプロの新聞屋さんから、賞賛されたことのある新聞だった。そのときは、うまく作ってあると思うだけで、誰が作った、そこまでは関心を持たなかった。その作成者が訪ねてきたNさんだった。
最後に先達の話しを紹介した。「2号が出来たら続いていくそうです」と。

その2号が出来たました、と来宅。
苦労話を聞きながら目を通した。B4版6段で片面の新聞は、取材した内容と写真がバランスよく配置されていた。市内のある施設の子供たちが、力強く生活する姿を、愛情もって書かれた内容だった。多くの人に、子供たちへ目を向けて欲しい、そんな願いも伝わる力作だった。

お土産に「祝.結婚40年」と銘打ったケーキを貰った。結婚記念のケーキ、何年振りかも記憶に無い、そんな嬉しい品だった。早速口へ。和菓子好きの口だが、うまい、と一気にいただいた。Nさんは、新聞に載った私の随筆で結婚40年を知り、お祝いをしてくれたのだった。家内とも子育ての話などではずむ。

Nさんは、近々始まる、新聞社のある企画へデビューすることが告知された。重責と心配が交差していた。力まず素直な気持ちでと励ました。
(写真は思いがけない結婚記念日のお祝い)
コメント (4)
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