日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

仮想水

2007年06月23日 | 生活・ニュース


期待したが予報ほどは降らなかった雨。錦川の水量は減る一方だ。来月から鵜飼も始まるが、どんな様子になるのか。沖縄地方の梅雨は、遅く入って早くあけた、と報道されている。このままだと、水不足が本当に心配だ。

各地のダムは、春からの雨が少なく、すでに節水対策の始まった地域もある。日本は降水量は世界2位、しかし人口当たりのそれは4分の1という。水豊かな国、この言葉を返上するときがくるかも。

自給率4割の日本の食糧事情。6割は輸入。その「農畜産物などの生産に必要な水の量は400億立方㍍以上。こうした水は仮想水といい、全国で使う生活水と工業用水の量をはるかにしのぐ」とする報道があった。この仮想水量は黒4ダム貯水量の200倍になる。日本は仮想水として形を変えた水の輸入国に変わっている。。

外出先で目にしたのは、水の心配をしなくていい緑一面の田植えされた水田。すでに株数も増えており、成長が目に見える。農家の方のご苦労が感じられた。おたまじゃくしも季節を喜んでいた。害虫はまだ付かないのか、ツバメは見えなかった。
敷き詰められた緑の絨毯状の稲田の側へ立つと、なんとなく気持ち豊かになった感じだった。

梅雨明けまでには、各地のダムが水1杯になって欲しいものだ。
(写真は気持ちもやわらぐ水田の緑)

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